保津峡ツツジ見ごろ2024(5月下旬~6月上旬頃)
保津峡ツツジ見ごろ(見頃)
保津峡ツツジ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。保津峡では険しい岩場にイワツツジが分布し、美しく淡紅色の花を咲かせます。保津峡では年間を通して保津川下りが行われ、その舟上からもイワツツジを眺めることができます。ちなみに俳人・正岡子規も保津川下りをした際、「下り船、岩に松あり 躑躅あり」と詠みました。(詳細下記参照)
【保津峡ツツジ見ごろ(例年時期)】
保津峡のイワツツジ見ごろは例年5月下旬頃から6月上旬頃です。なおツツジの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都ツツジ・サツキ名所・見ごろ
【保津峡ツツジ見ごろ(保津川下り・丹波亀岡) アクセス・マップ】
場所・・・京都府亀岡市・京都市右京区
最寄り駅・バス停・・・亀岡駅(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR山陰線
路線・時刻表・運賃チェック
【保津峡 ツツジ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
保津峡はイワツツジ(岩躑躅)の名所です。保津峡のイワツツジ見ごろは例年5月下旬頃から6月上旬頃です。
保津峡では険しい岩場にイワツツジが分布し、美しく淡紅色の花を咲かせます。保津峡では年間を通して保津川下りが行われ、その舟上からもイワツツジを眺めることができます。ちなみに俳人・正岡子規(まさおかしき)も保津川下りをした際、「下り船、岩に松あり 躑躅あり」と詠みました。イワツツジは国の天然記念物に指定されています。なお保津峡では台風や増水、そして鹿による食害によってイワツツジが減少し、45年ほど前から亀岡山野草を守る会が毎年イワツツジの苗木を植え付けているそうです。
イワツツジ(岩躑躅)はツツジ科スノキ属の落葉低木です。イワツツジは北海道や本州中部・北部の高山に分布しています。ちなみに千島・樺太・カムチャツカ・アムール・ウスリーなどにも分布しています。イワツツジは草状で高さ5~10センチで、地下茎を長く伸ばし、所々に細い茎を立てて繁殖します。イワツツジは茎の先に葉が互生し、2~4枚集まって輪生状に見えます。葉は先が短く尖った長さ3~5センチの広卵形または広楕円形で、縁に細かい鋸歯(きょし)があります。イワツツジは枝先近くに白色で淡紅色を帯びた釣鐘形の小花を2~3個咲きます。花冠は長さ5~6ミリで、先が浅く5裂し、雄しべは10本あります。イワツツジは秋に直径1センチぐらいの球形で紅色の実を熟し、食べると甘ずっぱい味がします。
保津川下りは丹波亀岡から嵐山までの長さ約16キロの保津川(保津峡)を約2時間掛けて舟下りします。保津川下りではJR亀岡駅近くにある保津橋の乗船場から船に乗船し、烏帽子岩・鎧岩・かえる岩・びょうぶ岩・書物岩・かじか岩・蓮華岩・ライオン岩などの巨岩巨石や大高瀬・二股の瀬・殿の漁場・女渕・鵜飼の浜・竿の跡などの渓谷美を楽しめます。
亀岡山野草を守る会は岩つつじの保護・保全などを活動を行っています。亀岡山野草を守る会では毎年1,000本以上の苗木を育て、保津峡に補植を行っています。
保津川下り
【保津峡 歴史・簡単概要】
保津峡(きづがわはんのさくら)は亀岡盆地南東端から京都盆地西端の嵐山までの約16キロに渡る保津川(桂川)に形成された渓谷です。ちなみに保津川は桂川(かつらがわ)の内、亀岡市保津町請田から京都市嵐山までのことを言い、上流から上桂川・桂川・大堰川(おおいがわ)・保津川と名前を変えて流れ、嵐山以降は桂川になり、鴨川(かもがわ)・木津川(きづがわ)・宇治川(うじがわ)と合流して淀川(よどがわ)となって大阪湾に注ぎます。ちなみに保津川は慶長年間(1596年~1615年)に嵯峨の土倉業・角倉了以(すみのくらりょうい)が保津峡を改修したことから丹波から京都・大阪への物資輸送路になりました。保津峡は保津川が愛宕山南麓の狭隘な山間部を長年に渡って浸食し、両側の河岸に切り立ったV字型の渓谷を形成し、烏帽子岩・鎧岩・かえる岩・書物岩・ライオン岩などと言われる奇石・怪石が連なっています。なお保津峡は京都府立保津峡自然公園に指定されています。また保津峡は京都の自然200選(地形・地質部門)にも選ばれています。
*参考・・・保津峡・保津川(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【保津峡ツツジ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
保津峡(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報