宝鏡寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
宝鏡寺
宝鏡寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。宝鏡寺は尼門跡寺院だったこともあり、皇室から贈られた人形や一般から供養の為に納められる人形を春・秋の人形展で一般公開しています。なお境内には人形の供養と京人形の振興を目的とした人形塚が建てられています。
【宝鏡寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区寺之内通堀川東入百々町547
最寄り駅・バス停・・・堀川寺ノ内(徒歩約1分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝鏡寺は9系統(B1乗り場)
*四条河原町からは12系統
*四条烏丸からは12系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は鞍馬口駅(徒歩約10分)
【宝鏡寺 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
春・秋の人形展・・・10:00~16:00 受付15:30終了
3/1~4/3(3/1のみ12時から)、11/1~11/30(要確認)
【宝鏡寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人600円、小人300円
団体割引あり
【宝鏡寺 歴史・簡単概要】
宝鏡寺(ほうきょうじ)・人形寺・百々御所(どどのごしょ)は南北朝時代の応安年間(1368年~1374年)に北朝初代・光厳天皇の皇女で、景愛寺(けいあいじ)第6世・華林宮惠厳(かりんのみやえごん)が伊勢二見浦で網に掛かった聖観世音菩薩を景愛寺(けいあいじ)の支院・建福尼寺に安置し、北朝第4代・後光厳天皇から宝鏡寺の名称を賜ったのが起源と言われています。宝鏡寺の名称は聖観世音菩薩の膝の上に小さな円鏡(宝鏡)を持っていることに由来します。ちなみに景愛寺は弘安年間(1278年~1287年)に無外如大禅尼(むがいにょだいぜんに)が開山し、南北朝時代以降は禅宗尼寺五山の第1位に列せられていたが、応仁の乱の兵火や足利氏の衰退によって消失し、宝鏡寺が景愛寺の法灯は受け継いでいます。 その後1644年(寛永21年)に第108代・後水尾天皇の皇女で、宝鏡寺第20世・仙寺院宮久厳理昌禅尼(せんじゅいんのみやくごんりしょうぜんに)の入寺以来、 紫衣を勅許されて尼門跡寺院になりました。1788年(天明8年)の天明の大火によって焼失したが、その後再建されました。
宝鏡寺は臨済宗系の単立寺院です。
*参考・・・宝鏡寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【宝鏡寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
宝鏡寺の見どころは春・秋の人形展です。また御所から移築されたと言われている阿弥陀堂も見どころです。なお宝鏡寺は紅葉の名所で見どころです。
【宝鏡寺 行事・イベント(要確認)】
●ひなまつりは例年3月1日に行われています。ひなまつりは毎年春に行われる春の人形展の初日に行われています。ひなまつりでは島原太夫の舞などオープニングイベントが行われます。
宝鏡寺ひなまつり
●人形展は例年3月1日から4月3日・11月1日から30日まで行われています。人形展では第121代・孝明天皇ご遺愛の御所人形など皇室から贈られた人形や皇女・和宮ゆかりのご遺愛品、そして一般から供養の為に納められる人形などが一般公開されます。
宝鏡寺人形展
●人形供養祭は例年10月14日に行われています。人形供養祭では当日持ち込まれた人形を並べ、1年に1度の総供養の日として盛大に行われます。参拝者も焼香することができるそうです。
宝鏡寺人形供養祭
【宝鏡寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。「一木百樹」とも言われるイロハモミジなどが植えられ、紅葉と鶴亀庭(鶴亀の庭)・人形塚などの光景が美しいと言われています。
宝鏡寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【宝鏡寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-451-3527
【宝鏡寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【宝鏡寺 おすすめ散策ルート】
宝鏡寺からのおすすめ散策ルートは妙顕寺・相国寺を経由し、京都御苑に向かうルートです。15分ほど散策すれば、京都御苑に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお宝鏡寺周辺には妙顕寺だけでなく、妙蓮寺・報恩寺・妙覚寺、そして茶道資料館・裏千家今日庵・表千家不審庵もあり、それらを散策してから京都御苑に向かってもいいかもしれません。