新熊野神社(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

新熊野神社
新熊野神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。新熊野神社は熊野からの土砂材木を運んで社殿を築き、神域には那智の浜の青白の小石を敷き、霊地・熊野を再現したそうです。なお新熊野神社では1374年(応安7年)観阿弥・世阿弥が足利義満の前で「猿楽」を演能しました。
【新熊野神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町42
最寄り駅・バス停・・・今熊野(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から新熊野神社は208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約15分)、東福寺駅(徒歩約15分)
【新熊野神社 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休
【新熊野神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【新熊野神社 歴史・簡単概要】
新熊野神社(いまくまのじんじゃ)は平安時代(794年~1185年)後期の1160年(永暦元年)に34回も熊野詣(くまのもうで)を行った後白河上皇(第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう))が院の御所である離宮・法住寺殿(ほうじゅうじどの)を造営した際、平清盛(たいらのきよもり)・平重盛(たいらのしげもり)父子に命じ、紀州(和歌山)・熊野三山の熊野権現(くまのごんげん)を鎮守社として勧請したのが起源と言われています。新熊野神社は熊野の新宮・別宮として創建されました。新熊野神社は熊野の土砂・材木などを使って、社域が造成され、社殿が建立され、那智(なち)の浜の小石が撒かれ、熊野が再現されたと言われています。後白河上皇は大樟(おおくす)を熊野から移植し、お手植したと言われています。創建以来、京の熊野信仰の中心地として栄えたと言われています。南北朝時代(1337年~1392年)の1375年(文中4年・永和元年)にこの地で観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)父子が室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)の前で猿楽能を舞ったことから「能楽発祥の地」とされています。室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)で荒廃し、一時廃絶に近い状態になったと言われています。江戸時代(1603年~1868年)初期に第108代・後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の中宮・東福門院(とうふくもんいん・徳川和子(とくがわまさこ))が再建し、1663年(寛文13年)に後水尾上皇の皇子・聖護院宮道寛親王が現在の本殿を再建しました。なお新熊野神社は熊野牟須美命(いざなみのみこと)を主祭神として祀っています。
*参考・・・新熊野神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【新熊野神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
新熊野神社の見どころは境内の大樟です。大樟は熊野から移植され、後白河上皇お手植と言われています。
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【新熊野神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-4892
【新熊野神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
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【新熊野神社 おすすめ散策ルート】
新熊野神社からのおすすめ散策ルートは泉涌寺を経由し、京都・東福寺に向かうルートです。20分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら東福寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお泉涌寺周辺には新善光寺・来迎院・善能院・雲龍院、東福寺周辺には龍吟庵・芬陀院(雪舟寺)・一華院・大機院などもあり、それらを散策するのもいいかもしれません。