今宮神社の見どころ解説-修学旅行・観光の簡単まとめ

今宮神社(Imamiya Shrine)

今宮神社の国宝・重要文化財などの見どころ解説

今宮神社の見どころを簡単にまとめて解説します。見どころには大己貴命・事代主命・奇稲田姫命を祀る本殿(登録有形文化財)、神占石とも言われる奇石・阿呆賢、一和・かざり屋で味わえるあぶり餅などがあります。また桂昌院の碑・お玉の井・線刻四面石仏なども見逃せません。

【祭神を祀る本殿(登録有形文化財)の見どころ解説】

★本殿は修学旅行・観光で絶対に見る価値があります。本殿は中御座に大己貴命(おおなむちのみこと)、東御座に事代主命(ことしろぬしのみこと)、西御座に奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)を祀っています。
★本殿の歴史は1902年(明治35年)に再建されました。ちなみに本殿は1694年(元禄7年)に江戸幕府5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)の生母・桂昌院(けいしょういん)が建立したとも、1795年(寛政7年)に建立されたとも言われているが、1896年(明治29年)に焼失しました。
★本殿の建築様式は建築面積約44平方メートルの木造平屋建てで、屋根が銅板葺(どうばんぶき)です。
★桂昌院(お玉)は西陣の八百屋の娘から江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)の側室になり、江戸幕府5代将軍となる徳川綱吉を生んだことから「玉の輿(たまのこし)」の由来になったと言われています。桂昌院は今宮神社を篤く崇敬し、荒れていた社殿を建立したり、途絶えていたやすらい祭を復活させたりしたことから今宮神社が玉の輿神社とも言われる由来になっています。

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【桂昌院が再建した拝殿(登録有形文化財)の見どころ解説】

★拝殿には上部に西陣織(にしじんおり)で作られた三十六歌仙が掲げられています。拝殿には5月の今宮祭の際に渡御する神輿3基が神輿庫から出されて安置されます。
★拝殿の歴史は1694年(元禄7年)に桂昌院が再建し、1846年(弘化3年)に改修されました。
★拝殿の建築様式は建築面積約52平方メートルの木造平屋建てで、屋根が銅板葺です。

【幣殿・拝所・廻廊(登録有形文化財)の見どころ解説】

★幣殿・拝所・廻廊では幣殿が本殿前に建立され、その前面に向唐破風造(むこうからはふづくり)の拝所があり、その左右に廻廊が伸びています。幣殿は柱を絵様虹梁で繋ぎ、拝所の妻壁には透彫の雲紋などがあります。
★幣殿・拝所・廻廊の歴史は1902年(明治35年)に再建されました。
★幣殿・拝所・廻廊は建築面積約65平方メートルの木造平屋建てで、銅板葺です。

【渡廊で本殿と繋がる神楽殿(登録有形文化財)の見どころ解説】

★神楽殿は本殿東側にあり、渡廊で本殿と繋がっています。神楽殿は開放的で、柱上に舟肘木を置き、南室に格天井(ごうてんじょう)を張っています。
★神楽殿の歴史は1839年(天保10年)に再建され、明治時代(1868年~1912年)に改修されました。
★神楽殿の建築様式は建築面積約53平方メートルの木造平屋建てで、屋根が銅板葺です。

【絵馬が掲げられている絵馬舎(登録有形文化財)の見どころ解説】

★絵馬舎には内外に多数の絵馬を掲げられています。
★絵馬舎の歴史は1800年(寛政12年)に建立されました。
★絵馬舎は建築面積約113平方メートルの木造平屋建てで、瓦葺(かわらぶき)です。

【今宮神社の正門である楼門(登録有形文化財)の見どころ解説】

★楼門は見逃せません。楼門は境内南側にある正門で、修学旅行生や観光客などの出入口です。楼門は朱塗り(しゅぬり)の重層門で、扁額(へんがく)「今宮大明神」が掲げられています。
★楼門の歴史は1926年(大正15年)に建立されました。
★楼門の建築様式は建築面積約47平方メートルの木造2階建てで、屋根が銅板葺です。

【お玉の井と言われる手水舎(登録有形文化財)の見どころ解説】

★手水舎は楼門の北東に位置し、北向きになっています。手水舎はお玉の井と言われています。手水舎は角柱を貫で固め、四方に格子を立てています。お玉の井の手水盤は京都西町奉行・小出淡路守守里が寄進したと言われています。
★手水舎の歴史は1694年(元禄7年)に桂昌院が再建しました。
★手水舎の建築様式は面積約5.9平方メートルの木造で、屋根が瓦葺です。

【神占石とも言われる奇石・阿呆賢の見どころ解説】

★奇石・阿呆賢(あほかし)は本殿に次ぎ、修学旅行・観光で見る価値があります。奇石・阿呆賢は心を込めて病気の回復を祈り、石を軽く手で撫でた後に体の悪い部分を摩ると早く回復するとも言われています。また阿呆賢は重軽石(おもかるいし)とも言われています。軽く手の平で三度打って持ち上げ、次に願い事をしてから手の平で三度撫でてから持ち上げます。阿呆賢が軽くなったと感じると願い事が成就すると言われています。
★阿呆賢は古くから神占石(かみうらいし)・今宮の奇妙とも言われています。

【レリーフか埋め込まれた桂昌院の碑の見どころ解説】

★桂昌院の碑には上段に桂昌院のレリーフか埋め込まれ、下段に歴史・功績が記されています。
★桂昌院の碑は2012年(平成24年)に建立されました。

【疫社・月読社・地主稲荷社などの摂社・末社の見どころ解説】

★今宮神社には疫社・月読社(つきよみしゃ)・地主稲荷社(じしゅいなりしゃ)・宗像社(むなかたしゃ)・織姫社(おりひめしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・織田稲荷社(おだいなりしゃ)・日吉社(ひよししゃ)・大将軍社(だいしょうぐんしゃ)・若宮社(わかみやしゃ)などの摂社・末社(摂末社)があります。また大国社・蛭子社・八幡社・熱田社・住吉社・香取社・鏡作社・諏訪社を一棟に祀った八社もあります。
★疫社は素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀っています。
★月読社(登録有形文化財)は伊勢神宮の別宮・月読宮(つきよみのみや)の祭神である月読命(つきよみのみこと)を祀っています。
★地主稲荷社(登録有形文化財)は天孫降臨(てんそんこうりん)に関わった神である倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)・猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀っています。なお地主稲荷社は守護する地主神として祀られたそうです。
★宗像社(登録有形文化財)は素戔嗚尊の十握剣(とつかのつるぎ)から生まれられた宗像三女神である田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀っています。
★織姫社は栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)を祀っています。織姫社は西陣の機業家が勧請したと言われています。
★稲荷社は伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の祭神である宇迦御魂命(うがのみたまのみこと)を祀っています。
★織田稲荷社は織田信長(おだのぶなが)を祀っています。
★日吉社(登録有形文化財)は近江(滋賀)・日吉大社(ひえたいしゃ)の祭神である大山咋神(おおやまくいのかみ)・大物主神(おおものぬしのかみ)を祀っています。
★大将軍社(登録有形文化財)は素戔嗚尊と同一神とされる牛頭天王(ごずてんのう)と素戔嗚尊の五男三女である八大王子(はちだいおうじ)を祀っています。大将軍社は大将軍八神社とも言われています。なお大将軍社はかつて大徳寺門前に祀られていたが、境内に移されたそうです。
★若宮社(登録有形文化財)は天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)・高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)を祀っています。

【旧多宝塔の本尊である線刻四面石仏の見どころ解説】

★線刻四面石仏(重要文化財)は旧多宝塔の本尊と言われています。線刻四面石仏には薬師(やくし)・弥勒(みろく)・弥陀(みだ)・釈迦(しゃか)が線刻されています。なお線刻四面石仏は現在、京都国立博物館に寄託されています。
★線刻四面石仏には鎌倉時代(1185年~1333年)前期の「天治二年(1125年)」の刻銘があり、在銘線刻石仏の中では最古のものとも言われています。

【京都の三大奇祭に数えられるやすらい祭の見どころ解説】

★やすらい祭(夜須礼祭)は京都の三大奇祭に数えられています。やすらい祭は例年4月の第2日曜日に行われています。やすらい祭は春に花とともに流行する疫神を鎮める為、桜の花が散る頃に行われます。疫神は花の精に煽られていたずらをして回ることからやすらい踊りにより、疫神を花傘に惹き寄せ、疫社で疫病退散を祈願します。 やすらい祭では花傘に入ると1年間健やかに過ごせると言われています。
★すらい祭は御霊会(ごりょうえ)を起源とする祭礼と言われています。
★やすらい祭は由岐神社(ゆきじんじゃ)の鞍馬の火祭・大酒神社(広隆寺)の牛祭とともに京都の三大奇祭に数えられています。なおやすらい祭(やすらい花)は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

【一和・かざり屋で味わえるあぶり餅の見どころ解説】

★あぶり餅は修学旅行・観光で見る価値があります。あぶり餅は今宮神社の門前名物で、東門の参道で商う北側の一和(一文字屋和助(いちもんじやわすけ))と南側のかざり屋が味わうことができます。あぶり餅はきな粉をまぶした親指大の餅を斎竹(いみたけ)を裂いた竹串に刺し、炭火で炙って白味噌のタレをぬったものです。あぶり餅は玉のよう餅を食べることから桂昌院(お玉)のご利益(玉の輿)にあやかれるとも言われています。
★一和(一文字屋和助)の歴史は1,000年以上、かざり屋は600年以上の歴史を持っていると言われています。なお一和は京都最古の茶店とも言われ、店内には井桁を組まない洛中最古とも言われる井戸があります。

【今宮神社の見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・今宮神社(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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