承天閣美術館伊藤若冲展(日程・時間・・・)

承天閣美術館伊藤若冲展

承天閣美術館伊藤若冲展では宮内庁三の丸尚蔵館(さんのまるしょうぞうかん)が所蔵し、若冲の代表作のひとつとも言われる動植綵絵(どうしょくさいえ)30幅のコロタイプ印刷によるレプリカ(複製品)が展示されます。動植綵絵は伊藤若冲が1757年(宝暦7年)頃から1766年(明和3年)頃に描いたと言われています。(詳細下記参照)

【承天閣美術館伊藤若冲展2016 日程時間(要確認)】
承天閣美術館伊藤若冲展2016は2016年7月1日(金曜日)~12月4日(日曜日)10:00~17:00まで行われます。なお受付16:30終了です。

【承天閣美術館伊藤若冲展 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区今出川通烏丸東入上ル相国寺門前町701
最寄り駅・バス停・・・今出川駅(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から承天閣美術館は地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【承天閣美術館伊藤若冲展 歴史・簡単概要】
承天閣美術館生誕300年記念・伊藤若冲展では宮内庁三の丸尚蔵館(さんのまるしょうぞうかん)が所蔵し、若冲の代表作のひとつとも言われる動植綵絵(どうしょくさいえ)30幅のコロタイプ印刷によるレプリカ(複製品)が展示されます。動植綵絵は伊藤若冲が1757年(宝暦7年)頃から1766年(明和3年)頃に描いたと言われています。ちなみに例年6月17日に厳修される相国寺・観音懺法会(かんのんせんぽうえ)では動植綵絵が掛けられていたそうです。なお動植綵絵はかつて相国寺が所有していたが、1889年(明治22年)に若冲の寄進状などとともに第122代・明治天皇に献納され、現在は宮内庁が管理しています。
伊藤若冲は長沢芦雪(ながさわろせつ)とともに「奇想派」・「奇想の絵師」と言われました。伊藤若冲は1716年(享保元年)に京都錦小路の青物問屋・桝源(ますげん)の長男に生まれ、1738年(元文3年)の父親没後に4代目当主になったが、1755年(宝暦5年)に家督を弟・白歳(宗巌)に譲り、40歳から絵師としての活動を本格的に始めます。1758年(宝暦8年)頃から動植綵絵を描き始め、翌1759年(宝暦9年)に金閣寺大書院の障壁画を制作しました。1791年(寛政3年)頃から石峰寺の門前に草庵・斗米庵を結んで義妹(末弟・宗寂の妻)・心寂(真寂尼)と住み、1800年(寛政12年)に亡くなりました。なお若冲の号は禅の師である相国寺の禅僧・大典顕常(だいてんけんじょう)から与えられたとも言われています。
動植綵絵30幅は芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)・梅花小禽図(ばいかしょうきんず)・雪中鴛鴦図(せっちゅうえんおうず)・秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)・向日葵雄鶏図(ひまわりゆうけいず)・紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)・大鶏雌雄図(たいけいしゆうず)・梅花皓月図(ばいかこうげつず)・老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)・芙蓉双鶏図(ふようそうけいず)・老松白鶏図(ろうしょうはっけいず)・老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)・芦鵞図(ろがず)・南天雄鶏図(なんてんゆうけいず)・梅花群鶴図(ばいかぐんかくず)・棕櫚雄鶏図(しゅろゆうけいず)・蓮池遊魚図(れんちゆうぎょず)・桃花小禽図(とうかしょうきんず)・雪中錦鶏図(せっちゅうきんけいず)・群鶏図(ぐんけいず)・薔薇小禽図(ばらしょうきんず)・牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)・池辺群虫図(ちへんぐんちゅうず)・貝甲図(ばいこうず)・老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)・芦雁図(ろがんず)・群魚図蛸(ぐんぎょずたこ)・群魚図鯛(ぐんぎょずたい)・菊花流水図(きくかりゅうすいず)・紅葉小禽図(こうよう しょうきんず)です。

【承天閣美術館 歴史・簡単概要】
承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)は臨済宗相国寺派の大本山・相国寺(しょうこくじ)境内に建設された美術館です。承天閣美術館は相国寺創建600年記念事業の一環として1984年(昭和59年)4月に開館しました。ちなみに相国寺は1382年(永徳2年)に室町幕府3代将軍・足利義満が室町第(むろまちだい)・花の御所の東に一大禅宗伽藍を建立することを発願したのが起源で、1392年(元中9年)に伽藍が完成したが、1394年(応永元年)に史上最も高かったと言われる七重大塔(100メートル以上)を含めて焼失しました。承天閣美術館は開基足利義満600年忌の記念事業として増改築し、2007年(平成19年)5月にリニューアルオープンしました。展示室は従来の2倍以上の面積になったそうです。なお承天閣美術館の名称は相国寺の正式名称である万年山相国承天禅寺(まんねんざんしょうこくじょうてんぜんじ・萬年山相國承天禅寺)に由来しています。
*参考・・・承天閣美術館(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ承天閣美術館(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

【承天閣美術館伊藤若冲展 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
承天閣美術館(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る