時代祭2025日程(時代行列進発・神幸祭・行在所祭・・・)
時代祭2025日程
時代祭2025日程を紹介しています。時代祭・時代行列進発は10月22日に行われます。時代行列進発では明治維新時代・江戸時代・安土桃山時代・室町時代・吉野時代・鎌倉時代・藤原時代・延暦時代の順に京都御所(京都御苑)から平安神宮まで巡行します。なお時代祭は10月15日の参役宣状祭から10月23日の後日祭まで行われます。
【時代祭2025 日程時間(要確認)】
時代祭2025・時代行列進発は2025年(令和7年)10月22日(水曜日)12:00から京都御所・建礼門前を出発します。ただ悪天候の場合には翌23日に順延されます。
時代祭2025(時代行列日程・ルートマップ・・・)
【時代祭 基礎知識】
時代祭は1895年(明治28年)平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を盛大に奉祝する行事が起源です。時代祭のハイライトである時代行列は東京遷都以前の京都の歴史と文化を一目で理解できるようにと提案されたのが始まりです。その時代行列は広く市民によって組織された「平安講社(全10社)」によって運営され、当初は6列、約500名規模だったが、その後1921年(大正10年)に8行列、更に1932年(昭和7年)に10行列になり、現在は8つの時代を20列、約2000名規模になっています。その為時代行列の長さは約2キロにもなるそうです。なお時代祭の衣裳・調度・祭具は時代考証の上、古都京都が1,000年の歴史で培ってきた伝統工芸技術の粋を集めて復元されています。
【10月15日13:30~ 宣状祭(せんじょうさい)】
宣状祭では行列の参役に選ばれた平安講社員(京都市民)が神前に無事執行を祈願します。宣状祭後には参役の任命書である宣状が平安講社員一人一人に授与されます。
時代祭宣状祭
【10月20日9:00~ 鳳輦・祭具の倉出し(ほうれん・さいぐのくらだし)】
鳳輦・祭具の倉出しでは平安神宮の祭神である第50代天皇・桓武天皇(かんむてんのう)、第121代天皇・孝明天皇(こうめいてんのう)が乗る2基の鳳輦・祭具などを倉から出します。
【10月21日10:00~ 前日祭(ぜんじつさい)】
前日祭では無事執行を祈り、献花(けんか)などが行われます。
【10月22日7:00~ 時代祭(じだいまつり)】
時代祭では総長・奉行が参列し、総長が平安講社を代表して祭文(さいもん)を奏上します。
【10月22日8:00~ 神幸祭(しんこうさい)】
神幸祭では平安神宮の祭神である第50代天皇・桓武天皇、第121代天皇・孝明天皇の御霊代を2基の鳳輦に移し、9:00に神幸列が平安神宮を出発して行在所に向かい、10:00頃に京都御所建礼門前に到着します。
●第50代天皇・桓武天皇は794年(延暦13年)に平安京遷都を行いました。
●第121代天皇・孝明天皇は幕末に妹・和宮を将軍・家茂に嫁がせるなど公武合体の立場でした。
【10月22日10:30~ 行在所祭(あんざいしょさい)】
行在所祭では平安神宮の崇敬者・市民代表が参列し、神饌講社(京都料理組合)が神饌を献じ、白川女が献花します。
【10月22日12:00~ 行列進発(ぎょうれつしんぱつ)】最大のハイライト
行列進発では明治維新時代(維新勤王隊列・維新志士列)・江戸時代(徳川城使洛列・江戸時代婦人列)・安土桃山時代(豊公参朝列・織田公上洛列)・室町時代(室町幕府執政列・室町洛中風俗列)・吉野時代(楠公上洛列・中世婦人列)・鎌倉時代(城南流鏑馬列)・藤原時代(藤原公卿参朝列・平安時代婦人列)・延暦時代(延暦武官行進列・延暦文官参朝列)の順に時代をさかのぼって出発し、最後に神饌講社列・前列・神行列・白川女献花列・弓箭組列が京都御所を出発し、平安神宮に向かいます。行列進発は時代祭の見どころです。
時代祭見どころ
【10月22日16:00~ 大極殿祭並還幸祭(だいごくでんさいならびにかんこうさい)】
大極殿祭並還幸祭では時代行列が平安神宮に到着後、鳳輦を大極殿に奉安して、延暦文官参朝列の三位(さんみ)が祭文を奏上します。その後第50代天皇・桓武天皇、第121代天皇・孝明天皇の御霊代を鳳輦から本殿に移します。
【10月23日10:00~ 後日祭(ごじつさい)】
後日祭では無事終了を奉告(ほうこく)します。その後祭具などを倉に片付けます。
【時代祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
平安神宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報