成就院(アクセス・見どころ・・・)清水寺

成就院
成就院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。成就院の庭園「月の庭」は妙満寺・成就院の「雪の庭」と廃寺になった成就院の「花の庭」と合わせて、成就院の「雪月花の洛中三名園」と言われていました。なお「月の庭」は北向きの為、池に映る月を観賞していたそうです。
【成就院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区清水1-294
最寄り駅・バス停・・・清水道(徒歩約10分)、五条坂(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から成就院は100系統(D1乗り場)清・五、206系統(D2乗り場)清・五
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは207系統清・五
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統清・五
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約22分)・祇園四条駅(徒歩約25分)
【成就院 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
【成就院 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
【成就院 歴史・簡単概要】
成就院(じょうじゅいん)は室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、1469年(文明元年)に本堂(清水の舞台)など伽藍の多くが焼失した清水寺(きよみずでら)を再興した清水寺本願職・願阿上人(がんあしょうにん・願阿弥(がんあみ))の住房・本願院(ほんがんいん)が起源です。その後本願院は成就院と名付けられ、清水寺の塔頭(たちゅう)になりました。成就院は清水寺を運営した「三職(宝性院・慈心院・成就院)六坊(義乗院・延命院・真乗院・智文院・光乗院・円養院)」に数えられ、本願職として伽藍の整備や財政の維持管理などを担当しました。戦国時代(1493年~1590年)に相阿弥(そうあみ)が庭園「月の庭」を作庭したと言われています。1510年(永正7年)に第104代・後柏原天皇(ごかしわばらてんのう)の勅願寺(ちょくがんじ)になったと言われています。江戸時代(1603年~1868年)前期に小堀遠州(こぼりえんしゅう)または松永貞徳(まつながていと)が庭園「月の庭」を補修したとも言われています。1629年(寛永6年)に成就院からの出火により、清水寺の本堂など伽藍の多くが焼失し、1639年(寛永16年)に第108代・後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の中宮・東福門院(とうふくもんいん・徳川和子(とくがわまさこ))の寄進により、成就院の現在の建物が再建されました。幕末に第24代住職・月照(げっしょう)とその弟で、第25代住職・信海(しんかい)が近衛忠熙(このえただひろ)・西郷隆盛(さいごうたかもり)ら勤王攘夷派の志士と連絡を取って密議を重ねました。なお成就院は本尊・十一面千手観音(じゅういちめんせんじゅかんおん)を安置しています。
成就院は北法相宗本山・清水寺の塔頭です。
*参考・・・成就院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【成就院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
清水寺の見どころは庭園「月の庭」です。「月の庭」は成就院「雪月花の洛中三名園」のひとつです。
清水寺見どころ(清水の舞台・三重塔など)
【成就院 行事・イベント(要確認)】
●庭園特別公開は毎年春・秋の2回行われています。春は昼間、秋は昼間に加えて夜間も行われ、ライトアップされます。なお成就院の月の庭は袖手水鉢・烏帽子石・蜻蛉灯籠・手毬灯籠・侘助椿・五葉松が配置された借景式庭園・池泉観賞式庭園です。
成就院庭園特別公開
【成就院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●池泉観賞式庭園・月の庭に関白・豊臣秀吉手植えとも言われる樹齢約400年の侘助椿が植えられています。侘助椿は豊臣秀吉が唐入りを目指した文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際、加藤清正が朝鮮から日本へ持ち帰って豊臣秀吉に献上したとも言われています。
成就院椿見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【成就院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-5783
【成就院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
清水寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
【成就院 おすすめ散策ルート】
成就院からのおすすめ散策ルートは清水寺・産寧坂(三年坂)・二寧坂(二年坂)・ねねの道(ねねの小径)を経由し、八坂神社に向かうルートです。30分ほど散策すれば、八坂神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なおルートの周辺には八坂の塔(法観寺)・坂本龍馬の墓(京都霊山護国神社)・高台寺があり、それらを散策しながら八坂神社に向かうのもいいかもしれません。