上賀茂神社玉橋・片岡橋・上賀茂神社見どころ

上賀茂玉橋・片岡橋

●上賀茂神社玉橋・片岡橋は重要文化財に指定されています。
上賀茂神社玉橋・片岡橋は上賀茂神社の境内を流れる御物忌川(おものいがわ)に架けれれています。玉橋・片岡橋は隣接して架けられ、片岡橋が上流、玉橋が下流側にあります。
御物忌川は蟻ケ池(ありがいけ)などを源とし、北東から上賀茂神社境内を流れ込み、楼門近くで御手洗川(みたらしがわ)と合流し、ならの小川(楢の小川)に名前を変え、境内を出ると明神川(みょうじんがわ)に名前を変え、琵琶湖疎水(びわこそすい)分線に合流しています。ちなみに御手洗川は賀茂川(かもがわ)に設けられた明神井堰(みょうじんいせき)から取水され、北西から上賀茂神社境内に流れ込んでいます。なお御物忌川では祭器を洗い清めたと言われています。
●上賀茂神社玉橋は本殿(国宝)・権殿(国宝)に通じる楼門(重要文化財)前に架けられています。玉橋は朱塗りの高欄(こうらん・欄干(らんかん))付きの美しい反り橋です。玉橋は普段はしめ縄が張られ、一般の観光客などが通れないようになっています。玉橋は神職が神事の際にのみ使われています。
楼門は江戸時代前期の1628年(寛永5年)に造営されました。2016年(平成28年)から檜皮葺の葺き替えと塗装の塗り直し工事が行われ、2017年(平成29年)秋に工事が完了しました。楼門は社殿の中で唯一塗装され、赤(朱色)には魔よけの意味があると言われています。
●上賀茂神社片岡橋は上賀茂神社境内に祀られている摂社・末社24社の中で第1摂社と定められた片岡社(片山御子神社(かたやまみこじんじゃ))近くに架けられています。片岡橋は1868年(明治元年)に架けられたとも、1926年(昭和元年)に架けられたとも言われています。片岡橋は桁行一間・梁間一間の木造廊橋で、唐破風造(からはふづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
片岡社は平安時代中期の「延喜式神名帳(927年(延長5年))」に「片山御子神社 大 月次 相嘗 新嘗」と記されて式内社(大)に列せられ、平安時代中期には既に祀られていたとも言われています。安土桃山時代の1591年(天正19年)6月11日に最高位である神階・正一位を授けられました。なお片岡社は上賀茂神社の祭神・賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)の母神・賀茂玉依姫命(かもたまよりひめのみこと)を祀り、縁結び・恋愛成就・家内安全・子授け・安産などのご利益があるとも言われています。
唐破風は弓形のように中央部を丸みをつけ、両端が反りかえった曲線状に造形した破風です。軒唐破風は屋根本体の軒先を丸みを帯びた造形した破風です。向唐破風は屋根本体とは別に出窓のように造形した破風です。なお破風は切妻造(きりづまづくり)・入母屋造(いりもやづくり)の屋根の妻の三角形の部分です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
上賀茂神社見どころ

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