祇園祭函谷鉾の名宝(日程時間・・・)

函谷鉾

祇園祭函谷鉾の名宝

祇園祭函谷鉾の名宝(日程・時間・・・)を紹介しています。函谷鉾の名宝は前期展示で重要文化財である前掛飾毛綴(「旧約聖書・イサクに水を供するリベカ」)・重要有形民俗文化財である稚児人形嘉多丸(かたまる)、後期展示で重要有形民俗文化財である複製前掛飾毛綴(「旧約聖書・イサクに水を供するリベカ」)が公開されます。(詳細下記参照)

【祇園祭函谷鉾の名宝2019 日程時間(要確認)】
祇園祭函谷鉾の名宝2019は2019年(令和元年)4月6日(土曜日)~6月16日(日曜日)10:00~19:30まで行われます。(入室19:00終了)ただ毎週月曜日(祝日の場合、翌日休館)は休館、また5月14日(火曜日)は展示替えの為に休室です。しかし4月29日(月曜日)・30日(火曜日)は開室します。
●前期展示・・・2019年4月6日(土曜日)~5月12日(日曜日)
●後期展示・・・2019年5月15日(水曜日)~6月16日(日曜日)

【祇園祭函谷鉾の名宝・京都府京都文化博物館 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区東片町623-1
最寄り駅・バス停・・・烏丸御池駅(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から京都府京都文化博物館は地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ

*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は烏丸駅(徒歩約7分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は三条駅(徒歩約15分)
*市バスの場合、最寄り駅は堺町御池(徒歩約2分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【祇園祭函谷鉾の名宝 歴史・簡単概要】
祇園祭函谷鉾の名宝(ぎおんまつりかんこほこのめいほう)ではくじ取らずで、7月17日の山鉾巡行(前祭)で先頭から5番目に巡行する函谷鉾の名宝が京都文化博物館・2階総合展示室で公開されます。ちなみに2019年(令和元年・平成31年)は函谷鉾が祇園祭で生稚児(いきちご)に代わる稚児人形嘉多丸(かたまる)を最初に山鉾に搭乗させた1839年(天保10年)から180年目に当たります。函谷鉾の名宝は前期展示で重要文化財である前掛飾毛綴(けつづれ)(「旧約聖書・イサクに水を供するリベカ」)・見送金剛界礼懺文軸装・胴掛玉取獅子図アラビア文字額中国近辺絨毯・胴掛中東連花葉文様インド絨毯・胴掛虎と梅樹図斜め格子額中国近辺絨毯・重要有形民俗文化財である稚児人形嘉多丸(仏師七条左京康朝作)などが一般公開されます。また後期展示で重要有形民俗文化財である複製前掛飾毛綴(「旧約聖書・イサクに水を供するリベカ」)・前掛中東連花葉文様ラホール絨毯・胴掛玉取親子獅子図朝鮮毛綴・胴掛蓬莱山四蝶図朝鮮毛綴・胴掛鳳凰と虎と鵲に牡丹の図朝鮮毛綴などが一般公開されます。
稚児人形嘉多丸は左大臣・一条忠香(いちじょうただか)の子で、第122代・明治天皇(めいじてんのう)の皇后・昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう・一条美子(いちじょうはるこ))の兄・一条実良(いちじょうさねよし)をモデルにしています。ちなみに実良は稚児として、函谷鉾に乗り込むことになっていたのが、実現しなかったそうです。
前掛飾毛綴(「旧約聖書・イサクに水を供するリベカ」)は16世紀にベルギーで織られたと言われています。前掛飾毛綴は縦約272.5センチ・横約220.0センチ(本図縦約256.0センチ・横約203.0センチです。本図は上下二段に分かれ、上図中央に一人の女性が年老いた武人に水甕を手渡す光景が描けれています。なお経糸は太めの羊毛糸、緯糸は黄・紺・黒・茶・赤・緑などの羊毛糸と白絹が使われています。
祇園祭は平安時代前期の869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【函谷鉾 歴史・簡単概要】
函谷鉾(かんこほこ)は中国の戦国時代(紀元前403~221年)に斉の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声により、函谷関(かんこくかん)を無事に脱出できたという史記・鶏鳴狗盗(けいめいくとう)に由来しています。孟嘗君は中国の戦国時代の四君の一人で、秦の昭襄王(しょうじょうおう)に指名されて宰相になったが、讒言(告げ口)によって追われ、函谷関に到着しました。函谷関は夜間は閉じられ、早朝鶏の鳴き声で開く規則になっていました。そこで物真似の名人である家来が鶏の鳴き声を真似てみると鶏がつられて鳴き出し、函谷関が開いて無事に脱出することができました。
函谷鉾は応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))以前に起源があります。その後1788年(天明8年)の天明の大火で焼失したが、50年後の1839年(天保10年)に再興されました。
*参考・・・函谷鉾(祇園祭山鉾前祭)ホームページ

【京都府京都文化博物館 歴史・簡単概要】
京都府京都文化博物館(きょうとぶんかはくぶつかん)はかつて建築家・辰野金吾らが設計した旧日本銀行京都支店(重要文化財)の建物でした。1968年(昭和43年)に財団法人古代学協会が運営する私立の平安博物館になり、京都府京都文化博物館が創設される際に古代学協会から京都府に寄贈されました。京都府京都文化博物館は1988年(昭和63年)10月1日に平安建都1,200年記念事業として、京都の歴史と文化を分かりやすく紹介する総合的な文化施設として開館しました。その後2011年(平成23年)に「ほんまもん」を体感できる博物館としてリニューアルしました。京都府京都文化博物館では京都ゆかりの優品を企画にあわせて紹介したり、フィルムシアターでは京都府所蔵の名作映画を上映したりしています。ちなみに京都府京都文化博物館の本館は1階が総合案内・ケットうりば・ミュージアムショップ・ろうじ店舗、2階が総合展示室、3階が総合展示室・フィルムシアター・やすらぎコーナー、4階 が特別展示室、5階・6階がミュージアムギャラリー(貸展示室)になっています。別館は1階がホール・店舗(ギャラリー・ショップ)、旧金庫棟がコーヒーショップになっています。なお京都府京都文化博物館は建物を京都府が建設し、公益財団法人京都文化財団が運営を行っています。
*参考・・・京都府京都文化博物館(アクセス・歴史・・・)

【祇園祭函谷鉾の名宝 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
函谷鉾(ちまき販売・場所・・・)

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