今熊野観音寺(アクセス・見どころ・・・)泉涌寺
今熊野観音寺
今熊野観音寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。今熊野観音寺は西国三十三ヶ所観音霊場の第15番札所、洛陽三十三所観音霊場の第19番札所、ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場の第1番札所、神仏霊場会の122番(京都42番)霊場として、人々から信仰を集め、「頭の観音さん」と言われています。
【今熊野観音寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区泉涌寺山内町32
最寄り駅・バス停・・・泉涌寺道(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から今熊野観音寺は208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)
【今熊野観音寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
【今熊野観音寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【今熊野観音寺 歴史・簡単概要】
今熊観音寺(いまくまのかんのんじ)・観音寺は807年(大同2年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海が熊野権現の霊示を受け、自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩像を刻んで草堂に安置したのが起源とも言われています。十一面観世音菩薩像には弘法大師・空海が熊野権現の化身である白髪の一老翁から授かった一寸八分の十一面観世音菩薩像が体内仏として納められているとも言われています。812年(弘仁3年)に弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇の勅旨により、官財を賜って諸堂を建立し、天長年間(824年~833年)に完成したとも言われています。その後左大臣・藤原緒嗣(ふじわらのおつぐ)の発願によって広大な寺地に伽藍が整備され、855年(斉衡2年)に父・緒嗣から引き継いだ藤原春津(ふじわらのはるつ)が完成させたとも言われています。永暦年間(1160年~1161年)に新熊野神社(いまくまのじんじゃ)が造営されるとその本地仏を祀る寺院とされました。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火などによって焼失したが、その後再建され、泉涌寺の塔頭になったとも言われています。
今熊野観音寺は真言宗泉涌寺派総本山・泉涌寺の塔頭です。
*参考・・・今熊野観音寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【今熊野観音寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
今熊野観音寺の見どころは梅・桜・紅葉です。特に今熊野観音寺は紅葉の名所の為、紅葉がおすすめです。
泉涌寺見どころ(仏殿・開山堂など)
【今熊野観音寺 行事・イベント(要確認)】
●お砂踏法要は例年9月21日~23日に行われています。弘法大師・空海ゆかりの四国八十八カ所の各霊場からお砂を取り寄せ、お砂踏道場に八十八カ所の霊場の本尊を祀ってお砂を敷き、それを踏みながら参拝することにより、四国の各霊場を巡拝したのと同じ功徳を積むことができます。
今熊野観音寺お砂踏法要
【今熊野観音寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にカエデなどが植えられ、紅葉と赤い鳥居橋・子護大師像・ぼけ封じ観音像などの光景が美しいと言われています。丹塗りの医聖堂からは境内を見渡すことができます。
今熊野観音寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【今熊野観音寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-5511
【今熊野観音寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
泉涌泉山七福神巡り
【今熊野観音寺 おすすめ散策ルート】
今熊野観音寺からのおすすめ散策ルートは泉涌寺を経由し、京都・東福寺に向かうルートです。10分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら東福寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお今熊野観音寺周辺には泉涌寺以外にも来迎院・善能院・新善光寺などもあり、東福寺周辺には龍吟庵・芬陀院(雪舟寺)・天得院・退耕院などもある為、それらを散策するのもいいかもしれません。