金札宮節分祭/2/(お火焚)

金札宮節分祭(日程・アクセス・概要)

金札宮節分祭(日程時間など)を紹介しています。節分祭は例年節分(立春の前日)の頃に行われています。追儺式では赤鬼・青鬼や福の神・右手に釣竿、左手に鯛を持って恵比寿さんなどが伏見の氏子地区を巡行し、邪気・災厄・病魔などを祓います。お火焚では願い事が書かれたご神木を焚き上げ、炎の力で天に届けます。(詳細下記参照)

【金札宮節分祭 日程時間(要確認)】

金札宮節分祭2018は2018年(平成30年)2月3日(土曜日)に行われます。
*参考・・・金札宮ホームページ
●京都の寺院・神社では節分・豆まきなどの行事が行われています。
京都節分・豆まき2026

【金札宮節分祭 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市伏見区鷹匠町8
最寄り駅・バス停・・・近鉄丹波橋駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは近鉄京都線

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は丹波橋駅(徒歩約8分)
路線・時刻表・運賃チェック

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【金札宮節分祭 歴史・簡単概要】

金札宮節分祭(せつぶんさい)は例年節分(立春の前日)の頃に行われています。
節分祭では追儺式(ついなしき)・お火焚(おひたき)などが行われます。
追儺式では赤鬼・青鬼や福の神・右手に釣竿、左手に鯛を持って恵比寿(えびす)さんなどが伏見の氏子地区(大手筋商店街・竜馬通り商店街など)を巡行し、邪気・災厄・病魔などを祓います。追儺式では大学生の有志や京都伏見の非公認キャラクター・底冷雪子さんが参加することがあります。なお追儺式では鬼の姿に泣き出す子供が続出すると言われています。
お火焚では願い事が書かれたご神木(護摩木)を焚き上げ、炎の力で天に届けます。

  • 節分は元々、季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指す場合が多くなりました。節分には邪気悪霊(鬼)が外から入ってくるのを防ぐ為、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。豆撒きは平安時代中期に鞍馬山の鬼が都を荒らしたことから毘沙門天のお告げにより、鬼の穴を祈祷で封じ、鬼の目を炒り豆で打ちつぶしたということに由来しています。豆などの穀物には魔除けの呪力や生命力を持つという穀霊が宿っているとも言われています。豆は鬼の目を表す「魔目(まめ)」から鬼を滅する「魔滅」を意味するようになったそうです。
  • 追儺は平安時代初期から大晦日に宮中で行われている鬼払いの儀式です。追儺は鬼やらい・鬼遣らい・儺(な)やらい・鬼儺・大儺(たいだ)・駆儺(くだ)などとも言われています。追儺では黄金四つ目の面を付け、右手に矛、左手に楯を持った方相氏(ほうそうし)などが大内裏の中を「鬼やらう」と大声を掛けながら鬼を追い払って回りました。ただその後方相氏は追い払う側から追い払われる側に変わったそうです。なお追儺は文武天皇(697年~707年) の時代に中国から伝わったとも言われています。
  • 鬼は目に見えない邪気を表す陰(おん)に由来するとも、姿が見えずに怖いものを表す隠(おぬ)に由来するとも言われています。その為人智を超え、人に危害を与える災害・疾病・飢饉などは鬼の仕業と考えられました。

【金札宮 歴史・簡単概要】

金札宮は社伝によると750年(天平勝宝2年)に第46代・孝謙天皇が宸翰「金札白菊大明神」を贈り、里人が社殿を建立したのが起源とも言われています。また金札宮は貞観年間(859年~877年)に官人・橘良基が阿波(徳島)から天太玉命を勧請したのが起源とも言われています。平安時代以降に第50代・桓武天皇など歴代天皇から篤く崇敬されたと言われています。1299年(正安元年)に第93代・後伏見天皇が荘園を寄進しました。室町時代(1336年~1573年)中期に応仁の乱で焼失し、その後伏見宮貞常親王が再興しました。第104代・後柏原天皇から修繕の勅があり、社勢を取り戻したと言われています。1592年(天正20年)に関白・豊臣秀吉が伏見城を築城した際に現在の場所から西方約250メートルの御駕篭町に遷されました。1604年(慶長9年)に喜運寺が創建された際に金札宮が鎮守杜として現在の鷹匠町に遷されました。1846年(弘化3年)に伏見奉行・内藤豊後守の許可により、現在の社殿の建立が開始し、1848年(嘉永元年)に完成しました。
*参考・・・金札宮(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【金札宮節分祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
金札宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る