北野天満宮明祭(例年4月20日)

北野天満宮一の鳥居・北野天満宮見どころ

北野天満宮明祭

北野天満宮明祭(日程・時間・・・)を紹介しています。明祭は例年4月20日に行われます。明祭では祭神・菅原道真の冤罪(えんざい)が晴れた日・4月20日にその喜びを神前に報告します。なお道真は醍醐天皇を廃し、娘婿・斉世親王を天皇に就けようと画策したとする左大臣・藤原時平の讒言により、大宰府に左遷されました。

【北野天満宮明祭 日程時間(要確認)】
北野天満宮明祭は例年4月20日に行われます。

【北野天満宮明祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から北野天満宮は50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは51系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック

*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)

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【北野天満宮明祭 歴史・簡単概要】
北野天満宮明祭では祭神・菅原道真の冤罪(えんざい)が晴れた日・4月20日にその喜びを神前に報告します。菅原道真は第60代・醍醐天皇を廃し、醍醐天皇の弟で、娘婿・斉世親王(ときよしんのう)を天皇に就けようと画策したとする左大臣・藤原時平の讒言(告げ口)により、大宰府に左遷され、その子供4人も流刑になる政変・昌泰の変(しょうたいのへん)に巻き込まれました。道真の死後、藤原時平が病死したり、首謀者の一人で、右大臣・源光が事故死したり、道真の動向を監視していた藤原清貫が宮中・清涼殿(せいりょうでん)への落雷で即死したりしました。また清涼殿落雷事件を目撃した醍醐天皇は体調を崩し、3か月後に崩御したことから道真の怨霊の仕業と恐れられ、道真は923年(延喜23年)4月20日に左遷が撤回され、右大臣に復し、正二位が贈られました。また流刑になっていた子供も許され、京都に呼び戻されました。
菅原道真は845年(承和12年)6月25日(旧暦の8月1日)に平安時代前期の公家・菅原是善(すがわらのこれよし)と母・伴真成の娘の三男として生まれました。幼少の頃から和歌・漢詩に優れ、862年(貞観4年)に文章生試験に合格し、877年(元慶元年)には文章博士・式部少輔になりました。政治家としても手腕を発揮し、899年(昌泰2年)に右大臣に任命されるが、901年(延喜元年)左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の讒言(告げ口)により、太宰府に左遷され、903年(延喜3年)3月25日(旧暦の2月25日)に亡くなりました。道真の死後、都では悪疫が続き、道真の怨霊の仕業と恐れられました。その為道真の死後20年目に朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈りました。993年(正暦4年)には正一位・右大臣・太政大臣を追贈しました。
●北野天満宮の歴史(創建から現在)を紹介しています。
北野天満宮歴史(菅原道真・豊臣秀吉・豊臣秀頼)
●北野天満宮の見どころ(本殿・三光門など)を紹介しています。
北野天満宮見どころ(本殿・三光門など)

【北野天満宮 歴史・簡単概要】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は平安時代中期の947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子(たじひのあやこ)・近江(滋賀)比良宮(ひらのみや)の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺(東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ))の僧である最珍(さいちん・最鎮)らが神殿を造営し、祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に菅原道真が左遷された大宰府で没し、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託があり、947年(天暦元年)には神良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後菅原道真の左遷の原因になった左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の甥・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)が私邸を寄贈し、大規模な社殿が造営されました。987年(永延元年)に第66代・一条天皇が勅使を派遣して国家の平安を祈願する勅祭が行われ、神号「北野天満宮天神」を賜り、1004年(寛弘元年)には一条天皇が行幸し、その後皇室に崇敬されました。しかし1444年(文安元年)の文安の麹騒動(ぶんあんのこうじそうどう)で室町幕府の攻撃によって焼失して一時衰退しました。1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が境内で北野大茶会(きたのだいさのえ)を行い、1607年(慶長12年)には秀吉の子・豊臣秀頼が本殿などを造営しました。なお北野天満宮は「文道の大祖・風月の本主」と言われる菅原道真を祀っていることもあり、学問の神として多くの信仰を集めています。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社の総本社です。
*参考・・・京都・北野天満宮(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【北野天満宮明祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
京都・北野天満宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
北野天満宮ずいき祭

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