北野天満宮の梅見ごろ2025(時期:2月中旬~3月中旬頃)野点

北野天満宮梅

北野天満宮の梅見ごろ・アクセス・概要

北野天満宮の梅見ごろ(時期・イベント等(梅まつり))を紹介しています。北野天満宮の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。北野天満宮では本殿前にご神木・紅和魂梅、梅苑などに寒紅梅・雲龍梅・思いのままなど50種・約1,500本の梅の木が植えられ、梅と梅苑・本殿などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)

【北野天満宮の梅見ごろ(例年時期)】

北野天満宮の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都梅見ごろ2025(北野天満宮・梅宮大社・・・)

●北野天満宮twitterで梅の開花をチェックしましょう。
北野天満宮twitter(ツイッター)

【北野天満宮梅 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から北野天満宮は50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは51系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック

*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)

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【北野天満宮の梅見ごろ(例年時期) 概要】

北野天満宮は京都随一梅の名所です。北野天満宮の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。例年12月中旬頃に早咲きの梅がつぼみをふくらませ始め、正月明けに開花し、その後徐々に咲き繋ぎ、3月末頃まで楽しめます。梅の見ごろに梅苑が一般公開されます。梅苑は有料だが、境内は無料で観梅することができます。(要確認)
北野天満宮梅苑公開
北野天満宮では本殿(国宝)前にご神木・紅和魂梅(べにわこんばい・飛梅(とびうめ))、梅苑などに寒紅梅(かんこうばい)・雲龍梅(うんりゅうばい)・思いのまま(おもいのまま)・月の桂(つきのかつら)・黒梅(くろうめ)・見驚梅(けんきょうばい)・照水梅(しょうすいばい)・冬至梅(とうじばい)・源平咲分け(げんぺいさきわけ)など50種・約1,500本の梅の木が植えられ、梅と本殿・梅苑などの光景が美しいと言われています。見ごろには梅の馥郁たる香りに包まれます。梅苑には梅を縫うように散策路があり、梅苑を360度見渡すことができる展望台もあり、散策や眺望を楽しめます。また茶屋ではお茶(梅茶)とお菓子を味わえたり、ゆっくり休憩できたりします。なお北野天満宮では梅の見ごろに梅苑を一般公開するだけでなく、ここ最近は梅苑ライトアップも行っています。(要確認)また例年2月25日に梅花祭(ばいかさい)・梅花祭野点大茶湯(のだておおちゃゆ)を行っています。(要確認)
北野天満宮梅苑ライトアップ

  • 北野天満宮では祭神・菅原道真が梅をこよなく愛し、「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(拾遺和歌集)」と詠んだことから梅が神紋・梅鉢に使われ、本殿前にご神木・紅和魂梅が植えられ、梅苑が造営されています。
  • 紅和魂梅(摩耶紅梅(まやこうばい))は北野天満宮に植えられている梅の中で、唯一神前に植えられることが許された梅です。紅和魂梅は樹齢約350年で、樹高約5メートル・幹回り約2.7メートルです。紅和魂梅は江戸時代(1603年~1868年)前期に先代の紅和魂梅に現在の紅和魂梅を接ぎ木した可能性が高いと推定されました。2015年(平成27年)のDNA型分析によると葉(地上部)と根(地下部)で遺伝子型が異なっているのが分かりました。紅和魂梅は老化によって年々花の色が薄まっていることから2015年(平成27年)にクローン技術で組織培養された紅和魂梅5本が境内に植えられ、2022年(令和4年)3月4日にこのクローン技術で生まれた梅から世界で初めて花が開花しました。なお紅和魂梅は平安時代(794年~1185年)に菅原道真が自邸の紅梅殿で丹精込めて育てた紅梅が起源と言われています。
  • 梅苑は1966年(昭和41年)に境内南側に開設されました。梅苑には白梅・紅梅・一重・八重などの梅の木が植えられています。梅苑では2022年(令和4年)1月に「花の庭」が新たに整備されました。「花の庭」はかつて俳諧の祖・松永貞徳が北野天満宮の塔頭・北野成就坊に作庭し、いずれも松永貞徳が作庭した妙満寺の塔頭・成就院の「雪の庭」と清水寺の塔頭・成就院の「月の庭」とともに「雪月花の三庭苑(雪月花の三名園)」に数えられたが、明治維新後の神仏分離令で北野成就坊が廃寺になると三庭苑の中で唯一失われました。北野天満宮では2027年に祭神・菅原道真没後1,125年の半萬燈祭を迎える為、北野天満宮に残された庭石を活用するなどして、梅苑に枯山水の庭「花の庭」を記念事業として整備しました。
  • 梅花祭は祭神・菅原道真が亡くなった903年(延喜3年)2月25日の祥月命日に行われています。梅花祭ではお米を蒸し、大小2つの台に盛った大飯・小飯や白梅・紅梅の小枝を挿した紙立という特別な神饌が神前に供えられ、祭神・菅原道真の遺徳を偲びます。紙立に用いた玄米は厄除玄米として授与されているそうです。
  • 梅花祭野点大茶湯は1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が行った北野大茶湯(北野大茶会)に因んで行われています。梅花祭野点大茶湯は花街・上七軒の舞妓・芸妓などの奉仕によって行われます。なお北野大茶湯は身分を問わない無礼講の茶会で、豊臣秀吉・千利休・津田宗及などが亭主(茶頭)を務めました。
  • 北野天満宮梅花祭野点大茶湯

  • 本殿は1607年(慶長12年)に関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼が建立しました。本殿では主祭神・菅原道真、相殿に菅原道真の長男・中将殿(菅原高視)と正室の吉祥女を祀っています。

北野天満宮見どころ(本殿・三光門など)

●京都で人気の梅名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都梅名所・見ごろ

【北野天満宮 歴史・簡単概要】

北野天満宮は947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子、近江(滋賀)比良宮の神主・神良種、北野朝日寺(東向観音寺)の僧・最珍(最鎮)らが神殿を建立し、祭神・菅原道真を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に菅原道真が左遷された大宰府で没し、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託があり、947年(天暦元年)に神良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後菅原道真左遷の原因になった左大臣・藤原時平の甥・藤原師輔が私邸を寄贈し、大規模な社殿が建立されました。987年(永延元年)に第66代・一条天皇が勅使を派遣して国家の平安を祈願する勅祭が行われ、神号「北野天満宮天神」を賜り、1004年(寛弘元年)に一条天皇が行幸し、その後皇室に崇敬されました。しかし1444年(文安元年)の文安の麹騒動で室町幕府の攻撃によって焼失して一時衰退しました。1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が境内で北野大茶会を行い、1607年(慶長12年)に豊臣秀吉の子・豊臣秀頼が本殿などを建立しました。
*参考・・・京都・北野天満宮(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【北野天満宮梅 備考】
京都・北野天満宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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