清水寺西門・清水寺見どころ

清水寺西門

●清水寺西門は1908年(明治41年)4月23日に国の重要文化財に指定されました。
●清水寺西門は西の空に沈む夕日が美しく、西の空に沈む太陽に極楽浄土を観想する仏教修行・日想観(にっそうかん)の聖所とされています。
日想観は大乗仏教の経典「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」に説かれている十六観法(水想観(すいそうかん)・地想観(ちそうかん)・宝樹観(ほうじゅかん)・宝池観(ほうちかん)・宝楼観(ほうろうかん)・華座想観(けざそうかん)・像想観(ぞうかん)・真身観(しんしんかん)・観音観(かんのんかん)・勢至観(せいしかん)・普観想観(ふかんそうかん)・雑想観(ざっそうかん)・上輩観(じょうはいかん)・中輩観(ちゅうはいかん)・下輩観(げはいかん))のひとつです。日想観では静かな心で仏教の理想郷である極楽浄土(ごくらくじょうど)があるとされる西方に沈む夕陽を見つめ、自身の内面と向き合います。「観無量寿経」は「観無量寿仏経」・「無量寿仏観経」・「無量寿観経」・「観経」とも言われるが、サンスクリット原典・チベット語訳が発見されず、中国撰述とも言われています。「観無量寿経」は日本の浄土教の根本聖典のひとつとされ、浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)により、「仏説無量寿経(ぶっせつむりょうじゅきょう)・康僧鎧(こうそうがい)訳」・「仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)・鳩摩羅什(くまらじゅう)訳」とともに浄土三部経と称されました。「観無量寿経」にはインド・マガダ国の国王・頻婆娑羅(びんばしゃら・ビンビサーラ)の夫人・韋提希(いだいけ・バイデーヒー)が息子・阿闍世王(あじゃせおう・アジャータシャトル)の悪逆に苦しめられ、仏陀(ぶっだ)が神通力をもって十方の浄土を示し、阿弥陀仏(あみだぶつ)とその浄土を説いたことが記されています。
極楽浄土は大乗仏教の如来のひとつで、西方極楽浄土の教主・阿弥陀如来(あみだにょらい)のいる世界です。極楽浄土は西方十万億土の彼方にあり、全く苦しみのない理想郷で、阿弥陀如来が今も法を説いているとされています。阿弥陀如来を信じ、ひたすら念仏を唱えると死後に極楽浄土に迎えられると言われています。極楽浄土の基礎となる浄土教は紀元前後に起こった大乗仏教とともに成立し、紀元100年頃に編纂された「無量寿経(むりょうじゅきょう)」・「阿弥陀経(あみだきょう)」とともにインドに広がり、2世紀後半に中国に伝わり、飛鳥時代(7世紀前半)に日本に伝わり、阿弥陀如来像が盛ん造られるようになりました。
清水寺見どころ

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