金剛寺・八坂庚申堂(アクセス・見どころ・・・)くくり猿
金剛寺・八坂庚申堂
金剛寺・八坂庚申堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。金剛寺・八坂庚申堂アクセスでは高さ約49メートルの法観寺五重塔・八坂の塔が目印・ランドマークです。金剛寺・八坂庚申堂は八坂の塔の西側に位置し、西側の通りを東側に進んでいると南側にあります。朱塗りの山門が出入口になっています。
【金剛寺・八坂庚申堂 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区金園町390
【金剛寺・八坂庚申堂 アクセス】
最寄り駅・バス停・・・東山安井(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂庚申堂・金剛寺は206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約15分)・祇園四条駅(徒歩約15分)
【拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
年中無休
【拝観料金・料金(要確認)】
無料
【金剛寺・八坂庚申堂 歴史・簡単概要】
金剛寺(こんごうじ)・八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は起源が明確ではありません。金剛寺は寺伝によると平安時代中期に天台宗(てんだいしゅう)の僧・浄蔵貴所(じょうじょうきしょ)が八坂に創建したとも言われています。浄蔵貴所は公卿(くぎょう)・三善清行(みよしのきよゆき)の子として生まれ、宇多法皇(第59代・宇多天皇(うだてんのう))に師事して出家し、比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)で玄昭(げんしょう)から密教、大慧(だいえ)から悉曇(しったん)を学びました。浄蔵貴所は天文・医学・卜筮(ぼくぜい)・管弦・文章などにも才能を発揮したと言われています。浄蔵貴所は呪術憎(じゅじゅつそう)とも言われ、八坂の塔(法観寺(ほうかんじ))が傾いた際に元に戻したとも、一条戻橋(いちじょうもどりばし)で亡くなった父を一時的に生き返らせ、一条戻橋の由来になったとも言われています。金剛寺は十干十二支(じっかんじゅうにし)の一つ庚申(かのえさる・こうしん)の日を禁忌とする庚申信仰の日本最初の霊場と言われています。ちなみに庚申は庚(かのえ)申(さる)の日を意味します。金剛寺は大阪四天王寺(しんてのうじ)庚申堂・東京入谷庚申堂(現存せず)とともに日本三庚申に数えられました。江戸時代中期の1679年(延宝6年)に本堂が再建されました。なお金剛寺の本尊・青面金剛(しょうめんこんごう)は飛鳥時代に中国大陸から渡来した秦河勝(はたのかわかつ)一族の守り本尊でした。
金剛寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・金剛寺・八坂庚申堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【金剛寺・八坂庚申堂 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
金剛寺の見どころは庚申日ごとに行われる蒟蒻焚きです。猿形に抜いた蒟蒻(コンニャク)を3つを北を向いて無言で食べると無病息災と言われています。また1月の初庚申に祈祷を受けた蒟蒻を頭上に吊っておくと病気が治るとも言われています。なおカラフルなくくり猿も見どころです。
【金剛寺・八坂庚申堂 行事・イベント(要確認)】
●初庚申は毎年新年最初の庚申の日に行われています。初庚申では信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、祈願成就を願う庚申護摩供や錫杖による加持が行われます。また人形に病名を書き、こんにゃくに貼り付けて祈祷するこんにゃく封じ祈祷も行われます。
金剛寺・八坂庚申堂初庚申
【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-541-2565 *電話は控えて下さい。迷惑になります。
【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
金剛寺ではくくり猿に願いを掛け、欲をひとつ我慢すると願いが叶えられるとも言われています。猿は動き回り、落ち着きのない人を表し、手足をくくられているくくり猿は心がうまくコントロールされている状態を表しているとも言われています。
【おすすめ散策ルート】
金剛寺からのおすすめ散策ルートは八坂の塔(法観寺)・二寧坂(二年坂)・産寧坂(三年坂)を経由し、清水寺に向かうルートです。20分ほど散策すれば、世界遺産である清水寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお清水寺とは逆方向にねねの道(ねねの小径)を北側に行くと祇園・高台寺・八坂神社・円山公園があり、それらを散策するのもいいかもしれません。