高台寺臥龍廊・高台寺見どころ(修学旅行)

高台寺臥龍廊

●高台寺臥龍廊は臥龍池(がりょういけ)の上を通り、霊屋(おたまや)と開山堂を結ぶ全長約60メートルの屋根付きの廊下・階段です。高台寺臥龍廊は龍の背に似ているところから名付けられました。ちなみに高台寺臥龍廊は通常通ることはできません。ただ2012年(平成24年)は辰年(たつどし)であったことから一般公開され、通り抜けすることができました。直前には修復工事が行われたそうです。古くなっ瓦は波心庭(はしんてい)で2匹の龍が雲海を飛ぶようなオブジェになりました。
臥龍は龍が臥せた状態を表しています。臥龍廊以外にも臥龍桜・臥竜松・臥龍梅・臥龍淵・臥龍山などに使用されています。
霊屋は江戸時代前期の1605年(慶長10年)に建立されました。高台寺霊屋は関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が築城した伏見城の遺構で、湖月堂(こげつどう)とも言われていました。霊屋は豊臣秀吉を祀っている東山・阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)の豊国廟(ほうこくびょう)に向かって建立されています。霊屋には中央に関白・豊臣秀吉の念持仏・守り本尊と言われている大随求菩薩像(だいずいくぼさつぞう)、右側に豊臣秀吉の坐像、左側に豊臣秀吉の正室・北政所(きたのまんどころ)の木像を安置しています。北政所の木像の地下数メートルには北政所の遺骸が葬られているとも言われています。
開山堂は江戸時代前期の1605年(慶長10年)に建立されました。開山堂はかつて北政所の持仏堂(じぶつどう)だったと言われています。開山堂には中央に中興開山・三江紹益(さんこうじょうえき)像、右に北政所の兄・木下家定(きのしたいえさだ)と妻・雲照院(うんしょういん)像、左に普請に尽力した堀直政(ほりなおまさ)像を安置しています。
●高台寺臥龍廊は切妻造(きりづまづくり)の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
桟瓦葺は平瓦と丸瓦を一体化させた波型の桟瓦を使用して屋根を葺く方法です。ちなみに本瓦葺は平瓦と丸瓦を交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から寺院建築の技術とともに伝来しました。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。
高台寺見どころ

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