興聖寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

興聖寺

興聖寺

興聖寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。興聖寺は日本最初の曹洞宗の寺院で、僧堂があります。なお興聖寺のある場所はかつてお茶で有名だった「宇治七名園」のひとつ朝日茶園があった場所で、寺が創建された後も境内には茶園が残っていたそうです。

【興聖寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治山田27
最寄り駅・バス停・・・京阪宇治駅(徒歩約10分)、JR宇治駅(徒歩約20分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からはJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線

【興聖寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30

【興聖寺 拝観料金・料金(要確認)】
本堂・・・大人300円

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【興聖寺 歴史・簡単概要】
興聖寺(こうしょうじ)は鎌倉時代(1185年~1333年)前期の1233年(天福元年)に曹洞宗(そうとうしゅう)の宗祖・道元禅師(どうげんぜんじ)が曹洞宗の道場・観音導利院興聖宝林禅寺(かんのんどうりいんこうしょうほうりんぜんじ)を深草(伏見区深草)に創建したのが起源と言われています。僧侶の教育・育生を目指す日本最初の修行道場で、「曹洞宗初開道場」と言われています。1236年(嘉禎2年)に「永平広録」によると伽藍が完成し、開堂式が行われました。その後延暦寺(えんりゃくじ)の弾圧を受け、1243年(寛元元年)に道元禅師が越前に下向して荒廃しました。室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、4代住持で廃絶したと言われています。江戸時代(1603年~1868年)前期の1645年(正保2年)に山城淀藩初代藩主で、永井家宗家2代・永井尚政(ながいなおまさ)が父・直勝(なおかつ)の菩提(ぼだい)を弔う為、萬安英種禅師(ばんなんえいしゅ)を中興開山(5代住持)に招聘し、宇治旭茶園(朝日茶園)があった現在の場所に再興しました。関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が築城した伏見城の遺構が使われました。1648年(慶安元年)に伏見城から移築・改築されて法堂が建立されました。伏見城では1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦い(せきがはらのたたかい)の前哨戦である伏見城の戦い(ふしみじょうのたたかい)の際、江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)の家臣・鳥居元忠(とりいもとただ)ら数百名が石田三成(いしだみつなり)に破れて自刃し、その血痕が残る廊下の板が天井に使われ、「血天井」とも言われています。1664年(寛文4年)に畿内の触頭寺院になりました。1747年(延享4年)に越前・永平寺(えいへいじ)の末寺になりました。なお興聖寺は釈迦三尊(しゃかさんぞん)を本尊として安置しています。
興聖寺は曹洞宗の寺院です。
*参考・・・興聖寺(アクセス・歴史・・・)

【興聖寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
興聖寺の見どころは200メートル続く参道です。参道は「琴坂」と言われ、宇治十二景のひとつに数えられています。

【興聖寺 行事・イベント(要確認)】
●宇治茶まつりは例年10月の第1日曜日に行われています。宇治茶まつりでは栄西禅師・明恵上人・千利休の茶祖の遺徳を偲びます。豊臣秀吉が宇治橋三の間から茶の水を汲み上げた故事に因んで、清水を釣瓶で汲み上げる名水汲み上げの儀が行われます。
興聖寺宇治茶まつり

【興聖寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。石門から竜宮造の山門、そして本堂に通じる約200メートルの参道などにモミジ・カエデ・イチョウなどが植えられ、紅葉と参道・石門・山門などの光景が美しいと言われています。
興聖寺紅葉見ごろ

*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【興聖寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0774-21-2040

【興聖寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】

【興聖寺 おすすめ散策ルート】
興聖寺からのおすすめ散策ルートは西側にある宇治神社・宇治上神社を経由し、宇治川を渡って、平等院に向かうルートです。20分ほど散策すれば、いずれも世界遺産である宇治上神社・平等院を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむすることができます。なおルート周辺には源氏物語ミュージアム・放生院もあり、それらも一緒に散策してもいいかもしれません。

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