京都府紅葉ライトアップ(平等院・笠置山もみじ公園・・・)

京都府紅葉ライトアップ

京都府内(京都市以外)でライトアップ・夜間拝観を行っているスポットを紹介しています。京都市以外では平等院・笠置山もみじ公園・けいはんな記念公園・興聖寺・正寿院・出雲大神宮・長岡天満宮・大御堂観音寺・善法律寺などがライトアップを行っています。なお紅葉の見ごろ(時期)はその年の気候や地理的条件(場所・標高)などによって異なるが、例年11月上旬頃から12月上旬頃までです。

★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)

【基礎知識】
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5~6度になると一気に進むと言われています。なお紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。アントシアニンは植物において広く存在する色素、カロテノイドは黄・橙・赤色などを示す天然色素です。

【平等院 宇治市宇治蓮華116】
平等院では阿字池を中心とする浄土式庭園などにモミジなどが分布し、紅葉と鳳凰堂・庭園がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお平等院は源融が造営した別荘があった場所で、その後藤原道長が譲り受けました。平等院は1052年(永承7年)に道長の子・藤原頼通が宇治殿の寝殿を本堂に改め、藤原氏の氏寺として創建しました。
平等院紅葉ライトアップ

【笠置山もみじ公園 相楽郡笠置町笠置】
笠置山もみじ公園ではイロハモミジ・カエデなど分布し、紅葉がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月上旬頃から11月下旬頃です。なお笠置山もみじ公園(笠置山自然公園)は淀川水系の支流で一級河川・木津川の南岸にそびえる標高289メートルの笠置山と木津川の峡谷を中心とした面積約19.96ヘクタールの公園です。
笠置山もみじ公園紅葉ライトアップ

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【けいはんな記念公園 相楽郡精華町精華台6-1】
けいはんな記念公園では回遊式日本庭園・水景園などにイロハモミジ・カエデ・タカノツメ・コナラ・サクラなど植えられ、水景園などがライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月上旬頃から11月下旬頃です。なおけいはんな記念公園は1995年(平成7年)4月に関西文化学術研究都市の建設を記念し、平安京遷都1,200年の記念事業で京都府相楽郡精華町に開園しました。
けいはんな記念公園紅葉ライトアップ

【興聖寺 宇治市宇治山田27】
興聖寺では竜宮造の山門に至る約200メートルの琴坂にモミジ・イチョウなどが分布し、琴坂などがライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月下旬頃から12月上旬頃です。なお興聖寺は1233年(天福元年)に曹洞宗の宗祖・道元禅師が曹洞宗の道場・観音導利院興聖宝林禅寺を深草(京都市伏見区深草)に創建したのが起源と言われています。
興聖寺紅葉ライトアップ

【神蔵寺 亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60】
神蔵寺では境内を覆い隠さんばかりの樹齢400年とも言われるイロハモミジなどが分布し、紅葉がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月上旬頃から11月中旬頃です。なお神蔵寺は782(延暦元年)に天台宗の宗祖である伝教大師・最澄が朝日山の東向山麓に道場を開き、自ら刻んだ薬師如来坐像を本尊として安置したのが起源とも言われています。
神蔵寺紅葉ライトアップ

【正寿院 綴喜郡宇治田原町奥山田川上149】
正寿院では境内にモミジ・ドウダンツツジなどが分布し、客殿周辺がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月上旬頃から11月中旬頃です。なお正寿院は約800年前の鎌倉時代に創建されたとも言われています。また717年(養老元年)に創建され、廃寺になった飯尾山医王教寺(飯尾教寺)の塔頭として創建されたとも言われています。
正寿院紅葉ライトアップ

【鍬山神社 亀岡市上矢田町上垣内22】
鍬山神社では約1千本のモミジなどが分布し、京都府の登録文化財である社殿周辺や参道などライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお鍬山神社は社伝によると709年(和銅2年)に医王谷に創建され、鍬山大明神とも、矢田神社(矢田社・矢田宮)とも言われていたそうです。
鍬山神社紅葉ライトアップ

【成相寺 宮津市成相寺339】
成相寺では山内にカエデ・ナラ・シデなどが分布し、五重塔・本堂や紅葉がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年10月中旬頃から11月中旬頃です。なお成相寺は寺伝によると704年(慶雲元年)に真応上人が開基し、第42代・文武天皇の勅願寺となったとも言われています。
成相寺紅葉ライトアップ

【雲岩公園 与謝郡与謝野町字岩屋】
雲岩公園では公園内にモミジ・イチョウなどが植えられ、建物や紅葉などがライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃です。なお雲岩公園は元々、鎌倉時代を中心に繁栄していた雲岩寺があった場所です。山頂には丹後地方で最大級とも言われる鎌倉時代後期に建立されたとも言われている宝篋印塔が残されています。
雲岩公園紅葉ライトアップ

【出雲大神宮 亀岡市千歳町出雲無番地】
出雲大神宮では大イチョウ・モミジなどが分布し、鎮守の森周辺や境内がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお出雲大神宮は古来御蔭山を神体山として祀られていたが、709年(和銅2年)10月21日に社殿が造営されたとも言われています。
出雲大神宮紅葉ライトアップ

【長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13】
長岡天満宮では錦景苑などにモミジ・イチョウなどが植えられ、錦景苑がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお長岡天満宮は901年(延喜元年)に菅原道真が太宰府に左遷された際、中小路宗則に自作の木像と念持仏を託し、903年(延喜3年)の道真の死後に木像を祀る祠が建てられたのが起源と言われています。
長岡天満宮紅葉ライトアップ

【大御堂観音寺 京田辺市普賢寺下大門13】
大御堂観音寺ではイロハモミジ・ノムラモミジなど分布し、紅葉がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお大御堂観音寺は寺伝によると白鳳年間(7世紀後半)に法相宗の祖・義淵僧正が第40代・天武天皇の勅願によって創建したとも言われています。
大御堂観音寺紅葉ライトアップ

【善法律寺 八幡市八幡馬場88‐1】
善法律寺では100本近くのモミジなど分布し、紅葉がライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月下旬頃です。なお善法律寺は正嘉年間(1257年~1259年)に石清水八幡宮27代検校・善法寺宮清が宇佐八幡宮の神宮寺・弥勒寺を支配した喜多院に準じ、実相上人・円照を開山として自邸を僧坊に改めて創建したのが起源です。
善法律寺紅葉ライトアップ

【綾部もみじまつり 京都府綾部市】
綾部もみじまつりでは大本神苑の紅葉が幻想的にライトアップされます。見ごろ(時期)は例年11月中旬頃から11月下旬頃です。なお大本は1892年(明治25年)2月3日に開祖・出口なおが立教しました。その後1898年(明治31年)に開祖・出口なおと娘婿で、教祖・出口王仁三郎が教団組織を結成し、大本の基礎を築きました。
綾部もみじまつり

【京都紅葉ライトアップ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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