京都御所見どころ-修学旅行・観光のポイント

京都御所見どころ

京都御所見どころ簡単解説

京都御所見どころを解説しています。修学旅行・観光に役立つ簡単まとめを提供。京都御所で見逃せない紫宸殿・清涼殿・諸大夫の間・庭園などを解説しています。京都御所有数の見どころである紫宸殿は間口約33メートル、奥行約23メートルです。かつて最重要儀式が行われました。(京都御所見どころ下記参照)

【京都御所 歴史・簡単解説】
京都御所(きょうとごしょ)とは794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇(かんむてんのう)による平安京(へいあんきょう)遷都の際、内裏(だいり)に代わる臨時の里内裏 ( さとだいり )・土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)があった場所です。ちなみに平安京遷都時の内裏は千本通(せんぼんどおり・平安京の朱雀大路(すざくおおじ))沿いにあったが、失火や政変による火災によって度々焼失し、鎌倉時代前期の1227年(安貞元年)の火災ではほぼ焼失したと言われ、その後再建されることはありませんでした。京都御所は後南北朝時代に第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が京都を逃れ、光厳天皇(こうごんてんのう)が北朝初代天皇に即位すると土御門東洞院殿が北朝の内裏に定着したのが起源です。京都御所は1392年(明徳3年)の南北朝の合一(ごういつ)以後は正式な御所になりました。
京都御所(アクセス・・・)基本情報

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【京都御所-紫宸殿・簡単解説】★★★修学旅行
見逃せない紫宸殿(ししんでん)は内裏(京都御所)の正殿(せいでん)です。紫宸殿では天皇の即位(そくい)・元服(げんぷく)・立太子(りったいし)・節会(せちえ)などの公的な最重要儀式が行われました。紫宸殿には即位の際に天皇が着座する正式な御座所(ござしょ)である高御座(たかみくら)・皇后の正式な御座所である御帳台(みちょうだい)が常設されています。紫宸殿の南庭には左近(さこん)の桜・右近(うこん)の橘(たちばな)があります。紫宸殿は江戸時代末期に再建されました。なお紫宸殿は檜皮葺(ひわだぶき)の入母屋造(いりもやづくり)です。
(紫宸殿・ポイント)
●紫宸殿は簀子縁(すのこえん)を除き、間口約33メートル、奥行約23メートルです。
●紫宸殿では平安時代中期以降大極殿(だいごくでん)に代わり、儀式が行われるようになりました。
●御帳台は今上天皇(きんじょうてんのう)の即位の際、解体されて皇居の宮殿に運ばれました。
紫宸殿見どころ(歴史概略・・・)

【京都御所-清涼殿・簡単解説】★★★修学旅行
見逃せない清涼殿(せいりょうでん)は紫宸殿の北西にあります。清涼殿は平安時代に天皇の居住の為の建物でした。ただ安土桃山時代の天正年間(1573年~1592年)に御常御殿( おつねごてん )が造営されてからは天皇の居住の場が移り、清涼殿は天皇の執務や儀式を行う建物になりました。なお清涼殿は檜皮葺の入母屋造です。
(清涼殿・ポイント)
●清涼殿は一対の獅子(しし)狛犬(こまいぬ)が護り、天皇の休息の場だった御帳台などがありました。
●清涼殿は裏鬼門(うらきもん)に鬼の間(おにのま)があります。
清涼殿見どころ(歴史概略・・・)

【京都御所-諸大夫の間・簡単解説】★修学旅行
諸大夫の間(しょだいぶのま)は清涼殿の西にあります。諸大夫の間には公卿(くぎょう)の間(虎の間)・殿上人(てんじょうびと)の間(鶴の間)・諸大夫の間(桜の間)があります。諸大夫の間は身分別に分かれ、公卿の間は参議(さんぎ)以上の公家(くげ)が使用し、殿上人の間は諸侯(しょこう)・所司代(しょしだい)・高家(こうけ)らが使用し、諸大夫の間は諸大夫が使用しました。
(諸大夫の間・ポイント)
●諸大夫の間の名称は主たる部屋・諸大夫の間に由来しています。
●諸大夫の間の虎の間・鶴の間・桜の間は部屋に描かれた障壁画(しょうへきが)に由来しています。

【京都御所-小御所・簡単解説】
小御所(こごしょ)は紫宸殿の北東にあります。小御所は皇太子(こうたいし)の元服・会議・対面などの儀式に使われた建物です。小御所には上段の間・中段の間・下段の間などがあります。小御所は1954年(昭和29年)の花火によって焼失し、1958年(昭和33年)に再建されました。なお小御所は檜皮葺の入母屋造です。
(小御所・ポイント)
●小御所では大政奉還(たいせいほうかん)後に江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の処置を決めた小御所会議も行われました。

【京都御所-御学問所・簡単解説】
御学問所(おがくもんじょ)は小御所の北にあります。御学問所は御講書始(ごこうしょはじめ)などの行事や遊興(ゆうきょう)の場に使われた建物です。御学問所には上段の間・中段の間・下段の間・菊の間・山吹(やまぶき)の間・雁(がん)の間があります。なお御学問所は檜皮葺の入母屋造です。
(御学問所・ポイント)
●御学問所は江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)によって初めて設けられました。

【京都御所-御常御殿・簡単解説】
御常御殿(おつねごてん)は御学問所の北東にあります。御常御殿は天皇の居住の為の建物です。御常御殿は御所内で最大の建物で、上段の間・中段の間・下段の間・剣璽(けんじ)の間・御小座敷(おこざしき)上の間・御小座敷下の間・一の御間・二の御間・三の御間・次の間など15室があります。なお御常御殿は檜皮葺の入母屋造です。
(御常御殿・ポイント)
●御常御殿が安土桃山時代の天正年間(1573年~1592年)に造営されるまでは清涼殿が居住の場でした。
●御常御殿は紫宸殿とともに御所内で、最大の建物です。

【京都御所-御三間・簡単解説】
御三間(おみま)は御常御殿の南西にあります。御三間は涅槃会(ねはんえ)・茅輪(ちのわ)・七夕(たなばた)・盂蘭盆(うらぼん)などの行事に使われた建物です。御三間には下段の間・中段の間・上段の間があります。
(御三間・ポイント)
●御三間には岸誠(がんせい)が描いた襖絵・駒引図(こまひきず)などがあります。

【京都御所-迎春・簡単解説】
迎春(こうしゅん)は御常御殿の北側にあります。迎春は第121代・孝明天皇が書見(勉強)の場として建てられました。迎春には5畳半の北の間・10畳の南の間があります。なお迎春は檜皮葺の入母屋造です。

【京都御所-御涼所・簡単解説】
御涼所(おすずみしょ)は迎春の北側にあります。御涼所は窓を多く設け、暑い夏を快適に過ごす為の建物です。御涼所には9畳の上の間・7畳半の次の間・4畳半の裏上の間があります。なお御涼所は檜皮葺の入母屋造です。

【京都御所-聴雪・簡単解説】
聴雪(ちょうせつ)は御涼所の北側にあり、壁がなく吹きさらしの吹抜廊下で御涼所と繋がっています。聴雪は安政4年(1857年)に第121代・孝明天皇の好みで建てられました。聴雪には上の間・中の間・下の間があります。なお聴雪はこけら葺きの寄棟造です。

【京都御所-御花御殿・簡単解説】
御花御殿(おはなごてん)は御常御殿の北側にあります。御花御殿は皇太子の御殿として使われ、東宮御殿(とうぐうごてん)とも言われていました。御花御殿には北の間・上の間・西北の間・西の間などがあります。なお御花御殿は檜皮葺の入母屋造です。

【京都御所-皇后御常御殿・簡単解説】
皇后御常御殿(こうごうおつねごてん)は京都御所の北端にあります。皇后御常御殿は皇后の居所として使われ、皇后御殿・准后常御殿・女御御殿・中宮御殿などとも言われていました。皇后御常御殿には御上段・御中段・御下段・御小座敷上の間・御小座敷下の間・御寝の間・御化粧の間・一の御間・二の御間・三の御間・次の御間・申口の間などがあります。なお皇后御常御殿は檜皮葺の入母屋造です。

【京都御所-若宮御殿・姫宮御殿・簡単解説】
若宮御殿(わかみやごてん)・姫宮御殿(ひめみやごてん)は皇后御常御殿の北側にあります。若宮御殿・姫宮御殿は一つの建物で、東側が若宮御殿、西側が姫宮御殿です。若宮御殿・姫宮御殿はとも御上段・次の間があります。

【京都御所-飛香舎・簡単解説】
飛香舎(ひぎょうしゃ)は一番北側にあり、藤壺(ふじつぼ)とも言われていました。飛香舎では女官の入内の儀式が行われ、凝花舎(梅壺)・襲芳舎(雷鳴壺)・昭陽舎(梨壺)・淑景舎(桐壺)とともに五舎とされました。飛香舎には女房の座・公卿の座・殿上人の座があります。飛香舎は寛政年間(1789年~1801年)に平安様式で再建されました。なお飛香舎は檜皮葺の入母屋造です。
(飛香舎・ポイント)
●藤壺は庭に藤が植えられていたことに由来しています。

【京都御所-猿が辻・簡単解説】★修学旅行
見逃せない猿が辻(猿ヶ辻)は京都御所の東北角・鬼門にあり、塀が内側に凹んでいます。塀の屋根瓦の下には烏帽子を被り、御幣を担いだ猿の彫刻があります。なお猿は滋賀・坂本にある日吉山王社(日吉大社)の神のお使いで、「神猿(まさる)」が「魔去る」・「勝る」に通じることから祀られていると言われています。
(猿が辻・ポイント)
●猿が辻の猿は夜な夜な抜け出していたずらすることから金網で封じ込めたと言われています。
●猿が辻では尊皇攘夷派のの公家・姉小路公知(あねがこうじきんとも)が襲われた「猿が辻の変」がありました。

【京都御所-庭園・簡単解説】★★修学旅行
見逃せない紫宸殿の南には南庭、清涼殿の東には東庭があります。南庭も東庭も一面に白砂を敷いた庭園です。ただ南庭には東に桜、西に橘が植えられ、近くにある左近衛・右近衛から左近の桜・右近の橘と言われています。また東庭には漢竹(からたけ)・呉竹(くれたけ)と言われる竹の植込みがあります。
(庭園・ポイント)
●庭園の右近の橘は1859年(安政6年)、左近の桜は1930年(昭和5年)に植えられたそうです。
●庭園の桜は平安京遷都時には梅だったそうです。

【京都御所-築地塀・門・簡単解説】★★修学旅行
築地塀(南北約450メートル・東西約250メートル)が京都御所の四方に造られています。築地塀の5本の筋は最も格式の高いことを表しています。築地塀には朔平門(さくへいもん・北面)・建礼門(けんれいもん・南面)・建春門(けんしゅんもん・東面)・皇后門(こうごうもん・西面北)・清所門(せいしょもん・西面中)・宜秋門(ぎしゅうもん・西面南)があります。

【京都御所-参観者休所・簡単解説】
参観者休所は一般公開の出入口である清所門(西面中)南側にあります。参観者休所では売店で御朱印の代わりに参観記念を購入することができます。(要確認)なお京都御苑には中立売休憩所があります。

【京都御所-通年公開・簡単解説】
京都御所では2016年(平成28年)7月26日から通年公開が行われています。ただ月曜日・年末年始などを除きます。通年公開では申込手続が不要になり、誰でも自由に入場することができます。(要確認)ただ入場の際には手荷物検査が行われます。
京都御所通年公開

【京都御所-移築建築物・簡単解説】
京都御所内の建物の新築・建て替えの際、古い建物が寺院など移築されたことがありました。仁和寺・金堂(国宝)は寛永年間(1624年~1645年)に紫宸殿、南禅寺・大方丈(国宝)は慶長年間(1596年~1615年)に女院御所の対面御殿(清涼殿)が移されたと言われています。なお仁和寺・南禅寺以外にも建築物が移されています。
(移築建築物・ポイント)
●仁和寺・金堂は現存する紫宸殿の最古の遺構と言われています。

【京都御所-京都御苑・簡単解説】★修学旅行
京都御苑(きょうとぎょえん)は江戸時代には200もの宮家・公家の邸宅が立ち並んでいた場所です。京都御苑は国民公園として位置付けられ、御所と一体となった景観を維持しつつ、散策や休養等の場として親しまれています。なお京都御苑は環境省が管理運営を行っています。

【京都御所見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・京都御所(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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