京都の染井吉野の標準木|二条城・京都地方気象台

京都の染井吉野の標準木
京都の染井吉野の標準木は現在、京都を代表する桜名所である二条城にあります。かつて京都地方気象台内に植えられていた染井吉野が京都の標準木だったが、2012年(平成24年)から二条城の染井吉野が標準木になりました。二条城の標準木は二条城の北東角で、北大手門近くの緑の園に植えられている推定樹齢50年ほどの染井吉野です。ちなみに標本木に5~6輪以上の花が咲いていることを京都地方気象台の職員が確認すると開花宣言が出されます。京都市内では例年3月27日頃に開花し、4月7日頃に満開になります。(2010年までの30年平均)なお二条城には標準木以外にも里桜(サトザクラ)・山桜(ヤマザクラ)・普賢象(フゲンゾウ)・鬱金(ウコン)・関山(カンザン)など約50種・約380本の桜が植えられ、例年4月上旬頃に見ごろを迎えます。二条城では桜の見ごろに桜ライトアップ・観桜茶会が行われています。
【京都の桜開花・満開予測】
●2026年3月30日、京都地方気象台が桜の満開を発表しました。(順次情報更新中)
京都桜見ごろ2026(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【京都地方気象台(きょうとちほうきしょうだい)】
京都地方気象台は京都府京都市中京区にある地方気象台です。京都地方気象台は1880年(明治13年)1月に京都府が京都御苑内に庁舎を建設して観象台を設立し、同年10月15日から気象観測を開始したのが起源です。ちなみに1878年(明治11年)に京都府知事・槇村正直は観光課長・明石博高らから気象観測の必要性を説明され、観測所の設置を決定し、気象観測器械をヨーロッパに発注しました。1881年(明治14年)3月1日から気象報告の門前に掲示されるようになり、同年3月21日に名称が京都府測候所に改称されました。1884年(明治17年)6月1日から東京気象台が天気予報を開始し、京都でも1892年(明治25年)9月1日から毎日天気予報を発表するようになり、構内に予報信号標が掲げるようになりました。1913年(大正2年)に庁舎を現在の場所である中京区西ノ京笠殿町38に移転することが決定され、同年12月9日に移転して観測を開始しました。1939年(昭和14年)11月に国に営移管され、名称が京都測候所に改称され、1957年(昭和32年)に京都測候所が京都地方気象台に昇格し、運輸省の外局になりました。1968年(昭和43年)3月29日に庁舎(京都地方合同庁舎別館)が新築され、2014年(平成26年)1月30日に京都地方合同庁舎に入庁して現業室のみが本館に移転しました。2013年(平成25年)に舞鶴海洋気象台から京都府北部の予報業務が移管されました。なお京都地方気象台は大阪管区気象台に属し、京都府全域の地上気象観測・地域気象観測(アメダス)・気象観測業務・予報業務・地震情報・防災などの業務を行っています。
●二条城が築城されている場所は平安京の禁苑(宮中の庭)だった神泉苑の一部で、内裏も造営されていました。二条城は1601年(慶長6年)5月に江戸幕府初代将軍・徳川家康が天皇が住する御所の守護と将軍の宿泊所として築城を開始したのが起源です。京都所司代・板倉勝重が造営総奉行、大工棟梁・中井正清が作事になり、西国諸大名に費用と労務を割り当て、1602年(慶長7年)5月に御殿・天守が着工され、1603年(慶長8年)3月に二の丸御殿が完成し、1606年(慶長11年)に天守が完成しました。1619年(元和5年)に徳川家康の内孫で、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の五女・徳川和子が第108代・後水尾天皇に入内する際に改築され、1620年(元和6年)に徳川和子が二条城から入内しました。1624年(寛永元年)に徳川家光が後水尾天皇の行幸の為に大規模な改修・増築を行い、本丸・二の丸・天守が完成しました。行幸御殿も造営され、行幸後に移築されました。
●染井吉野は江戸時代(1603年~1868年)末期に染井村(豊島区巣鴨付近)の植木職人が江戸彼岸(エドヒガン)と大島桜(オオシマザクラ)を交配させて生み出したと言われています。染井吉野は古くからの桜名所である奈良・吉野山に因んで、吉野・吉野桜と言われていたが、その後帝室博物館員が染井村から染井吉野と名付けました。その後明治時代(1868年~1912年)初期から植木屋が売り出して全国各地に広まり、戦後の高度経済成長期に多く植えられたと言われています。染井吉野はほぼ全てが遺伝的に同一の起源を持つクローンで、気象庁がサクラの開花・満開を判断する標本木として利用されています。標本木が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。染井吉野は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花後に5日から1週間ほどで満開になると言われています。染井吉野は葉の出る前に径3~3.5センチの淡紅白色の花を咲かせ、花弁は広楕円形(こうだえんけい)で頂部に切れ込みがあります。
【京都の染井吉野の標準木 備考】
京都桜ライトアップ2026(清水寺・円山公園・東寺・・・)

















