壬生寺春期特別公開2025/4/(日程時間・・・)

壬生寺春期特別公開

壬生寺春期特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。春期特別公開は壬生狂言に合わせて行われます。春期特別公開では通常非公開である本堂や京都市の名勝に指定されている庭園などが特別公開されます。国の重要文化財に指定されている本尊・地蔵菩薩(じぞうぼさつ)立像や3年掛かりで復元された縄目地蔵(延命地蔵菩薩像)も一般公開されます。(要確認)(詳細下記参照)

【壬生寺春期特別公開2024 日程時間(要確認)】
壬生寺春期特別公開2024は2024年(令和6年)4月27日(土曜日)~5月5日(日曜日)10:00~16:00に行われます。(現在確認中・要注意)法務により、拝観休止の場合あり。
*参考・・・壬生寺ホームページ

【壬生寺春期特別公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31
最寄り駅・バス停・・・壬生寺道(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは26系統(D3乗り場)、28系統(D3乗り場)*四条河原町からは3系統、11系統、203系統
*河原町丸太町からは3系統
路線・時刻表・運賃チェック

*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は大宮駅(徒歩約7分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山本線の場合、最寄り駅は四条大宮駅(徒歩約7分

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【壬生寺春期特別公開 歴史・簡単概要】
壬生寺春期特別公開は例年ゴールデンウイークに壬生狂言(みぶきょうげん)・壬生大念仏狂言(みぶきょうげん)が行われており、それに合わせて行われます。ちなみに壬生狂言は例年節分・春・秋に行われています。
春期特別公開では通常非公開である本堂や京都市の名勝に指定されている庭園などが特別公開されます。国の重要文化財に指定されている本尊・地蔵菩薩(じぞうぼさつ)立像や3年掛かりで復元された縄目地蔵(延命地蔵菩薩像)も一般公開されます。(要確認)
本堂は1962年(昭和37年)に本尊・地蔵菩薩像などとともに全焼し、1970年(昭和45年)に再建された本堂の落慶法要が行われました。新しい本尊・延命地蔵菩薩立像(重要文化財)は律宗総本山・唐招提寺(とうしょうだいじ)から移されてきました。本堂には本尊・地蔵菩薩立像、脇士・掌善掌悪童子像、鑑真和上像、円覚上人像を安置しています。本堂には小松宮彰仁親王筆の扁額「地蔵尊」が掛けられています。本堂は鉄筋コンクリート造で、入母屋造の本瓦葺です。本堂は桁行五間・梁間四間で、正面に三間の向拝付きです。
庭園は本堂西側・書院南側に作庭されています。庭園は北村援琴著の「築山庭造伝」に鳥瞰図が載せられているが、その後大火で本堂などが焼失した際に被害を受け、江戸時代後期の1811年(文化8年)に本堂が再建された際に現在のように整備されたと言われています。ただ鳥瞰図と相似している部分も多くあります。庭園は南北に長い枯池を中心に半周を築山で囲まれ、書院から見ると右手奥に枯滝石組みが配されています。
本尊・地蔵菩薩立像は平安時代に造仏されたと言われ、日本最古級の地蔵菩薩立像とも言われています。地蔵菩薩立像は穏やかな表情で、右手は下げ、左手を掲げ宝珠をのせています。地蔵菩薩立像は一木彫で、漆箔の截金です。
縄目地蔵(延命地蔵菩薩像)は2020年(令和2年)に仏師・中川太幹が1962年(昭和37年)に焼失した旧本尊をもとに復元しました。旧本尊は大正時代に修理が行われ、その記録が国立奈良博物館に残されており、縄目地蔵はその記録をもとに復元されました。
春の壬生狂言は法要で行われる朝・昼・夜の勤行の内、昼の勤行として本尊・延命地蔵菩薩に奉納するものです。法要は1300年(正安2年)以来、700年以上途絶えることなく続けられているそうです。壬生狂言は1300年(正安2年)に円覚上人が大念仏会を行った際、身振り手振りで仏の教えを広める持斎融通念仏を考えついたのが起源と言われています。その為壬生狂言では演者は仮面を付け、太鼓・鉦・笛に合わせて、身振り手振りで演じます。壬生狂言は太鼓・鉦の音から「壬生さんのカンデンデン」とも言われています。壬生狂言は千本ゑんま堂のゑんま堂狂言・嵯峨釈迦堂の嵯峨大念仏狂言とともに京の三大狂言に数えられています。なお壬生狂言は1976年(昭和51年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

【壬生寺 歴史・簡単概要】
壬生寺(みぶでら)は平安時代中期の991年(正暦2年)に滋賀・園城寺(おんじょうじ・三井寺(みいでら))の僧・快賢僧都(かいけんそうず)が母の為に創建したと言われています。壬生寺は当初小三井寺・地蔵院・宝幢三昧寺(ほうどうさんまいじ)などと言われていました。平安時代に第72代・白河天皇(しらかわてんのう)から篤く信仰され、京都の裏鬼門に当たることもあり、白河天皇の発願によって2月に節分会が行われるようになりました。その後火災によって焼失し、鎌倉時代中期の1259年(正元元年)に平政平(たいらのまさひら)が再興し、1300年(正安2年)に融通念仏(ゆうずうねんぶつ)の円覚上人(えんがくしょうにん)が京の三大狂言に数えられる「大念仏狂言(壬生狂言・壬生さんのカンデンデン)」を始めたと言われています。幕末(江戸時代末期)の1863年(文久3年)に新選組(しんせんぐみ・壬生浪士組(みぶろうしぐみ))が結成され、壬生寺東門前の坊城通の八木邸・前川邸・南部邸が屯所と定められ、壬生寺の境内は新選組の兵法調練場として使われました。なお1962年(昭和37年)に本堂が全焼し、本尊・地蔵菩薩(じぞうぼさつ)半跏像(壬生地蔵)も焼失しました。
壬生寺は律宗の大本山です。
*参考・・・壬生寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【壬生寺春期特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
*壬生狂言では写真や動画の撮影はできません。
壬生寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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