三室戸寺(アクセス・見どころ・・・)紫陽花名所
三室戸寺
三室戸寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。三室戸寺のパワースポット・宝勝牛は咥えている牛玉の観音様に触れて願うと勝運や金運がアップすると言われています。なお三室戸寺は庭園が5千坪あり、ツツジ・シャクナゲ・アジサイ・ハスが植えられ、「花の寺」と言われています。
【三室戸寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市菟道滋賀谷21
最寄り駅・バス停・・・京阪三室戸駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【三室戸寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~16:30(4/1~10/31) 受付30分前終了
8:30~16:00(11/1~3/31) 受付30分前終了
12/29~12/31は拝観できません。
【三室戸寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人500円、小人300円
団体(30名以上)
大人400円
【三室戸寺 歴史・簡単概要】
三室戸寺(みむろとじ)・花の寺は起源が明確ではありません。三室戸寺は寺伝によると770年(宝亀元年)に南都大安寺(だいあんじ)の僧・行表(ぎょうひょう)が第49代・光仁天皇の勅願により、岩淵から出現した千手観音菩薩を本尊として創建したと言われています。三室戸寺は当初御室戸寺と称したそうです。光仁天皇は毎夜宮中に達する金色の霊光の正体を藤原犬養(右少弁犬養)に探させ、たどり着いた滝壺から流れてきた1枚の蓮弁が一尺二寸の二臂の観音像に変じ、観音像を安置したとも言われています。寛平年間(889年~898年)に三井寺(園城寺)の智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)が中興したとも言われたいます。その後度々焼失し、文明年間(1469年~1487年)に現在の場所に移りました。しかし1573年(天正元年)に室町幕府第15代将軍・足利義昭(あしかがよしあき)に加勢したことから織田信長によって焼き討ちされ、1639年(寛永16年)に第107代・後陽成天皇の第11皇子で、聖護院門跡・道晃法親王(どうこうほうしんのう)が再興しました。その後1814年(文化11年)に現在の本堂が再建されました。
三室戸寺は本山修験宗の別格本山です。
*参考・・・三室戸寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【三室戸寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
三室戸寺の見どころは「花の寺」と言われる花です。なお三室戸寺は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
重要文化財・・・十八神社本殿、木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像図、木造釈迦如来立像、木造毘沙門天立像、十八神社本殿
【三室戸寺 行事・イベント(要確認)】
●あじさい園公開は例年6月上旬頃から7月上旬頃まで行われています。あじさい園公開は約50種・約2万株の紫陽花が見ごろを迎える時期に行われます。ライトアップが行われる期間があります。三室戸寺はあじさいの寺とも言われています。
三室戸寺あじさい園公開
●ハス酒を楽しむ会は例年7月に行われています。は蓮の葉に日本酒を注ぎ、茎から飲みます。ちなみに蓮の葉に酒を注いで茎から飲みことを象鼻杯と言うそうです。ハス酒は蓮の成分が混じって少し苦味があるが、健康・長寿のご利益があるとも言われています。
三室戸寺ハス酒を楽しむ会
【三室戸寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●アジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月上旬頃です。三室戸寺では山門付近の杉木立の間に幻のアジサイとも言われるシチダンカ・セイヨウアジサイ・ガクアジサイなど約50種・約20,000株が咲き乱れます。
三室戸寺アジサイ見ごろ
●ハス見ごろは例年6月下旬頃から8月上旬頃です。本堂前の蓮園に珍種の大洒錦・有名な大賀蓮・西円寺青蓮など約100種・約250鉢のハスが置かれ、赤・ピンク・白色などの花を咲かせます。
三室戸寺ハス見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。広大な山内にモミジ・イチョウなどが植えられ、紅葉と本堂・高さ約16メートルの三重塔、そして広さ約5,000坪の庭園・与楽園などの光景が美しいと言われています。
三室戸寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【三室戸寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0774-21-2067
【三室戸寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都パワースポット
【三室戸寺 おすすめ散策ルート】
三室戸寺からのおすすめ散策ルートは南西にある宇治神社・宇治上神社を経由し、宇治川を渡って、平等院に向かうルートです。40分ほど散策すれば、いずれも世界遺産である宇治上神社・平等院を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむすることができます。なおルート周辺には源氏物語ミュージアム・放生院もあり、それらも一緒に散策してもいいかもしれません。