都七福神めぐり(例年1月1日~31日)七難即滅・七福即生
都七福神めぐり
都七福神めぐり(日程・時間・・・)を紹介しています。都七福神めぐりは例年1月1日から31日に行われています。都七福神めぐりは古くから福をもたらすと言われている七福神をめぐり、七難即滅・七福即生を祈願します。なお都七福神めぐりでは恵美須神社・妙円寺(松ヶ崎大黒天)・東寺・六波羅蜜寺・赤山禅院・行願寺(革堂)・萬福寺をめぐります。(詳細下記参照)
【都七福神めぐり 日程時間(要確認)】
都七福神めぐりは例年1月1日~31日に行われます。
*参考・・・都七福神まいりホームページ
【都七福神めぐり マップ・地図】
【都七福神めぐり 歴史・簡単概要】
都七福神めぐり(みやこしちふくじんめぐり)では新春に古くから福をもたらすと言われている七福神をめぐり、七難即滅・七福即生を祈願します。なおゑびす神(商売繁盛)は恵美須神社(ゑびす神社)、大黒天(開運招福)は妙円寺(松ヶ崎大黒天)、毘沙門天(七福即生)は東寺、弁財天(福徳自在)は六波羅蜜寺、福禄寿神(延寿福楽)は赤山禅院、寿老神(不老長寿)は行願寺(革堂)、布袋尊(諸縁吉祥)は萬福寺をめぐります。
七福神めぐりは京都が発祥の地とされているそうです。
【恵美須神社(えびすじんじゃ)・京都ゑびす神社(きょうとゑびすじんじゃ)】
恵美須神社は1202年(建仁2年)に臨済宗の宗祖・明庵栄西禅師が建仁寺を創建した際、建仁寺の鎮守として創建されたと言われています。室町時代中期に建仁寺が応仁の乱で焼失して再建された際、現在の場所に移ったと言われています。ゑびす信仰の象徴である福笹は独自の「御札」の形態が広まったものと言われています。
恵美須神社(アクセス・マップ・・・)
恵美須神社では例年1月10日とその前後2日間に十日ゑびす大祭も行われています。十日ゑびす大祭では商売繁昌・家運隆昌を祈願した吉兆笹や縁起物が授与されます。
恵美須神社十日ゑびす大祭
【妙円寺(みょうえんじ)・松ヶ崎大黒天(まつがさきだいこくてん)】
妙円寺は1616年(元和2年)に本涌寺内に建立された本覚院日英上人の隠居所が起源と言われています。隠居所を建立した際、「法華経」の守護神として、大黒さまを祀ったことから「松ヶ崎の大黒さん」と言われるようになりました。1969年(昭和44年)に献灯によって堂宇が焼失したが、大黒天は焼失を免れました。
妙円寺(アクセス・マップ・・・)
【東寺(とうじ)・教王護国寺(きょうおうごこくじ)】
東寺は796年(延暦15年)に第50代・桓武天皇の発願により、西寺とともに国家鎮護の官寺として、都の入口である羅城門の東に創建されました。東寺は唯一残る平安京の遺構とも言われています。823年(弘仁14年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から東寺を賜り、真言密教の根本道場になりました。
東寺(アクセス・マップ・・・)
【六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)】
六波羅蜜寺は地蔵菩薩を祀る小堂宇があった場所とも言われています。六波羅蜜寺は951年(天暦5年)に空也上人が自ら刻んだ十一面観音像を道場に安置したのが起源とも言われています。また963年(応和3年)に鴨川東岸に本尊・観世音菩薩を安置する仮仏殿を建立し、大般若経供養会を行ったのが起源とも言われています。
六波羅蜜寺(アクセス・マップ・・・)
【赤山禅院(せきざんぜんいん)】
赤山禅院は888年(仁和4年)に安慧が慈覚大師・円仁の遺命により、陰陽道の祖神である赤山大明神を勧請したのが起源と言われています。その後平安京・御所の表鬼門に当たることから皇城の表鬼門の鎮守として祀られました。拝殿の屋根には金網の中に邪気を払う力があるとされる鬼門除けの猿が置かれています。
赤山禅院(アクセス・マップ・・・)
【行願寺(ぎょうがんじ)】
行願寺(ぎょうがんじ)・革堂は1004年(寛弘元年)行円上人(ぎょうえんしょうにん) が一条小川の一条北辺堂(いちじょうほくへんどう)跡に創建しました。その後1590年(天正18年)関白・豊臣秀吉の命により、寺町荒神口に移され、1708年(宝永5年)の大火の後に現在の場所に移りました。なお行願寺の名称は一切の人々の成仏を「願い、行(ぎょう)じる」との思いが込められているそうです。
行願寺(アクセス・マップ・・・)
【萬福寺(まんぷくじ)・革堂(かわどう)】
萬福寺は1661年(寛文元年)に中国僧・隠元隆琦禅師が創建しました。その後1658年(万治元年)に隠元隆琦禅師が江戸幕府4代将軍・徳川家綱に拝謁し、徳川家綱が隠元隆琦禅師に帰依したことから1660年(万治3年)に山城国宇治に土地が与えられ、萬福寺が創建されることになりました。
萬福寺(アクセス・マップ・・・)
【都七福神めぐり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
都七福神めぐりでは寺社に軸(500円)・大護符(300円)・宝印帖(300円)が用意されています。(要確認)
都七福神めぐりでは期間中に京都定期観光バスが毎日運行されています。(要確認)