妙法院の見どころ解説-修学旅行・観光の簡単まとめ

妙法院(Myoho-in Temple)

妙法院の国宝・重要文化財などの見どころ解説

妙法院の見どころを簡単にまとめて解説します。見どころには桃山時代に関白・豊臣秀吉が千僧供養で建立した大庫裏(国宝)、東福門院の旧殿を移築した大書院(重要文化財)、普賢堂と言われる本堂などがあります。また宸殿・唐門・龍華蔵なども見逃せません。

【豊臣秀吉が千僧供養で建立した大庫裏(国宝)の見どころ解説】

★大庫裏は修学旅行・観光で絶対に見る価値があります。大庫裏は通常非公開だが、特別公開されることがあります。大庫裏は庫裏として日本最大級とも言われています。大庫裏は本来台所で、屋根に煙出があり、土間・板間・座敷に分かれています。土間・板間は天井板を張らず、梁(はり)などの構造が見えています。
★大庫裏の歴史は1595年(文禄4年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が先祖の菩提(ぼだい)を弔う為に千僧供養(せんそうくよう)を方広寺(ほうこうじ)で行った際に建立したと言われています。千僧供養は1595年(文禄4年)に方広寺の大仏殿が完成し、この年以降豊臣秀吉が日本仏教の八宗(天台宗(てんだいしゅう)・真言宗(しんごんしゅう)・律宗(りっしゅう)・禅宗(ぜんしゅう)・浄土宗(じょうどしゅう)・日蓮宗(にちれんしゅう)・時宗(じしゅう)・一向宗(いっこうしゅう))の僧を集めて行われるようになりました。
★大庫裏の建築様式は屋根が入母屋造(いりもやづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。大庫裏は桁行約21.8メートル・梁間約23.7メートル・高さ約18メートルです。

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【東福門院の旧殿を移築した大書院(重要文化財)の見どころ解説】

★大書院は大庫裏に次ぎ、修学旅行・観光で見る価値があります。大書院は通常非公開だが、特別公開されることがあります。大書院には狩野派の絵師が描いた襖絵などがあります。大書院は東福門院の旧殿を前身とし、桃山時代(1583年~1603年)の豪華な特色があります。
★大書院の歴史は1619年(元和5年)に第108代・後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の中宮・東福門院(とうふくもんいん・徳川和子(とくがわまさこ))の旧殿を賜り、妙法院に移築して建立されました。
★大書院の建築様式は屋根が入母屋造のこけら葺(こけらぶき)です。

【東福門院の旧殿を移築した玄関(重要文化財)の見どころ解説】

★玄関は東福門院の旧殿を前身としています。玄関には唐破風(からはふ)屋根の式台(しきだい)が設けられています。玄関には狩野派の絵師が描いた障壁画があります。
★玄関の歴史は1619年(元和5年)に第108代・後水尾天皇の中宮・東福門院(徳川和子)の旧殿を賜り、妙法院に移築して建立されました。
★玄関の建築様式は屋根が入母屋造のこけら葺です。

【普賢堂と言われる本堂の見どころ解説】

★本堂は見逃せません。本堂は境内の東南にあります。本堂は6本の牙を持つ象に乗った本尊・普賢菩薩(ふげんぞうぼさつ)騎象像(重要文化財)を安置し、普賢堂(ふげんどう)と言われています。本堂は本尊の背後に日本画家・石踊達哉(いしおどりたつや)が描いた蓮があります。
★本堂の歴史は1799年(寛政11年)に建立されました。
★本堂の建築様式は二層(二階建て)で、屋根が宝形造(ほうぎょうづくり)の本瓦葺です。本堂は間口約7.1メートル・奥行き約8.9メートルです。

【阿弥陀如来や歴代天皇の位牌などを祀る宸殿の見どころ解説】

★宸殿は阿弥陀如来(あみだにょらい)像を安置しています。宸殿は歴代天皇・皇后・中宮の位牌も祀っています。位牌は般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)から移されたと言われています。
★宸殿は1898年(明治31年)に建立されました。
★宸殿は入母屋造の檜皮葺です。

【護摩壇が設置されている護摩堂の見どころ解説】

★護摩堂には中央に護摩壇(ごまだん)が設置されています。護摩堂に安置されていた平安時代(794年~1185年)前期に造仏された不動明王(ふどうみょうおう)立像は2020年(令和2年)から東京国立博物館に寄託されています。
★護摩堂の歴史は比叡山(ひえいざん)西塔・常住金剛院が起源と言われています。護摩堂は17世紀(江戸時代前期から中期)に移築されたとも、関白・豊臣秀吉が建立し、不動明王を安置したとも言われています。
★護摩堂の建築様式は屋根が宝形造の瓦葺です。

【松村呉春が描いた襖絵などがある白書院の見どころ解説】

★白書院は境内の奥にあり、門主の私的な空間として使われています。白書院には一の間・二の間などがあります。白書院には机である付書院(つけしょいん)と物を収納する棚があります。白書院には絵師・松村呉春が描いた襖絵などがあります。

【東大路通に面して建立されている唐門の見どころ解説】

★唐門は東大路通(ひがしおおじどおり)に面して建立されています。なお唐門は新日吉神宮(いまひえじんぐう)の祭礼の際、神幸拝所が置かれました。
★唐門の歴史は1730年(享保15年)以前に建立されたと言われています。
★唐門の建築様式は四脚門(しきゃくもん)で、屋根が唐切妻造(きりづまづくり)のこけら葺です。

【寺宝を収蔵・展示する龍華蔵(宝物館)の見どころ解説】

★龍華蔵(宝物館)は見逃せません。龍華蔵は宝物館で、所有する文化財を収蔵・展示しています。龍華蔵ではポルトガル王印度副王信書(国宝)のレプリカを見ることができます。なお本物は京都国立博物館に寄託されています。

【三十三間堂と言われる蓮華王院本堂(国宝)の見どころ解説】

★三十三間堂は妙法院から少し距離があるが、妙法院の境外仏堂で、妙法院が所有・管理しています。
★三十三間堂の歴史は1165年(長寛2年)に後白河上皇(第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう))が平清盛(たいらのきよもり)に資材協力を命じ、離宮・法住寺殿(ほうじゅうじどの)の一画に創建したのが起源です。
★三十三間堂(国宝)は内陣中央に本尊・千手観音(せんじゅかんのん)坐像(国宝)を安置し、その左右10段の階段に1段に50体ずつ、合計1,000体の千手観音立像(国宝)を安置しています。また本尊・千手観音坐像の背後には1,001体目となる千手観音立像(国宝)も安置しています。

【妙法院の見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・妙法院(見どころ・アクセス・・・)

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