妙心寺勅使門・妙心寺見どころ

妙心寺勅使門

●妙心寺勅使門は1912年(明治45年)2月8日に国の重要文化財に指定されました。
●妙心寺勅使門は江戸時代前期の1610年(慶長15年)に建立されました。妙心寺勅使門は通常閉じられているが、妙心寺住持(じゅうじ(住持職・住職))の入山・晋山時に新住職が利用されます。住持(住持職・住職)は寺院を管掌する最高位の僧侶のことです。なお妙心寺勅使門はかつての総門で、南大門・南四足門とも言われました。
妙心寺勅使門は放生池(ほうじょうえ)・山門・仏殿・法堂など伽藍の正面に位置し、東側に南総門が建立されています。
一般的に勅使門は天皇の使者・勅使が寺院に参向した際に出入りに使われる門です。ちなみに使者は上皇の場合に院使(いんし)、皇后の場合に皇后宮使(こうごうぐうし)、中宮の場合に中宮使(ちゅうぐうし)、皇太后の場合に皇太后宮使(こうたいごうぐうし)、女院の場合に女院使(にょいんし)と言われます。
●妙心寺勅使門は四脚門(よつあしもん)で、切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
四脚門は2本の本柱の前後に2本の控柱を建てた合計4本の柱がある門です。四脚門は寺院の正門に用いられることが多い格式の高い門とされています。四脚門は普通切妻造だが、江戸時代以降に入母屋造の四脚門も造られました。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
妙心寺見どころ

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