妙心寺玄関・妙心寺見どころ(修学旅行)

妙心寺玄関

●妙心寺玄関は1912年(明治45年)2月8日に国の重要文化財に指定されました。
●妙心寺玄関は江戸時代前期の1654年(承応3年)に建立されました。妙心寺玄関は大方丈(重要文化財)に繋がっています。妙心寺玄関は拝観受付・写経体験の受付などになっています。
一般的に玄関は禅宗で玄妙(げんみょう)な道に入る関門とされ、転じて禅宗寺院(禅寺)の方丈(ほうじょう)への入り口とされています。また玄関は寺院の書院(しょいん)・客殿(きゃくでん)などへの入り口ともされています。ちなみに中国では「老子(ろうし)・第1章」に「玄之又玄衆妙之門(玄の又玄は衆妙の門なり)」と記され、幽玄(ゆうげん)の道の入口という意味があります。なお一般的に方丈は1丈(約3メートル)四方の部屋を意味し、禅宗寺院の住持(じゅうじ・住職)や長老の居室を指します。
大方丈は安土桃山時代の1592年(文禄元年)に建立され、江戸時代前期の1654年(承応3年)に改築されたとも言われています。大方丈は桁行約29.5メートル・梁行約21.7メートルで、北側3室と南側3室の合計6室があります。北側3室には絵師・狩野洞雲(かのうどうしゅん・狩野益信(かのうますのぶ)が描いた障壁画、南側3室には絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた障壁画があります。大方丈は石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)・奥の院から勧請された阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を安置しています。なお大方丈は入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺(こけら葺)です。
●妙心寺玄関は桁行五間・梁間一間で、唐破風造(からはふづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
唐破風は弓形のように中央部を丸みをつけ、両端が反りかえった曲線状に造形した破風です。軒唐破風は屋根本体の軒先を丸みを帯びた造形した破風です。向唐破風は屋根本体とは別に出窓のように造形した破風です。なお破風は切妻造(きりづまづくり)・入母屋造(いりもやづくり)の屋根の妻の三角形の部分です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
妙心寺見どころ

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