2032年(子年・鼠年・ねずみどし)の京都初詣スポット

大豊神社

2032年(子年・鼠年)の京都初詣スポット

2032年(子年・鼠年)の京都初詣スポットを紹介しています。初詣スポットには言社(下鴨神社の末社)・大国社(大豊神社の末社)・善行院(妙顕寺の塔頭)などがあります。大国社は社殿前に狛鼠が置かれています。大国社の祭神・大国主命は野火に囲まれた際、鼠に案内されて窮地から逃れたという日本最古の歴史書「古事記」の神話に由来しています。

【初詣の基礎知識・十二支(じゅうにし)】
十二支は子(ね・鼠(ねずみ))・丑(うし・牛)・寅(とら・虎)・卯(う・兎(うさぎ))・辰(たつ・龍(りゅう))・巳(み・蛇(へび))・午(うま・馬)・未(ひつじ・羊)・申(さる・猿)・酉(とり・鶏(にわとり))・戌(いぬ・犬)・亥(い・猪(いのしし))からなります。十二支は中国の殷(いん)時代(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)に甲骨文字(こうこつもじ)を記す際に十干(じっかん)と組み合わされて日付の記録に利用されていました。中国の戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)以降に日(日付)だけでなく、年・月・時刻・方位の記述にも利用されるようになりました。中国ではインドの木星紀年法を取り入れ、動物を当てはめたと言われています。日本では古代に中国から伝わり、5世紀の古墳の出土品に「辛亥年七月中。」などという干支が刻まれています。

【下鴨神社(しもがもじんじゃ)の末社・言社(ことしゃ)・左京区】
下鴨神社の末社・言社は何年でも、何年生まれでもご利益があるとも言われています。
言社は十二支の守護神です。言社の祭神・大国主命(おおくにぬしのみこと)は7つの名前と7つの働きを持ち、その名前ごとに7つの社が祀られています。巳(み)・未(ひつじ)の守護神は一言社(東社)、午(うま)の守護神は一言社(西社)、子(ね)の守護神は二言社(北社)、丑(うし)・亥(い)の守護神は二言社(南社)、卯(う)・酉(とり)の守護神は三言社(北社)、寅(とら)・戌(いぬ)の守護神は三言社(中社)、辰(たつ)・申(さる)の守護神は三言社(南社)です。
言社・大国さまは起源が明確ではありません。言社は日本最古の歴史書「古事記(こじき)」の因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)に登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。
言社(アクセス・マップ・歴史・・・)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【大豊神社(おおとよじんじゃ)の末社・大国社(だいこくしゃ)・左京区】
●大豊神社の末社・大国社は社殿前に狛鼠(こまねずみ)が置かれています。大国社の祭神・大国主命(おおくにぬしのみこと)は野火に囲まれた際、鼠に案内されて窮地から逃れたという日本最古の歴史書「古事記(こじき)」の神話に由来しています。
大豊神社(ねずみの社)は社伝によると887年(仁和3年)に第55代・文徳天皇の外伯父、第57代・陽成天皇の外祖父である公卿・藤原長良の娘で、第59代・宇多天皇の女官・藤原淑子が第59代・宇多天皇の病気平癒祈願の為、医薬祖神・少彦名命を東山三十六峰の第15峰目である標高約132メートルの椿ヶ峰に祀ったのが起源とも言われています。その後第15代・応神天皇と菅原道真を合祀しました。1969年(昭和44年)に末社・大国社が建立されました。なお大豊神社は少彦名命・応神天皇・菅原道真を祀り、大国社は大国主命を祀っています。
大国社(アクセス・マップ・歴史・・・)

【妙顕寺(にょうけんじ)の塔頭・善行院(ぜんぎょういん)・上京区】
●善行院(ぜんぎょういん)は洛陽十二支妙見めぐり(らくようじゅうにしみょうけんめぐり)の子(北)にあたり、西陣の妙見宮とも言われています。洛陽十二支妙見めぐりは京都市内で妙見大菩薩が祀られている十二箇所の霊場です。
善行院(西陣の妙見さん)は1466年(文正元年)に恵眼院日富上人が創建したと言われています。1860年(万延元年)に第111代・後西天皇の霊夢より、妙顕寺に一堂を建立して第111代・後西天皇が信仰した妙見菩薩立像が御所・清涼殿から移されました。妙見菩薩立像は「日本唯一天拝の妙見大菩薩」と言われています。明治維新後の神仏分離令・廃仏毀釈によって「洛陽十二支妙見めぐり」は衰退したが、1986年(昭和61年)に市内の日蓮宗寺院を中心にした「洛陽十二支妙見めぐり」が復活しました。2003年(平成15年)に妙見堂が建て替えられました。
善行院(アクセス・マップ・歴史・・・)

【2032年(子年・鼠年)の京都初詣スポット 備考】
京都初詣ランキング2025

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る