二条城の梅見ごろ2025(時期:2月中旬~3月中旬頃)梅林
二条城の梅見ごろ・アクセス・概要
二条城の梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。二条城の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。二条城は城内南西部にある梅林や城内に枝垂梅・白梅・紅梅・桃色梅・紅白の花を咲き分ける源平咲き分け梅など約130本の梅の木が植えられ、梅と梅林や内堀・天守台など城内の光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【二条城の梅見ごろ(例年時期)】
二条城の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都梅見ごろ2025(北野天満宮・梅宮大社・・・)
【二条城梅 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
最寄り駅・バス停・・・二条城前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から二条城は9系統(B1乗り場)、50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは12系統、15系統
*四条烏丸からは101系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は二条城前駅(徒歩すぐ)
【二条城の梅見ごろ(例年時期) 概要】
二条城は京都を代表する梅の名所です。二条城の梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。
二条城は城内南西部にある約20アールの梅林や城内に枝垂梅・白梅・紅梅(紅千鳥(ベニチドリ)・紅雀(ベニスズメ))・桃色梅・紅白の花を咲き分ける源平咲き分け梅(ゲンペイサキワケウメ)など約130本の梅の木が植えられ、梅と梅林・内堀・天守台など城内の光景が美しいと言われています。ちなみに二条城には桜とともに梅の標準木があり、梅の花が5~6輪開くと梅の開花になります。なお二条城ではかつて梅の実は地に落ちて廃棄されていたが、2014年(平成26年)から近隣の商店街の方々によって毎年収穫されています。採取された梅の実はお香などの原料になっているそうです。
- 梅の標準木は2022年(令和4年)が3月10日、2021年(令和3年)が2月19日に開花しました。ちなみに平年の開花日は2月22日、最も早い記録が1979年(昭和54年)の1月27日、最も遅い記録が1963年(昭和38年)の3月15日になります。
- 梅林は1954年(昭和29年)にかし林(樫林)を伐採して新たに整備され、その後通路南側が拡張されて補植されました。
- 源平咲き分け梅は紅梅に白い花が咲くことで起こります。紅梅では赤い色素・アントシアンによって赤い花が咲くが、アントシアンの生成には多くの酵素を必要とする様々な過程を経なければなりません。酵素が一つでも働かなくなるとアントシアンの生成がうまくいかず、白い花のままとなります。
- 天守台は高さ約21メートル、敷地約445平方メートルです。天守台にあった5層の天守閣は伏見城の天守閣を移したとも言われていたが、1750年(寛延3年)の落雷によって焼失しました。天守閣は第108代・後水尾天皇が昇り、天皇が唯一昇った天守閣と言われました。
- 内堀は本丸御殿を囲むように造られています。内堀は幅約25メートルです。堀の水源はかつて南にある神泉苑(しんせんえん)でした。なお外堀の西側・南側が幅約20メートル、東側・北側が幅約10メートルです。
●二条城の歴史(築城から現在)を紹介しています。
二条城歴史(徳川家康・徳川家光・・・)
●二条城の見どころ(二の丸御殿・二の丸庭園など)を紹介しています。
二条城見どころ(二の丸御殿・二の丸庭園など)
●京都で人気の梅名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都梅名所・見ごろ
【二条城 歴史・簡単概要】
二条城(にじょうじょう)は平安時代に禁苑(宮中の庭)だった神泉苑(しんせんえん)の一部で、かつて内裏も造営された場所でした。1601年(慶長6年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)が京都御所の守護・将軍の宿泊所として築城を開始し、1603年(慶長8年)に二の丸御殿が完成しました。家康は伏見城での将軍宣下の後に入城し、重臣・公家衆を招いて将軍就任の祝賀の儀を行いました。その後1624年(寛永元年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)が第108代・後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の行幸の際に大規模な改修・増築を行い、1626年(寛永3年)に後水尾天皇と中宮・東福門院(とうふくもんいん・徳川和子(とくがわまさこ))が行幸して5日間滞在しました。1750年(寛延3年)の雷火によって五層の天守が焼失し、1788年(天明8年)の天明の大火によって本丸などが焼失しました。
*参考・・・二条城(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【二条城梅 備考】
二条城(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報