仁和寺御殿・仁和寺見どころ

仁和寺御殿

●仁和寺御殿は遼廓亭・飛濤亭・本坊表門が重要文化財、黒書院・白書院・宸殿・勅使門が登録有形文化財に指定されています。
●遼廓亭は1661年(万治4年・寛文元年)~1750年(寛延3年)に建てられ、江戸時代の画家・尾形光琳(おがたこうりん)の屋敷から移築されました。遼廓亭は二畳半台目の茶室・四畳半の水屋と広間・控えの間・勝手の間から構成され、全体の意匠が織田信長の弟で、大名・茶人である織田有楽斎(おだうらくさい)好みの如庵(じょあん・国宝)と似ています。遼廓亭は南面入母屋造・北面寄棟造のこけら葺です。
●飛濤亭は仁和寺第28世・深仁法親王の異母弟である第119代・光格天皇遺愛の茶室と言われています。飛濤亭は入母屋造・茅葺の屋根で、四畳半に台目がついた茶室・水屋の間・勝手の間から構成されています。飛濤亭は入母屋造の茅葺です。
●本坊表門は1596年(文禄5年・慶長元年)~1615年(慶長20年・元和元年)頃に建てられました。本坊表門は一間薬医門で、本瓦葺です。
●黒書院は1909年(明治42年)に花園にあった旧安井門跡(やすいもんぜき)の寝殿(しんでん)を移して改造して建てられました。黒書院には竹の間・秋草の間など6室があります。1937年(昭和12年)に日本画家・堂本印象(どうもといんしょう)が描いた襖絵が飾られています。黒書院は桁行約15.5メートル・梁間約11.7メートルで、入母屋造の桟瓦葺です。
●白書院は1890年(明治23年)に建てられました。1937年(昭和12年)に日本画家・福永晴帆(ふくながせいはん)が描いた襖絵が飾られています。白書院は桁行約15.8メートル・梁間約12.5メートルで、入母屋造の桟瓦葺です。
●宸殿は1914年(大正3年)に建てられました。寛永年間(1624年~1645年)に賜った御所・御常御殿(おつねごてん)が1887年(明治20年)に焼失しました。宸殿は3室からなり、日本画家・原在泉(はらざいせん)が描いた襖絵などが飾られています。宸殿は桁行約19.7メートル・梁間約11.8メートルで、入母屋造の檜皮葺です。
●霊明殿は1911年(明治44年)に建てられました。霊明殿は1室で、3間幅の仏壇を設け、折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)が張られています。蟇股には建築家・亀岡末吉(かめおかすえきち)が唐草を図案化した彫刻が施されています。霊明殿は方三間で、宝形造の檜皮葺です。
●勅使門は1914年(大正3年)に本願寺(ほんがんじ)唐門(からもん)を模して建てられました。勅使門は四脚門で、入母屋造の檜皮葺です。
仁和寺見どころ

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