仁和寺水掛不動堂・仁和寺見どころ(修学旅行)

仁和寺水掛不動堂

●仁和寺水掛不動堂には石造・不動明王が安置されています。不動明王に水を掛けて祈願することから水掛不動と言われています。
不動明王は密教の根本尊である大日如来(だいにちにょらい)の化身とされ、五大明王(降三世明王(ごうざんぜみょうおう)・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)・大威徳明王(だいいとくみょうおう)・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう))の中心となる明王です。大日如来が衆生を教化する際、通常の姿では教化できないので、忿怒相(ふんぬそう)をもって現れたとされています。不動明王は背に火炎を背負い、右手に悪を断ち切る剣、左手に救済の索を持ち、全ての悪と煩悩を抑え、全ての生あるものを救うと言われています。不動明王はヒンドゥー教の最高神・シヴァ神が起源とされ、平安時代初期の804年(延暦23年)に遣唐使として唐に渡った真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が806年(大同元年)に密教とともに唐から不動明王の図像を持ち帰ったと言われています。
●仁和寺水掛不動堂に安置されている水掛不動は近畿三十六不動霊場(きんきさんじゅうろくふどうそんれいじょう)の第14番札所になっています。
近畿三十六不動霊場は大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県・滋賀県・奈良県で不動尊(不動明王)を祀る三十六ヶ所の霊場が選ばれています。三十六は不動明王の眷属が三十六童子とされていることに由来しています。また三十六は人間の煩悩・三十六支を表し、三十六ヶ所を巡拝することにで煩悩を消除する意味もあります。なお近畿三十六不動霊場は1979年(昭和54年)に古寺顕彰会を中心に選定されました。
近畿三十六不動霊場では第1番・四天王寺(してんのうじ)、第2番・清水寺(きよみずでら)、第3番・法楽寺(ほうらくじ)、第4番・京善寺(きょうぜんじ)、第5番・報恩院(ほうおんいん)、第6番・太融寺(たいゆうじ)、第7番・摂津国分寺(せっつこくぶんじ)、第8番・不動寺(ふどうじ)、第9番・大龍寺(たいりゅうじ)、第10番・若王山無動寺(むどうじ)、第11番・鏑射寺(かぶらいじ)、第12番・安岡寺(あんこうじ)、第13番・大覚寺(だいかくじ)、第14番・仁和寺(にんなじ)、第15番・蓮華寺(れんげじ)、第16番・三千院(さんぜんいん)、第17番・曼殊院(まんしゅいん)、第18番・聖護院(しょうごいん)、第19番・青蓮院(しょうれんいん)、第20番・智積院(ちしゃくいん)、第21番・中山寺(なかやまでら)、第22番・北向山不動院(きたむきざんふどういん)、第23番・醍醐寺(だいごじ)五大堂、第24番・岩屋寺(いわやじ)、第25番・円満院(えんまんいん)、第26番・無動寺(むどうじ)明王堂、第27番・葛川息障明王院(みょうおういん)、第28番・成田山明王院(みょうおういん)、第29番・宝山寺(ほうざんじ)、第30番・如意輪寺(にょいりんじ)、第31番・龍泉寺(りゅうせんじ)、第32番・瀧谷不動明王寺(たきだにふどうみょうおうじ)、第33番・七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)、第34番・根来寺(ねごろじ)、第35番・明王院(みょうおういん)、第36番・南院(なんいん)を巡ります。
仁和寺見どころ

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