金剛能楽堂(アクセス・マップ・概要・・・)
金剛能楽堂
金剛能楽堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。金剛能楽堂ゆかりの金剛流は観世流(かんぜりゅう)・金春流(こんぱるりゅう)・宝生流(ほうしょうりゅう)・喜多流(きたりゅう)とともにシテ方五流に数えられ、唯一京都在住です。金剛流は京都風の華麗な芸風から舞金剛、面などの名品を多く所蔵することから面金剛とも言われています。
【金剛能楽堂 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区烏丸通中立売上ル龍前町590
最寄り駅・バス停・・・今出川駅(徒歩約4分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から金剛能楽堂は地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ
【金剛能楽堂 拝観時間・時間(要確認)】
イベントによって異なります。
月曜日・年末年始は休館日
【金剛能楽堂 拝観料金・料金(要確認)】
イベントによって異なります。
【金剛能楽堂 歴史・簡単概要】
金剛能楽堂(こんごうのうがくどう)は京都府京都市上京区龍前町にあります。金剛能楽堂は2003年(平成15年)に京都の中でも特に能楽と関わりの深かった室町幕府の「花の御所」跡近く(京都御所の西向かい)に開館しました。「花の御所(室町第・室町殿)」は1378年(天授4年・永和4年)に室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が造営しました。「花の御所」は北側が上立売通(かみだちうりどおり)、南側が今出川通(いまでがわどおり)、東側が烏丸通(からすまどおり)、西側が室町通(むろまちどおり)に囲まれていました。足利義満は観阿弥(かんあみ)とともに猿楽(さるがく・能楽)を幽玄な能(夢幻能)に大成させた世阿弥(ぜあみ)を寵愛・庇護しました。金剛流は奈良・法隆寺(ほうりゅうじ)に仕えた猿楽座・坂戸座(さかとざ)を起源とし、坂戸孫太郎氏勝(さかとまごたろううじかつ)が流祖です。金剛流6世・善岳正明以後、金剛と称するようになりました。金剛流は関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)拝領の「雪の小面」や艶麗な「孫次郎」などの面を多く所蔵しています。金剛能楽堂は130余年の星霜を経た室町にあった旧金剛能楽堂から先人の思いが詰まった能舞台をそのまま移築しています。金剛能楽堂では21世紀の能楽堂の中に19世紀の舞台が融合し、時空を超えた空間が誕生ています。金剛能楽堂は定席412席(補助席80席)で、イヤホンガイドが行われています。金剛能楽堂は能・狂言の上演以外にも利用することができます。
*参考・・・金剛能楽堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【金剛能楽堂 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
金剛能楽堂の見どころは上演される能楽などの演目です。1月3日の金剛流謡初式(うたいぞめしき)は移転直後の2004年(平成16年)から無料で一般公開されています。(要確認)金剛流謡初式では「神歌」・仕舞八番・舞囃子「高砂」などが演じられます。なお例年7月中頃の土・日曜日の金剛家能面・能装束展観では「面金剛(おもてこんごう)」とも言われる金剛家所蔵の能面・華麗な能装束・能扇などが多数展示されます。
【金剛能楽堂 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・075-441-7222(金剛能楽堂)
【金剛能楽堂 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【金剛能楽堂 おすすめ散策ルート】
金剛能楽堂からのおすすめ散策ルートは東側の京都御苑・京都御所に向かうルートです。京都御苑は京都市民の憩いの場で、四季折々に樹木を楽しむことができます。時間に余裕がある方はのんびり散策するのがおすすめです。なお京都御苑北側に足利義満が創建した相国寺があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。