熊野若王子神社(アクセス・マップ・歴史・・・)

熊野若王子神社
熊野若王子神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。熊野若王子神社は古くから花見の名所としても知られ、室町時代には室町幕府初代将軍・足利尊氏や8代将軍・足利義政が花見の宴を催し、境内の裏山には桜花苑があります。なお境内の大杉は熊野から移されたものと言われています。
【熊野若王子神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区若王子町2
最寄り駅・バス停・・・南禅寺・永観堂道(徒歩約5分)、東天王町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から熊野若王子神社は5系統(A1乗り場)南、100系統(D1乗り場)東
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は蹴上駅(徒歩約18分)
【熊野若王子神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【熊野若王子神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【熊野若王子神社 歴史・簡単概要】
熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)は社伝によると平安時代(794年~1185年)後期の1160年(永暦元年)に34回も熊野詣(くまのもうで)を行った後白河上皇(第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう))が永観堂(えいかんどう・禅林寺(ぜんりんじ))の守護神として紀州・熊野権現(くまのごんげん)を勧請したのが起源と言われています。熊野若王子神社の社名は天照大神(あまてらすおおみかみ)の別称である若一王子に由来しているそうです。平安時代(794年~1185年)後期以降に熊野詣を行う際に修験者(しゅげんじゃ)は先ず熊野若王子神社で身を浄めてから出発したと言われています。鎌倉時代(1185年~1333年)から室町時代(1336年~1573年)に武家から信仰され、寄進を受けたと言われています。南北朝時代(1337年~1392年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏(あしかがたかうじ)、1465年(寛正6年)に室町幕府8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)がこの地で花見の宴を開いたと言われています。1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、兵火によって荒廃したと言われています。桃山時代(1583年~1603年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が再興したと言われています。1978年(昭和53年)に本宮・新宮・那智・若宮の4社が一社相殿の本殿に改築されました。なお熊野若王子神社は国常立神(くにとこたちのみこと)・伊佐那岐神(いざなぎのみこと)・伊佐那美神(いざなみのみこと)・天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
*参考・・・熊野若王子神社
【熊野若王子神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
熊野若王子神社の見どころは4月に行われる桜花祭(桜花祭典)です。(要確認)
【熊野若王子神社 行事・イベント(要確認)】
●桜花祭は例年4月の第1日曜日に行われます。桜花祭では哲学の道を散策される観光客などの道中安全を祈願します。境内裏山には桜花苑があり、陽光桜など約100本の桜があります。
熊野若王子神社桜花祭
【熊野若王子神社 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。境内の枝垂桜や境内裏山にある桜花苑などに陽光桜など約100本の桜の木が植えられています。室町時代に足利尊氏や足利義政が花見の宴を催したとも言われています。
熊野若王子神社桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。鳥居周辺や本殿・恵比須社周辺などにカエデ・桜などが分布し、紅葉と鳥居・石橋・赤い玉垣・恵比須社などの光景が美しいと言われています。
熊野若王子神社紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2026(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【熊野若王子神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-771-7420
【熊野若王子神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都初詣ランキング2026
【熊野若王子神社 おすすめ散策ルート】
熊野若王子神社からのおすすめ散策ルートは哲学の道を経由し、北側にある銀閣寺(東山慈照寺)に向かうルートです。20分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら世界遺産である銀閣寺まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なおルートの周辺には霊鑑寺・安楽寺・法然院などがあり、それらも散策しながら銀閣寺に向かうのもいいかもしれません。