祇園祭と織田信長(おだのぶなが)

祇園祭と織田信長(おだのぶなが)

祇園祭では天皇(上皇・法皇)・貴族・将軍・武将などが見物した記録が残されています。そして織田信長は「信長公記」に「寅 六月十四日 祇園会、信長御見物。」と記され、1582年(天正6年)6月14日に祇園祭を見物しました。

【祇園祭 日程】
祇園祭は7月1日の吉符入(きっぷいり) から7月31日の疫神社(えきじんじゃ)の夏越祭(なごしさい)までの7月1ヶ月に渡って行われます。
祇園祭2024日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑(しんせんえん)に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来(やくしにょらい)の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散(びょうまたいさん)を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。970年(天禄元年)から毎年に行われるようになりました。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)

【祇園祭と織田信長(おだのぶなが)】
祇園祭では天皇(上皇・法皇)・貴族・将軍・武将などが見物した記録が残されています。そして織田信長(おだのぶなが)は「信長公記(しんちょうこうき)」に「寅 六月十四日 祇園会、信長御見物。御馬廻、御小姓衆何れも、弓、鑓、長刀持ち道具無用の由、御諚にて被持候はず。祭見物の後、御供衆被成御帰し、御小姓衆十人計りにて、直ちに御鷹野へ御出で、雨少し降る。其の日、近衛殿へ御知行合せて千五百石、山城の内、普賢寺にて被進候。」と記され、安土桃山時代の1582年(天正6年)6月14日に祇園祭を見物しました。織田信長はお供する馬廻・小姓衆に弓・鑓・長刀などの武器を持たないようにと命令し、祇園祭を見物しました。祇園祭の見物後はお供の者の多くを帰られ、10人ばかりの小姓衆と鷹野に出掛け、小雨が降ったなどと記されています。織田信長は「信長公記」に4月22日に京都から安土に戻り、4月27日に京都に入り、5月27日に京都から安土に戻り、6月10日に京都に向かう、6月16日に播磨から京都に入った豊臣秀吉と会うなどと記され、京都と安土を頻繁に往来していました。ちなみに織田信長は葵祭が応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))から1694年(元禄7年)まで中絶していたが、1578年(天正2年)に自らの2頭の馬や馬廻衆の18頭の馬、計20頭の馬を出し、葵祭の前儀・賀茂競馬(かもくらべうま)も見物しました。なお織田信長は絵師・狩野永徳(かのうえいとく)に祇園祭などの様子を描かせた「洛中洛外図屏風(上杉本)」を上杉謙信(うえすぎけんしん)に贈りました。六曲一双の「洛中洛外図屏風(上杉本)」には戦国時代の京都の町や約2千5百人の老若男女、そして祇園祭で巡行する長刀鉾(なぎなたほこ)・蟷螂山(とうろうやま)・鶏鉾(にわとりほこ)・岩戸山(いわとやま)などが描かれています。

【織田信長 祇園祭】
織田信長は1534年(天文3年)6月23日に織田弾正忠家の当主・織田信秀と継室・土田御前の間に生まれ、織田信秀の嫡男でした。1551年(天文20年)に父が亡くなると家督を継ぎ、1555年(弘治元年)に織田信友を討って清洲城を居城とし、1557年(弘治3年)に弟・織田信行を排除し、1559年(永禄2年)に織田信賢を追放して尾張一国を統一しました。1560年(永禄3年)に桶狭間の戦で今川義元を敗死させ、1562年(永禄5年)に徳川家康と同盟を結びます。1567年(永禄10年)に斎藤龍興を滅ぼすと尾張国・美濃国の2カ国を領することになり、稲葉山城を岐阜城に改名して居城としました。1568年(永禄11年)に室町幕府15代将軍・足利義昭を擁して上洛し、1571年(元亀2年)に足利義昭に内通していた比叡山を焼き打ちし、1573年(天正元年)に足利義昭を河内に追放して室町幕府を滅ぼし、朝倉氏・浅井氏も滅ぼしました。1575年(天正3年)に長篠の戦いで武田勝頼を破り、1576年(天正4年)に安土城を築城し、1582年(天正10年)に甲斐武田氏を滅ぼしました。東は甲斐・信濃、北は越中・能登、西は伯耆・備中と征服し、天下統一の途中である1582年(天正10年)6月21日に明智光秀による本能寺の変により、49歳で自刃しました。

【祇園祭と織田信長(おだのぶなが) 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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