大原野神社睡蓮見ごろ2024(5月中旬~8月下旬頃)

大原野神社睡蓮見ごろ(見頃)

大原野神社睡蓮見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。大原野神社では鯉沢池に睡蓮が植えられ、白い花を咲かせます。睡蓮は朝明るくなると花を開き、昼には花を閉じることが多く、睡蓮の花を見るなら午前中がおすすめです。睡蓮と鯉沢池・鯉沢池に架けられた赤いアーチ状の橋などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)

【大原野神社睡蓮見ごろ(例年時期)】
大原野神社の睡蓮の見ごろ例年5月中旬頃から8月下旬頃です。ただ睡蓮見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。

【大原野神社睡蓮見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区大原野南春日町1152
最寄り駅・バス停・・・南春日町(徒歩約7分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急電鉄京都本線・東向日駅からは南春日町行き
*JR・向日町駅からは南春日町行き
阪急バス・アクセスダイヤ

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【大原野神社睡蓮見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
大原野神社はあまり知られていない睡蓮(スイレン)の名所です。大原野神社の睡蓮見ごろは例年5月中旬頃から8月下旬頃です。
大原野神社では二の鳥居と三の鳥居の間にある参道右側にある南北・東西とも約40メートルの鯉沢池(こいさわのいけ)に睡蓮が植えられ、白い花を咲かせます。睡蓮は朝明るくなると花を開き、昼には花を閉じることが多く、睡蓮の花を見るなら午前中がおすすめです。睡蓮と鯉沢池・鯉沢池に架けられた赤いアーチ状の橋などの光景が美しいと言われています。印象派を代表するフランスの画家であるクロード・モネが描いた「睡蓮の池と日本の橋」のような風景が見られるかもしれません。
鯉沢の池は平安時代前期に第54代・仁明天皇を父、藤原順子を母とする第55代・文徳天皇が奈良・猿沢池を模して造営したと言われています。ちなみに猿沢池は749年(天平21年)に奈良・興福寺で放生会を行う放生池として造られ、京都・大覚寺の大沢池と滋賀・石山寺とともに日本三大名月観賞池に数えられました。鯉沢の池は猿沢池と同様に昔から流れ込む川などはなく、池底から湧き出す水や雨水によって水位が維持されています。鯉沢の池には中の島があり、赤いアーチ状の橋を渡ると中の島に地主神(じぬしのかみ)が祀られています。
睡蓮(スイレン)はスイレン科スイレン属の多年生の水草・ヒツジグサ(未草)のことです。ヒツジグサはアジア・ヨーロッパ・北アメリカ大陸など北半球に広く分布し、日本ではヒツジグサとその変種のみが自生しています。ちなみに世界では北半球の熱帯から温帯に約50種が自生し、観賞用に栽培されたり、園芸品がつくられたりしています。ヒツジグサは池や沼に自生し、地下茎(ちかけい)から長い茎を水面に伸ばし、長楕円形または円形の撥水性(はっすいせい)がある葉を水面に浮べ、その中心付近に葉柄(ようへい)がつき、深い切れ込みが入ります。ヒツジグサは根茎(こんけい)から伸びた長い花柄(かへい)の先端に直径5~10センチの花を水面近くにひとつ咲かせます。花は白色が多く、朝夕開閉します。なおヒツジグサは未(ひつじ)の刻(午後2時)頃に花が開くことから名付けられたが、花の開花時間は必ずしも一定ではありません。
「睡蓮の池と日本の橋」はクロード・モネが1899年に描きました。「睡蓮の池と日本の橋」は油彩で、サイズが90.5x89.7センチになります。「睡蓮の池と日本の橋」は浮世絵や知人の話からインスピレーションを受けて描いたと言われています。

【大原野神社 歴史・簡単概要】
大原野神社(おおはらのじんじゃ)は奈良時代後期の784年(延暦3年)に第50代・桓武天皇(かんむてんのう)が平城京(へいじょうきょう)から長岡京(ながおかきょう)に遷都した際、桓武天皇の后・藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)が藤原氏の氏神である奈良・春日大社(かすがたいしゃ)の分霊を勧請し、桓武天皇が鷹狩を行った大原野に祀ったの起源と言われています。794年(延暦13年)の桓武天皇による平安京遷都後も国家に重大事や天変地異のあるごとに勅使が遣わされて奉幣を受けた二十二社に列せられ、国家鎮護の社とされました。その後平安時代前期の850年(嘉祥3年)に左大臣・藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)を祖父とする第55代・文徳天皇(もんとくてんのう)が社殿を造営しました。平安時代中期の1005年(寛弘2年)に中宮・藤原彰子(ふじわらのしょうし・ふじわらのあきこ)や「源氏物語」の作者・紫式部(むらさきしきぶ)などが参拝したと言われています。ちなみに藤原氏では女の子が生まれると中宮や皇后になれるように大原野神社に祈願し、祈願が叶うと行列を整えて参拝することが恒例になっていたそうです。なお大原野神社は武御賀豆智命(たけみかづちのみこと・武甕槌命)・伊波比主命(いはひぬしのみこと・経津主命)・天之子八根命(あめのこやねのみこと・天児屋根命)・比咩大神(ひめのおおかみ・比売神)を祀っています。
*参考・・・大原野神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【大原野神社睡蓮見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
大原野神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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