来迎院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

来迎院

来迎院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。来迎院は経典などに独特の節をつけ、僧侶によって唱和される天台声明(てんだいしょうみょう)の道場だった。天台声明(魚山声明)は唐・魚山で14年間の仏教修学後、日本に戻った慈覚大師・円仁によって伝えられました。

【来迎院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区大原来迎院町537
最寄り駅・バス停・・・大原(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から来迎院は17系統(C3乗り場)、18系統(C3乗り場)
*四条河原町・三条京阪からは17系統
*四条烏丸からは17系統
京都バス・アクセスダイヤ

【来迎院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00

【来迎院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生400円、高校生・中学生・小人300円

団体(30名以上)
大人・大学生360円、高校生・中学生・小人270円

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【来迎院 歴史・簡単概要】
来迎院(らいごういん)は平安時代(794年~1185年)前期の仁寿年間(851年~854年)に第3代天台座主(てんだいざす)である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が中国・天台山(てんだいさん)を模し、天台声明(てんだいしょうみょう)の道場として創建したと言われています。慈覚大師・円仁は経典などに独特の旋律(せんりつ)を付けて唱える声明を唐(中国)で学び、この地に伝えたと言われています。来迎院を中心とする上院と勝林院(しょうりんいん)を中心とする下院は魚山大原寺(ぎょざんだいげんじ)と総称されるようになり、大原の声明は「大原流声明」・「魚山声明」と言われるようになりました。ちなみに勝林院は835年(承和2年)に慈覚大師・円仁が天台声明の根本道場として創建したとも、1013年(長和2年)に慈覚大師・円仁の9代目弟子で、天台宗の僧・寂源(じゃくげん)が国家安穏の為、法儀声明念仏三昧(ほうぎしょうみょうねんぶつざんまい・魚山流声明)の根本道場として創建したとも言われています。来迎院は創建以来、天台声明の道場として栄えたが、その後衰退しました。1109年(天仁2年)に融通念仏(ゆうずうねんぶつ)の祖である聖応大師(しょうおうだいし)・良忍(りょうにん)が再興しました。聖応大師・良忍は塔頭(たちゅう)・浄蓮華院(じょうれんげいん)も建立したと言われています。鎌倉時代(1185年~1333年)初期に多くの僧侶が集まり、往時に49院の寺坊があったとも言われています。戦国時代(1493年~1590年)の天文年間(1532年~1555年)に現在の本堂が再建されたと言われています。江戸時代(1603年~1868年)に江戸幕府から朱印状(しゅいんじょう)が与えられました。なお来迎院は薬師如来(やくしにょらい)を本尊として安置しています。
来迎院は天台宗の寺院です。
*参考・・・来迎院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

【来迎院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
来迎院の見どころは重要文化財である三重石塔です。なお来迎院は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。

国宝・・・伝教大師度縁案並僧綱牒
重要文化財・・・木造薬師如来坐像・木造阿弥陀如来坐像・木造釈迦如来坐像、来迎院如来蔵聖教文書類、三重石塔

【来迎院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。周囲を背の高い木々に囲まれ、本堂や鐘楼周辺などにカエデが植えられ、紅葉と本堂・鐘楼・石造三重塔などの光景が美しいと言われています。
来迎院紅葉見ごろ

*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【来迎院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-744-2161

【来迎院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】

【来迎院 おすすめ散策ルート】
来迎院からのおすすめ散策ルートは西側にある浄蓮華院・蓮成院・三千院を経由し、勝林院に向かうルートです。20分ほど散策すれば、大原の自然を感じならが勝林院に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお勝林院周辺には宝泉院・実光院・念仏寺があり、それらも一緒に散策するのもいいかもしれません。

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