京都遅咲き桜(仁和寺・原谷苑・平野神社)
京都遅咲き桜
京都遅咲き桜情報を紹介しています。京都には桜の名所とされる寺院・神社・公園などがたくさんあるが、例年4月上旬頃までに見頃が過ぎる場所が多くあります。ただ桜の品種や場所によっては4月中旬頃まで遅咲きの桜を楽しめる場所もあります。なお仁和寺・原谷苑・平野神社なら1日に十分回れると思います。
【京都 桜開花・満開予測2023】
●2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。(順次情報更新中)
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)・
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)
【京都遅咲き桜 マップ・地図】
【桜 基礎知識】
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開(桜の見ごろ)になるとも言われています。また桜は地域によって差があるが、開花してから5日から1週間ほどで満開(桜の見ごろ)になるとも言われています。なお京都市内では桜の標準木が二条城内にあり、桜が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。ちなみに京都では桜は例年3月27日頃に開花し、4月7日頃に満開(桜の見ごろ)になります。(2010年までの過去30年平均)
【仁和寺】
仁和寺には御室桜(おむろざくら)と言われる御室有明・染井吉野・枝垂桜など約500本の桜が植えられ、御室有明(御室桜)約200本が4月中旬頃に見ごろを迎えます。御室桜は江戸時代の儒学者・貝原益軒が京城勝覧の中で、「洛中洛外にて第一とす」と絶賛し、日本さくら名所100選にも選ばれています。ちなみに御室桜の名称は904年(延喜4年)に宇多法皇(59代・宇多天皇)が仁和寺山内に僧房・御室(御座所)を設けて住み、御室御所と言われたことに由来しています。なお御室桜は国の名勝にも指定されています。
仁和寺は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が西山御願寺を建立することを発願したのが起源です。しかし翌年887年(仁和3年)に第58代・光孝天皇が亡くなり、888年(仁和4年)に59代・宇多天皇が父の遺志を引き継いで開基しました。仁和寺は当初西山御願寺と言われていたが、その後年号寺・仁和寺になりました。
仁和寺桜見ごろ・仁和寺見どころ(金堂・五重塔など)
【原谷苑】
原谷苑には紅しだれ桜・円山のしだれ桜・醍醐のしだれ桜・染井吉野・山桜・吉野桜・薄墨桜・大島桜・陽光桜・黄桜・御衣黄(緑桜)・楊貴妃・普賢象・関山(牡丹桜)・菊桜・松月・白妙・富士桜・海棠桜(花海棠)など20数種・400本以上の桜が植えられ、地理的な条件から4月中旬頃に見ごろを迎えます。
原谷苑には約4千坪の桜苑・紅葉苑などがあり、桜苑はしだれ桜の名所として知られています。なお原谷苑がある原谷は金閣寺の北西約1.2キロにあり、四方を山に囲まれた盆地です。原谷は第二次大戦後に満州からの在外日本人の入植地となり、開拓が始まりました。原谷苑も開拓を続けることを条件に譲り受けた村岩農園が起源です。
原谷苑桜見ごろ
【平野神社】
平野神社には魁・平野寝覚・胡蝶・嵐山・虎の尾・平野妹背・御衣黄・松月・平野突羽根・平野撫子・円山公園枝垂れ桜原木・御車遷・八重紅枝垂・枝垂桜・鬱金・白雪・有明・上匂・太白・一葉・白妙・高砂・普賢象・関山・八重彼岸・松前・染井吉野・河津・陽光・小彼岸桜・彼岸枝垂・白雲・御所桜・朱雀・桃桜(唐実桜)・瓢箪桜・アーモンド(バラ科サクラ属)・みどり桜・柴山・白雪・大内山・衣笠・平野夕日・雅・山桜・麒麟・楊貴妃・庭桜・佐藤錦・手毬・旭日・おけさ・早晩山・千里香・大手毬・大島・旗桜・松前・須磨浦普賢など約60種・約400本の桜が植えられ、虎の尾・平野妹背・御衣黄・松月・平野突羽根・平野撫子・御車遷・八重紅枝垂・枝垂桜・鬱金・白雪・有明などは4月中旬頃から見ごろを迎えます。ちなみに桜苑の桜は985年(寛和元年)に第65代・花山天皇が桜を手植えしたことが起源と言われています。なお平野神社は江戸時代に「平野の夜桜」と謳われました。
平野神社は794年(延暦13年)桓武天皇による平安京遷都とともに平城京の田村後宮(たむらこうきゅう)に祀られていた三神(今木神・久度神・古開神)を移したのが起源と言われています。
平野神社桜見ごろ
平野神社桜ライトアップ
【京都遅咲き桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。