龍安寺藤見ごろ(4月中旬~下旬頃)

龍安寺藤見ごろ(見頃)

龍安寺藤見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。龍安寺では庭園(国の名勝)の中心となる鏡容池の畔に山藤が分布し、山藤と鏡容池・舟置き場などの光景が美しいと言われています。また鏡容池近くには藤棚に紫色の藤と白色の白藤が植えられています。(詳細下記参照)

【龍安寺藤見ごろ(例年時期)】
龍安寺の藤の見ごろ例年4月中旬頃から4月下旬頃です。ただ藤見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都藤名所・見ごろ

【龍安寺藤見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
最寄りバス停・・・竜安寺前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条河原町から龍安寺は59系統
*河原町丸太町からは59系統

*京都駅から50系統(B2乗り場)の場合、立命館大学前(徒歩約7分)
路線・時刻表・運賃チェック

*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は龍安寺駅(徒歩約7分)

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【龍安寺藤見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
龍安寺は藤(フジ)の名所です。龍安寺の藤見ごろは例年4月中旬頃から4月下旬頃です。
龍安寺では庭園(国の名勝)の中心となる鏡容池(きょうようち)の畔に山藤(ヤマフジ)が分布し、山藤と鏡容池・舟置き場などの光景が美しいと言われています。また鏡容池近くには藤棚に紫色の藤と白色の白藤が植えられています。
鏡容池は境内の南側半分を占め、池泉回遊式庭園の中心にあります。鏡容池は元々灌漑用の溜池で、その後池泉に改修され、平安時代に貴族が船を浮かべて歌舞音曲を楽しみました。安土桃山時代には関白・豊臣秀吉が弁天島に弁財天を祀りました。なお鏡容池はかつてオシドリ(鴛鴦)の名所だったそうです。
山藤(野藤(ノフジ))はマメ科フジ属のつる性落葉木本です。山藤は日本固有種で、本州中部地方以西・四国・九州の暖帯の山野などに自生しています。また山藤は観賞用として庭園などにも植えられています。山藤は他物に左巻きに絡み付きます。山藤は葉が長さ4~6センチの卵状長楕円形の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は4枚~6枚になります。花は花序が枝の先端に出て下に長さ10~20センチ垂れるように伸び、淡紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲きます。なお山藤には花色が白いシロバナヤマフジ(白花山藤)やムラサキカピタン(紫花美短)・シロカピタン(白花美短)などの園芸品種があります。
藤(野田藤(ノダフジ))はマメ科フジ属のつる性落葉木本です。藤の名称は薄い紫色の花の色に由来しています。日本産の藤は固有種で、北海道を除く、本州・四国・九州の温帯から暖帯の山野などに自生しています。藤は古くから観賞用として庭園などに藤棚を設置して植えられています。藤は幹が長さ10メートル以上に達し、他物に右巻きに絡み付きます。藤は葉が卵形または卵状長楕円形の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は11枚~19枚になります。花は花序が枝の先端に出て下に長さ20~40センチ垂れるように伸び、淡紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲きます。藤には花色が淡紅色のアカバナフジ(赤花藤)、白色のシロバナフジ(白花藤)、重弁花のヤエフジ(八重藤)などがあります。なお藤の中には左巻きのヤマフジ(山藤)があります。
白藤はマメ科フジ属のつる性落葉木本である山藤ヤマフジ(ノフジ(野藤))の園芸品種です。白藤は花が白色(ごく淡い紫色)で、大きい特徴があります
●龍安寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
龍安寺歴史(細川勝元・細川政元)
●龍安寺の見どころ(石庭・方丈など)を紹介しています。
龍安寺見どころ(石庭・方丈など)

【龍安寺 歴史・簡単概要】
龍安寺(りょうあんじ)は平安時代中期の984年(永観元年)に創建された第64代・円融天皇(えんゆうてんのう)の御願寺(ごがんじ)・円融寺があった場所です。その後藤原実能(ふじわらのさねよし)が山荘を営み、徳大寺(とくだいじ)を創建した場所です。龍安寺は室町時代中期の1450年(宝徳2年)に室町幕府管領・細川勝元(ほそかわかつもと)が徳大寺公有(とくだいじきんあり)から山荘を譲り受け、妙心寺(みょうしんじ)5世・義天玄詔(ぎてんげんしょう)を開山、玄詔の師である妙心寺4世・日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)を勧請開山として創建しました。しかし細川勝元が東軍総大将になった応仁の乱(おうにんのらん)の兵火によって焼失し、1488年(長享2年)に細川勝元の子・細川政元(ほそかわまさもと)が中興の祖・特芳禅傑(とくほうぜんけつ)とともに再興し、方丈が再建・石庭が作庭されたと言われています。龍安寺には細川勝元夫妻と細川政元の墓が残されています。なお龍安寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
龍安寺は臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭です。
*参考・・・龍安寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【龍安寺藤見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
龍安寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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