龍安寺山門・龍安寺見どころ(修学旅行)

龍安寺山門

●龍安寺山門はきぬがけの路(京都市道183号衣笠宇多野線)の竜安寺前の交差点近くで、鏡容池(きょうようち)手前に建立されています。山門は江戸時代中期の1680年(延宝8年)に建立され、1755年(宝暦5年)の洪水によって破損し、その後江戸時代中期に再建されたと言われています。
山門は三門のことです。一般的に三門は一切は空と悟る空門(くうもん)・一切の執着を離れた無相門(むそうもん)・一切の願求(がんぐ)の念を捨てる無願門(むがんもん)の三境地を経て、仏国土(ぶっこくど)に至る門・三解脱門(さんげだつもん)のことです。三門は寺院の正門で、特に禅宗寺院の門ことを言います。ちなみに三門は禅宗寺院以外でも言われるようになり、知慧・慈悲・方便の仏の三つの徳を象徴するとも言われています。三門は閣上に十六羅漢(じゅうろくらかん)像、中央に宝冠(ほうかん)の釈迦(しゃか)像、脇侍に月蓋長者(がっかいちょうじゃ)像・善財童子(ぜんざいどうじ)像などが安置されています。山門(三門)は禅宗七堂伽藍(山門・本尊を安置する仏殿(金堂)・僧侶が仏教を講義する法堂(はっとう)・坐禅など仏道修行に励む僧堂(そうどう)・僧侶が居住する庫裏(くり)・トイレである東司(とうす)・浴室である浴室(よくどう))に数えられています。なお山門は本来山上に建てられた寺院の門のことを言っていたが、現在は平地に建てられた寺院の門のことも言います。
きぬがけの路は北区衣笠街道町から右京区宇多野福王子町に至る京都市道183号衣笠宇多野線(きょうとしどう183ごうきぬがさうたのせん)のことです。きぬがけの路沿線にはいずれも世界遺産である金閣寺・龍安寺・仁和寺があります。きぬがけの路の名称は平安時代に第59代・宇多天皇(うだてんのう)が真夏に雪見をしたく、衣笠山に絹を掛けたと伝えられる故事に由来しています。
●龍安寺山門は切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
本瓦葺は陶器製で、断面が湾曲した矩形の平瓦と断面が半円状の丸瓦とを交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から寺院建築の技術とともに伝来しました。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。なお本瓦葺は本葺き(ほんぶき)とも言われています。
龍安寺見どころ

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