龍安寺庭園・龍安寺見どころ

龍安寺庭園

●龍安寺庭園は名勝です。
●龍安寺庭園は龍安寺裏にある標高約201メートルの衣笠山(きぬがさやま)・朱山(しゅやま)を借景にし、鏡容池(きょうようち)を中心とした池泉回遊式庭園です。鏡容池は境内の南側半分を占め、弁天島(べんてんじま)・伏虎島(ふしとらじま)などがあります。鏡容池はかつて灌漑用の溜池で、それを池泉にしたとも言われています。なお鏡容池はオシドリ(鴛鴦)の名所だったそうです。
鏡容池では平安時代に藤原氏北家閑院流(かんいんりゅう)の徳大寺家(とくだいじけ)などの公卿(くぎょう)などが龍頭舟(りゅうとうせん)を浮かべ、歌・踊り・音楽の歌舞音曲(かぶおんぎょく)を楽しんでいました。龍頭舟は舳先(へさき・船首)に龍の頭の形を付けたものです。
池泉回遊式庭園は大きな池を中心に築山や池の中に小島・橋・名石などを配し、池の周囲に設けられた園路を回遊して鑑賞します。池泉回遊式庭園では休憩所・展望所・茶亭・東屋なども設けられます。なお回遊式庭園は室町時代に禅宗寺院、江戸時代に大名によって多く作庭され、日本庭園の集大成とも位置付けられています。
オシドリ(鴛鴦)は鳥綱カモ目カモ科オシドリ属の鳥類です。オシドリは東アジア(ロシア南東部・朝鮮半島・日本・中国など)に分布し、日本では北海道・本州中部以北で繁殖し、冬季に本州以南(西日本)に南下し越冬します。オシドリは毎年パートナーを替えるが、仲の良い夫婦は「おしどり夫婦」と言われています。
●龍安寺庭園の鏡容池に浮かぶ弁天島に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が鏡容池には霊力があるとして礼拝した弁財天(べんざいてん)を祀っています。
豊臣秀吉は1537年(天文6年)3月17日(旧暦2月6日)に織田信長(おだのぶなが)の足軽(百姓)・木下弥右衛門(きのしたやえもん)と美濃の鍛冶・関兼貞の娘・なか(仲・天瑞院(てんずいいん))との間に生まれました。1554年(天文23年)頃から織田信長に仕え、1561年(永禄4年)に浅野長勝(あさのながかつ)の養女・北政所(ねね)と恋愛結婚しました。その後戦功を重ねて頭角を現し、1582年(天正10年)に明智光秀(あけちみつひで)が織田信長に謀反を起こした本能寺の変(ほんのうじのへん)後、山崎の戦い(やまざきのたたかい)で明智光秀を破り、四国・九州・関東・奥羽を平定し、1590年(天正18年)に天下を統一を成し遂げ、1598年(慶長3年)9月18日(旧暦8月18日)に62歳で伏見城内で亡くなりました。なお豊臣秀吉は1585年(天正13年)に関白、翌1586年(天正14年)に豊臣姓を賜って、太政大臣になりました。
弁財天は仏教の守護神である天部(てんぶ)のひとつです。弁才天信仰は奈良時代に既に始まっており、弁財天は宗像三女神の市杵嶋姫命(いちきしまひめ)や吉祥天(きっしょうてん)と同一視され、恵比寿・大黒天・福禄寿・毘沙門天・布袋・寿老人とともに七福神に数えられています。弁財天には音楽・弁才・財福・知恵の徳があるとされています。
龍安寺見どころ

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