祇園祭山鉾マップ(前祭)・場所位置

祇園祭

祇園祭山鉾マップ(前祭)

祇園祭山鉾マップ(前祭)を紹介しています。祇園祭山鉾マップではGoogle マップを使って、長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・保昌山・孟宗山・占出山・山伏山・太子山・白楽天山・蟷螂山・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾など全23基の配置場所を紹介しています。祇園祭山鉾マップでは四条通・烏丸通も基準として表示しています。

【祇園祭山鉾マップ(前祭) 場所位置】

●祇園祭山鉾(前祭)では四条通・烏丸通交差点と四条通・室町通交差点周辺に大型の山鉾(長刀鉾・函谷鉾・月鉾・菊水鉾・鶏鉾)が集中しています。四条通に長刀鉾・函谷鉾・月鉾、室町通に菊水鉾・鶏鉾が並んでいます。また新町通には大型の山鉾(放下鉾・船鉾・岩戸山)が並んでいます。
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【長刀鉾】
長刀鉾(なぎなたほこ)は鉾(大型)です。長刀鉾は鉾頭に疫病邪悪を祓う大長刀(おおなぎなた)を付けていることに由来しています。山鉾の中で唯一生身の子供である生稚児(いきちご)が搭乗します。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・烏丸通交差点の東約50メートルの四条通
長刀鉾・祇園祭山鉾マップ長刀鉾町お千度長刀鉾稚児舞披露長刀鉾曳き初め

【函谷鉾】
函谷鉾(かんこほこ)は鉾(大型)です。函谷鉾は中国の戦国時代(紀元前403~221年)に斉の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声により、函谷関(かんこくかん)を脱出できたという故事に由来しています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・烏丸通交差点の西約50メートルの四条通
函谷鉾・祇園祭山鉾マップ函谷鉾曳き初め

【鶏鉾】
鶏鉾(にわとりほこ)は鉾(大型)です。鶏鉾は中国の堯(ぎょう)の時代に天下がよく治まり、訴訟用の太鼓(諫鼓)に用がなくなり、苔が生えて鶏が宿ったという故事に由来しています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・室町通交差点の南約70メートルの室町通
鶏鉾・祇園祭山鉾マップ鶏鉾曳き初め

【菊水鉾】
菊水鉾(きくすいほこ)は鉾(大型)です。菊水鉾は室町時代末期町内に千利休の師である茶人・武野紹鴎(たけのじょうおう)の大黒庵があり、その屋敷にあった菊水井(きくすいい)に由来しています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・室町通交差点の北約30メートルの室町通
菊水鉾・祇園祭山鉾マップ菊水鉾曳き初め菊水鉾お茶席

【月鉾】
月鉾(つきほこ)は鉾(大型)です。月鉾は鉾頭に新月型(みかづき)を付けていることに由来しています。月鉾のかつての鉾頭・新月型には1573年(元亀4年)の刻銘があり、山鉾の中で最古の銘と言われています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・室町通交差点の西約40メートルの四条通
月鉾・祇園祭山鉾マップ月鉾曳き初め

【放下鉾】
放下鉾(ほうかほこ)は鉾(大型)です。放下鉾は真木の天王座(てんのうざ)に放下僧の像を祀っていることに由来しています。鉾頭の日(太陽)・月・星の三光の形から州浜鉾・すはま鉾とも言われています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・新町通交差点の北約40メートルの新町通
放下鉾・祇園祭山鉾マップ放下鉾曳き初め

【岩戸山】
岩戸山(いわとやま)は曳山(大型)です。岩戸山は天照大神(あまてらすおおかみ)が天の岩戸(あまのいわと)を開いて現れる日本神話に由来しています。室町時代にはすでに車輪がついていたそうです。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・仏光寺通・新町通交差点の南約20メートルの新町通
岩戸山・祇園祭山鉾マップ岩戸山曳き初め

【綾傘鉾】
綾傘鉾(あやがさほこ)は傘鉾です。綾傘鉾は鉾頭が金の鶏と金幣の古い形式の傘鉾です。綾傘鉾は1864年(元治元年)の大火で焼失し、明治時代に復興したが、すぐに中断し、1979年(昭和54年)に改めて復興しました。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・室町通・綾小路通交差点の西約30メートルの綾小路通
綾傘鉾・祇園祭山鉾マップ綾傘鉾稚児社参

【四条傘鉾】
四条傘鉾(しじょうかさほこ)は傘鉾です。四条傘鉾は傘の上に花瓶・赤幣(せきへい)・若松を飾った応仁の乱以前の古い形式の傘鉾です。1871年(明治4年)に途絶えたが、1985年(昭和60年)に傘鉾が再興されました。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・四条通・西洞院通交差点の西約40メートルの四条通
四条傘鉾・祇園祭山鉾マップ

【船鉾】
船鉾(ふねほこ)は船鉾(大型)です。船鉾は神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅遠征の際の出船に由来しています。船鉾は大船鉾が凱旋の船と言われるのに対し、出陣の船鉾と言われています。
●囃子方あり(祇園囃子・コンチキチン)
●場所・・・仏光寺通・新町通交差点の北約50メートルの新町通
船鉾・祇園祭山鉾マップ船鉾曳き初め

【保昌山】
保昌山(ほうしょうやま)は舁山です。保昌山は和泉式部と和泉式部から紫宸殿の紅梅を手折って欲しいと頼まれた丹後守・平井保昌との恋物語に由来しています。明治元年までは花盗人山と言われていました。
●場所・・・高辻通・東洞院通交差点の南約30メートルの東洞院通
保昌山・祇園祭山鉾マップ

【孟宗山】
孟宗山(もうそうやま)は舁山です。孟宗山は中国の史話・二十四孝の一人である孟宗が病身の母が欲しがった筍(たけのこ)を真冬の雪の中から掘り当てたことに由来しています。筍山とも言われています。
●場所・・・四条通・烏丸通交差点の北約40メートルの烏丸通
孟宗山・祇園祭山鉾マップ

【占出山】
占出山(うらでやま)は舁山です。占出山は神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅遠征の際、肥前松浦川で鮎を釣って戦勝の兆としたという説話に由来しています。鮎釣山(あゆつりやま)とも言われています。
●場所・・・錦小路通・烏丸通交差点の西約30メートルの錦小路通
占出山・祇園祭山鉾マップ

【山伏山】
山伏山(やまぶしやま)は舁山です。山伏山は八坂の塔・法観寺(ほうかんじ)の五重塔がかつて傾いた際に法力(ほうりき)によって直した山伏・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)に由来しています。
●場所・・・蛸薬師通・室町通交差点の南約40メートルの室町通
山伏山・祇園祭山鉾マップ山伏山護摩焚き

【霰天神山】
霰天神山(あられてんじんやま)は舁山です。霰天神山は永正年間(1504~1520年)の大火の際に霰が急に降って大火が鎮火し、その時霰とともに降ってきた天神さまを祀ったことに由来しています。
●場所・・・錦小路通・室町通交差点の西約40メートルの錦小路通
霰天神山・祇園祭山鉾マップ

【郭巨山】
郭巨山(かっきょやま)は舁山です。郭巨山は中国の史話・二十四孝の一人である郭巨が貧しさから母と子を養うことができず、子を山に埋めようとして土の中から黄金の釜を掘り当てた故事に由来しています。
●場所・・・四条通・新町通交差点の西約50メートルの四条通
郭巨山・祇園祭山鉾マップ

【伯牙山】
伯牙山(はくがやま)は舁山です。伯牙山は中国の周時代に琴の名人・伯牙が親友・鍾子期(しょうしき)の訃報に悲しんで、琴の弦を断ったという故事に由来しています。琴破山(ことわりやま)とも言われています。
●場所・・・綾小路通・新町通交差点の西約40メートルの綾小路通
伯牙山・祇園祭山鉾マップ

【芦刈山】
芦刈山(あしかりやま)は舁山です。芦刈山は故あって妻と離れ、難波の浦で芦を刈る一人の老翁が三年振りに妻との再会を果たした謡曲・芦刈に由来しています。
●場所・・・綾小路通・西洞院交差点の西約30メートルの綾小路通
芦刈山・祇園祭山鉾マップ

【油天神山】
油天神山(あぶらてんじんやま)は舁山です。油天神山は古くから油小路通にある風早町(かざはやちょう)に祀られていた天神さん(菅原道真)を勧請したことに由来しています。牛天神山とも言われています。
●場所・・・仏光寺通・油小路通交差点の北約50メートルの油小路通
油天神山・祇園祭山鉾マップ

【木賊山】
木賊山(とくさやま)は舁山です。木賊山は我が子を人にさらわれ、信濃伏屋(ふせや)の里で一人木賊を刈る翁を描いた謡曲・木賊に由来しています。
●場所・・・仏光寺通・西洞院交差点の西約30メートルの仏光寺通
木賊山・祇園祭山鉾マップ

【太子山】
太子山(たいしやま)は舁山です。太子山は聖徳太子を祀っていることに由来しています。聖徳太子が四天王寺を建立する際に自ら良材を求め、山に入ったことから真木に山鉾の山と同じ松ではなく、杉を立てています。
●場所・・・仏光寺通・油小路通交差点の南約30メートルの油小路通
太子山・祇園祭山鉾マップ

【白楽天山】
白楽天山(はくらくてんやま)は舁山です。白楽天山は唐の詩人・白楽天が道林禅師(どうりんぜんじ)に仏法の大意を問うた説話に由来しています。なお白楽天山の真松は山鉾の山の中で一番高いと言われています。
●場所・・・仏光寺通・室町通交差点の北約10メートルの室町通
白楽天山・祇園祭山鉾マップ

【蟷螂山】
蟷螂山(とうろうやま)は舁山です。蟷螂山は車に惹かれそうなカマキリが鎌を振り上げて立ち向う「蟷螂(とうろう)の斧を以て隆車の隧(わだち)を禦(ふせ)がんと欲す」という中国の故事に由来しています。
●場所・・・四条通・西洞院通交差点の北約30メートルの西洞院通
蟷螂山・祇園祭山鉾マップ蟷螂山舁き初め

【祇園祭山鉾マップ(前祭) 基礎知識】
祇園祭の山鉾はその形から鉾(ほこ)・曳山(ひきやま)・船鉾(ふねほこ)・傘鉾(かさほこ)・舁山(かきやま)に分類されます。
●鉾は疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真木(しんぎ)を立て、その先端に鉾頭が取り付け、高さが約25メートルにもなります。鉾には稚児(生稚児・稚児人形)・囃子方などが搭乗し、重さ約10~12トンにもなる鉾を曳き手(曳き子)が曳きます。鉾には長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・月鉾・菊水鉾・放下鉾があります。
●曳山は舁山と同じように真松を立て、高さが約15メートルになります。曳山は鉾と同じように車輪が取り付けられ、囃子方などが搭乗し、重さ約8~10トンにもなる曳山を曳き手が曳きます。曳山には岩戸山・北観音山・南観音山があります。
●船鉾は船の形をし、鉾と違って真木がありません。船鉾は鉾と同じように車輪が取り付けられ、囃子方などが搭乗し、重さ約8~10トンにもなる船鉾を曳き手が曳きます。船鉾には船鉾・大船鉾があります。
●傘鉾は室町時代に流行した風流の拍子物(ひょうしもの)の系譜を伝え、古い形態の鉾とも言われています。傘鉾には囃子方・踊り手がいます。傘鉾には綾傘鉾・四条傘鉾があります。
●舁山は山に見立て、疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真松(真杉)を立て、日本・中国の故事・謡曲などの一場面を表現しています。舁山は舁き手が舁きます。(舁山は現在人手不足から補助輪が付けられています。)なお山を作らず、真松も立てない橋弁慶山・浄妙山・蟷螂山は屋台に分類されることもあります。

【祇園祭山鉾マップ(前祭) 備考】
祇園祭山鉾マップ(後祭)祇園祭山鉾一覧

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