下鴨神社相生社・下鴨神社見どころ(修学旅行・観光)

下鴨神社相生社

●下鴨神社相生社は下鴨神社の末社です。相生社は祭神・神皇産霊神(かむむすびのかみ)を祀り、縁結びのご利益があるとも言われています。産(むす)は「苔むす」と同じく生成の義であり、霊(ひ)は日・火と同じ霊妙な物を表わす語と考えられています。ちなみに相生社の社名はめでたいことを意味する「相生」に由来するとも言われています。相生社は起源が明確ではないが、祭神は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・奈良時代初期の712年(和銅5年)編纂」上巻に造化三神(ぞうかさんしん)の一柱の神と記され、日本最古の正史「日本書記(にほんしょき)・奈良時代前期の720年(養老4年)完成」に産霊神(むすひのかみ)と記されています。ちなみに造化三神は「古事記」によると天地開闢(てんちかいびゃく)の際に高天原(たかまがはら)に出現し、万物生成化育の根源となった天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)の三神です。なお相生社傍には2本の木が途中から1本に結ばれたご神木・連理の賢木(れんりのさかき)があり、京の七不思議に数えられています。なお相生社では「源氏物語」に因んだ縁結びおみくじを引くこともできます。
相生社には相生社と連理の賢木の周りを回り、絵馬を奉納して縁結びを祈願する特別な作法があります。先ず絵馬授与所で初穂料を収めて購入し、願い事を書きます。次に絵馬についている紅白の紐(ひも)を良縁を招き、縁を結ぶように願いを込めて外れないように結びます。次に女性は相生社に向かて右回り、男性は相生社に向かて左回りに相生社と連理の賢木を2周し、3周目の途中で絵馬掛けに鈴がついている紐を掛けて絵馬を奉納します。次に相生社正面で二礼二拍手一礼で参拝します。次に連理の賢木正面から御生曳(みあれび)の綱を2回曳いて参拝します。
連理の賢木は現在4代目です。連理の賢木は枯れると糺の森(ただすのもり)のどこかで2本の木が1本に結ばれると言われています。糺の森は面積約12万平方メートルで、山背原野の原生樹林と同じ植生を現在も残していると言われています。なお糺の森は国の史跡に指定され、京都の自然200選にも選ばれています。
●下鴨神社相生社は一間社(いっけんしゃながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
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