下鴨神社供御所・下鴨神社見どころ

下鴨神社供御所

●下鴨神社供御所は1903年(明治36年)4月15日に国の重要文化財に指定されました。
●下鴨神社供御所は1628年(寛永5年)頃に造営されました。その後式年造営(21年に1度)ごとに解体・修理が行われました。下鴨神社供御所には東の間・中の間・西の間があります。東の間は神饌(しんせん)を調理し、中の間は魚介・鳥類を調理し、西の間は神職などが参集して直会(なおらい)・勧盃の儀(かんぱいのぎ)などを行いました。中の間は贄殿(にえどの)、西の間は侍所(さぶらいどころ)とも言われました。なお下鴨神社では結婚式を行うことができ、供御所は参集殿とともに披露宴の会場に使用されます。(要確認)
一般的に供御所は神様や神棚に供える供物である神饌(しんせん)を調える社殿です。ちなみに神饌は御饌(みけ)・御贄(みにえ)などとも言われ、供御所は御饌所(みけどころ)・神供所(じんくしょ)などとも言われました。
神饌は神に供える飲食物(食事)です。神饌では新鮮で清浄な水・酒・穀類・魚・野菜・果実などが供えられます。神饌では生(なま)のものが生饌(せいせん・丸物神饌)、調理したものが熟饌(じゅくせん)と言われています。なお神饌は御饌(みけ)・御贄(みにえ)・供物(くもつ)などとも言われています
直会は神社の祭祀の最後に神事に参加した神職などが神酒を戴き、神饌を食する行事です。直会には神霊に捧げた神酒を戴き、神饌を食することにより、神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらうという意味があります。
●下鴨神社供御所は桁行九間・梁間三間で、入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
入母屋造は切妻造と寄棟造を組み合わせた屋根の形式です。寄棟造の屋根の上に切妻造の屋根を載せた形で、切妻造の四方に庇(ひさし)がついています。京都御所の紫宸殿(ししんでん)のように切妻と寄棟の角度が一続きでないものは錣屋根(しころやね)とも言われています。日本では古くから切妻造は寄棟造よりも格式が上とも言われ、それらの組み合わせた入母屋造は最も格式が高いとも言われています。入母屋造は法隆寺(ほうりゅうじ)の金堂・唐招提寺(とうしょうだいじ)の講堂に採用されています。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
下鴨神社見どころ

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