下鴨神社出雲井於神社・下鴨神社見どころ(修学旅行・観光)

下鴨神社出雲井於神社

●下鴨神社出雲井於神社は比良木神社(ひらきじんじゃ)・比良木社とも言われる下鴨神社の境内摂社です。出雲井於神社は日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」の初代・神武天皇2年(紀元前659年)の条によると氏族・葛野主殿県主部(かどののとのもりのあがたぬしら)が祖神として奉斎した社と記され、それ以前から祀られていたとも言われています。県主部は鴨氏(賀茂氏)と同じ祖先を持ち、古代に山城北部に住み、正倉院文書(奈良時代前期の726年(神亀3年)山背国愛宕郡出雲郷雲上、雲下里計帳)に記されています。出雲井於神社は平安時代前期の844年(承和2年)の太政官符によって鴨社(賀茂社)領出雲郷の総社に定められたと言われています。平安時代中期の「延喜式神名帳(927年(延長5年))」に「出雲井於神社」と記され、名神大社(みょうじんたいしゃ・式内社(しきないしゃ))に列せられました。飛鳥時代後期の701年(大宝元年)の大宝律令(たいほうりつりょう)により、賀茂川(鴨川)と高野川合流点の西岸が出雲郷、東岸が蓼倉郷になり、「井於」は賀茂川(鴨川)の畔を意味しています。現在の社殿は戦国時代の1561年(天正9年)の式年遷宮の際に下鴨神社本殿として造営され、江戸時代前期の1629年(寛永6年)に出雲井於神社本殿として移され、下鴨神社の社殿の中で最も古いとも言われています。なお出雲井於神社は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀っています。また岩本社(いわもとしゃ)・橋本社(はしもとしゃ)も祀られています。
出雲井於神社は神社の周りに厄年の祈願として、木を献木するとことごとく柊(ひいらぎ)の木に変わって、願いが叶うことから「何んでも柊」とも言われ、「京の七不思議」に数えられています。出雲井於神社では古くから祭礼にお茶を薬草として供えることからお茶の神様とも言われています。なお出雲井於神社には運開き・厄除け・茶道上達などのご利益があるとも言われています。
●下鴨神社出雲井於神社は本殿が一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
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