下鴨神社祝詞舎・下鴨神社見どころ

下鴨神社祝詞舎

●下鴨神社祝詞舎は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財に指定されました。
●下鴨神社祝詞舎は江戸時代前期の1628年(寛永5年)頃に造営されました。下鴨神社祝詞舎は東本殿と西本殿の間にあります。
一般的に祝詞舎は祝詞を奏上する社殿です。祝詞は祭祀の際に神に対して唱える言葉です。日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」では詔戸言(のりとごと)、日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」では諄辞(のりと)と記されました。祝詞には拝詞(はいし)・祓詞(はらえことば)・祭詞(さいし)・御告文(おつげぶみ)・御祭文(ごさいもん)・策命文(さくみょうぶん)などの種類があります。
東本殿は江戸時代末期の1863年(文久3年)の式年造営(21年に1度)で建て替えられました。東本殿には玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀っています。玉依媛命は初代・神武天皇の先導をしたとも言われる賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと・かもたけつのみのみこと)の娘とされています。なお東本殿は三間社流造の檜皮葺です。
西本殿は江戸時代末期の1863年(文久3年)の式年造営(21年に1度)で建て替えられました。西本殿は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀っています。賀茂建角身命は西本殿に祀られている玉依姫命(たまよりひめのみこと)の父になります。賀茂建角身命は古代に京都を拓いた神とされ、山城国一宮・賀茂社として京都の守護神として祀られました。なお西本殿は三間社流造の檜皮葺です。
●下鴨神社祝詞舎は桁行五間・梁間一間で、檜皮葺(ひわだぶき)です。下鴨神社祝詞舎は北端が唐破風造(からはふづくり)です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
唐破風は弓形のように中央部を丸みをつけ、両端が反りかえった曲線状に造形した破風です。軒唐破風は屋根本体の軒先を丸みを帯びた造形した破風です。向唐破風は屋根本体とは別に出窓のように造形した破風です。なお破風は切妻造(きりづまづくり)・入母屋造(いりもやづくり)の屋根の妻の三角形の部分です。
下鴨神社見どころ

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