正寿院の紅葉見ごろ2024(例年:11月上旬~11月中旬頃)
正寿院の紅葉見ごろ・アクセス・概要
正寿院の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月中旬頃です。正寿院では境内にモミジ・ドウダンツツジなどが植えられ、客殿に設けられたハート型の猪目窓から見える紅葉と石灯籠などの光景が美しいと言われています。客殿の天井には160枚の天井画も飾られています。(詳細下記参照)
【正寿院の紅葉見ごろ(例年時期)・2024年予測】
正寿院の紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月中旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年10月10日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年並みと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【正寿院紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
最寄り駅・バス停・・・奥山田(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*維中前バス停からコミュニティバス
なおコミュニティバスは定員13名で、地域優先です。ちなみに維中前バス停はJR宇治駅・京阪宇治駅・近鉄新田辺駅から京阪バスに乗車します。
【正寿院の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
正寿院は紅葉の名所です。正寿院の紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月中旬頃です。正寿院は標高約267メートルです。
正寿院では境内にモミジ・ドウダンツツジなどが植えられ、客殿の則天の間に設けられたハート型の猪目窓(いのめまど)から見える紅葉と石灯籠などの光景が美しいと言われています。猪目窓を真正面から見ると真ん中にドウダンツツジの紅葉が見え、右側にモミジの紅葉が見えます。ちなみに客殿の天井には日本画家が描いた160枚の天井画が飾られ、天井画を楽しむこともできます。
客殿は2015年(平成27年)に建立されました。客殿では宮大工の発案により、ハート型の猪目窓が取り入れられました。猪目窓からは春に桜、秋に紅葉と四季折々に景色を楽しむことができます。夏至の頃には夕刻に西日が美しい影を落とします。天井画160枚は約100人の絵師・書家が描き、四季の草花・日本の伝統文様・舞妓(まいこ)など京都ゆかりのモチーフが描かれています。ちなみに天井画160枚は本堂の内陣に描かれている江戸時代の天井画(種字曼荼羅(マンダラ)天井画)88枚に由来しています。
猪目窓は窓の一種です。窓にはその形態により、猪目窓以外にも角窓・丸窓・花頭窓(火灯窓・華灯窓・源氏窓)・隅切窓・八角窓・六角窓・色紙窓・格狭間窓などがあります。なお猪目窓は約1,400年前から寺社などの建築装飾として使用され、猪目窓には災いを除き、福を招く意が込められています。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)
【正寿院 歴史・簡単概要】
正寿院(しょうじゅいん)は起源が明確ではありません。正寿院は今から800年ほど前の鎌倉時代に創建されたとも言われています。また奈良時代初期の717年(養老元年)に創建され、廃寺になった医王教寺(いのうきょうじ)の塔頭(たちゅう)として創建されたとも言われています。ちなみに正寿院の少し奥には瀧谷という小さな滝があることからかつて瀧谷寺(りゅうこくじ)とも言われていました。また地名が川の上流を表す川上であることや弁財天(べんざいてん)が鎮守として祀られていたことから水と関りが深かったと言われています。その後戦国時代に火災に見舞われ、桃山時代の1596年(慶長元年)に僧・祐胤大徳(ゆういんだいとく)が中興したと言われています。その後祐胤大徳は江戸時代前期の1614年(慶長18年)9月11日に亡くなりました。なお正寿院は50年に1度だけ開扉される秘仏・十一面観音(じゅういちめんかんのん)を本尊として安置しています。ちなみに十一面観音(町指定文化財)は室町時代の造仏され、戦国時代と江戸時代の2度の火災から焼失を免れたそうです。
正寿院は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・正寿院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【正寿院紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
正寿院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)