渉成園アセビ見ごろ2024(1月下旬~3月下旬頃)
渉成園アセビ見ごろ(見頃)
渉成園アセビ見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。渉成園では印月池の北大島や園林堂周辺などにアセビが分布し、アセビと印月池の北大島・園林堂・縮遠亭などの光景が美しいと言われています。ウメ・ツバキ・シュゼンジカンザクラ・ボケなども植えられ、アセビと一緒に楽しめる場合があります。(詳細下記参照)
【渉成園アセビ見ごろ(例年時期)】
渉成園のアセビ見ごろは例年1月下旬頃から3月下旬頃です。なおアセビの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
【渉成園アセビ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市下京区下数珠屋町通間之町東入東玉水町
最寄り駅・バス停・・・烏丸七条(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から渉成園は5系統(A1乗り場)、26系統(D3乗り場)、205系統(B3乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統 (C1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JRの場合、最寄り駅は京都駅(徒歩約15分)
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は五条駅(徒歩約7分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約10分)
【渉成園アセビ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
渉成園はアセビ(馬酔木)の名所です。渉成園のアセビで見ごろは例年1月下旬頃から3月下旬頃です。
渉成園では面積約1,700坪の印月池(いんげつち)の北大島や園林堂(おんりんどう)周辺などにアセビが分布し、アセビと印月池の北大島・園林堂・縮遠亭などの光景が美しいと言われています。渉成園にはウメ(梅)・ツバキ(椿)・シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)・ボケ(木瓜)なども植えられ、アセビと一緒に楽しめる場合があります。
アセビ(馬酔木)はツツジ科アセビ属の常緑低木です。アセビは山形県以西の本州・四国・九州の山地で乾燥した場所に自生しています。馬酔木の名称は馬が葉を食べると脚が痺れて酔うようにふらつくことに由来しています。ちなみにアセビは有毒植物で、葉の煎汁(せんじゅう)は駆虫剤に利用されています。アセビは樹高2~4メートルで、葉が枝先に集って互生し、倒披針形で細かい鋸歯があります。アセビは春に細長い総状花序が垂れ、多数の白色の花を咲かせます。花冠はつぼ形で、その中に10本の雄しべがあります。アセビは古くから親しまれ、奈良時代末期頃までに庭園に観賞用として植栽され、日本最古の和歌集「万葉集」に「磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど 見すべき君が ありといはなくに(大伯皇女)」と詠まれています。アセビにはピンクの花を咲かせるアケボノアセビ(ベニバナアセビ)などの園芸品種もあります。
印月池は渉成園東南部に位置し、渉成園全体の約6分の1の面積を占めています。印月池の名称は東山から昇る月が水面に映し出されることに由来しています。印月池では中の島に縮遠亭が建てられ、侵雪橋・回棹廊が架けられています。印月池にはかつて東側を流れる高瀬川から水が引き入れられていました。
園林堂は持仏堂です。園林堂は1957年(昭和32年)に再建されました。
東本願寺見どころ
【渉成園 歴史・簡単概要】
渉成園(しょうせいえん)・枳殻邸(きこくてい)は東西南北約200メートル・面積約3.4ヘクタールで、池泉回遊式庭園がある東本願寺(ひがしほんがんじ)の別邸です。渉成園は平安時代に光源氏(ひかるげんじ)のモデルと言われている第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)の皇子・源融(みなもとのとおる)が奥州・塩竃(しおがま)の風景を模した別荘・六条河原院(塩竃第(しおがまだい))があった場所とも言われています。渉成園は江戸時代前期の1641年(寛永18年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)が東本願寺に寄進し、1653年(承応2年)に東本願寺第13代・宣如(せんにょ)の願いにより、煎茶の祖とも言われる石川丈山(いしかわじょうざん)が書院式回遊庭園に作庭しました。その後門首の隠退所や外賓の接遇所として使用されたり、1678年(延宝6年)から1754年(宝暦4年)までは東本願寺の学寮が置かれたりしたが、1858年(安政5年)の安政の大火・1864年(元治元年)の元治の大火によって焼失しました。1865年(慶応元年)から明治時代初期までに建物が再建されました。なお渉成園には印月池や園林堂・縮遠亭・傍花閣・臨池亭・滴翠軒・回悼廊・ろう風亭などがあります。
渉成園は東本願寺の飛地境内地です。
*参考・・・渉成園(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【渉成園アセビ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
渉成園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報