即成院(アクセス・見どころ・・・)泉涌寺

即成院

即成院

即成院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。即成院(光明院)は平安時代末期の武将・那須与一(なすのよいち)が参詣し、武運を祈願したとされ、本堂裏には那須与一の墓とされる石塔があります。なお即成院は那須与一との縁から「那須の与一さん」と言われています。

【即成院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区泉涌寺山内町28
最寄り駅・バス停・・・泉涌寺道(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約5分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約5分)

【即成院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
年中無休

【即成院 拝観料金・料金(要確認)】
300円

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【即成院 歴史・簡単概要】
即成院(そくじょういん)は寺伝によると平安時代(794年~1185年)中期の992年(正暦3年)に天台宗(てんだいしゅう)の僧である恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が伏見桃山に創建した光明院(こうみょういん)が起源とも言われています。また即成院は寛治年間(1087年~1094年)に太政大臣・藤原頼通(ふじわらのよりみち)の次男・橘俊綱(たちばなのとしつな)が伏見山の山荘に阿弥陀如来(あみだにょらい)像・二十五菩薩(にじゅうごぼさつ)像を安置し、即成就院(そくじょうじゅいん)・伏見寺(ふしみでら)と言われたのが起源とも言われています。平安時代末期に鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(みなもとのよりとも)の弟・源義経(みなもとのよしつね)軍に従軍した武将・那須与一(なすのよいち)が出陣の途中で病気になり、即成院で平癒を祈願しました。那須与一は武勲を挙げたことを忘れず、その後剃髪して入信しました。鎌倉時代(1185年~1333年)後期に第77代・後白河天皇(しらかわてんのう)の第6皇女・宣陽門院(せんようもんいん)が中興したと言われています。室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、荒廃したと言われています。桃山時代(1583年~1603年)の1594年(文禄3年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が伏見城(ふしみじょう)を築城した際に大亀谷(伏見区深草大亀谷)に移されました。江戸時代(1603年~1868年)に二十五菩薩像の内、15体が造仏されたと言われています。明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で一時廃寺になり、仏像は泉涌寺(せんにゅうじ)に引き取られました。1887年(明治20年)に泉涌寺大門付近に仮堂が建てられて再興し、1899年(明治32年)に泉涌寺の塔頭(たちゅう)・法安寺(ほうあんじ)と合寺し、1902年(明治35年)に現在の場所に移り、1941年(昭和16年)に寺号が法安寺から即成院に改められました。
即成院は真言宗泉涌寺派総本山・泉涌寺の塔頭です。
*参考・・・即成院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【即成院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
即成院の見どころは10月第3日曜に行われる二十五菩薩お練り供養です。二十五菩薩像の内、10体が当初のもので、残り15体は江戸時代に造られたそうです。

重要文化財・・・木造阿弥陀如来及び二十五菩薩像
泉涌寺見どころ(仏殿・開山堂など)

【即成院 行事・イベント(要確認)】
●二十五菩薩お練り供養法会は例年10月の第3日曜に行われています。二十五菩薩お練り供養法会では極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂に特設された高さ約2メートル・長さ約50メートルの橋の上をお稚児さん・二十五菩薩の信者・山伏などが練り歩きます。
即成院二十五菩薩お練り供養法会

【即成院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-3443

【即成院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
泉涌寺泉山七福神巡り

【即成院 おすすめ散策ルート】
即成院からのおすすめ散策ルートは北側にあるJRの線路を越え、三十三間堂に向かうルートです。20分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら三十三間堂まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお即成院周辺には泉涌寺以外にも戒光院・京都・東福寺・龍吟庵・芬陀院(雪舟寺)・天得院・退耕院などもあり、それらを散策してから三十三間堂に向かってもいいかもしれません。

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