杉本家住宅(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)
杉本家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介。 杉本家住宅が面する綾小路通には山鉾巡行(前祭)で巡行する伯牙山(はくがやま)が組み立てられ、杉本家住宅は伯牙山のお飾り場になります。ちなみに綾小路通には伯牙山以外にも伯牙山と同じ舁山である綾傘鉾(あやがさほこ)・芦刈山(あしかりやま)も立ち並びます。
【杉本家住宅 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ
【杉本家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
一般公開(予約不要)
特別公開(予約不要)・・・ひな飾り展(3月)・端午の節句展(5月)・祇園会屏風飾り展(7月)
解説見学コース(定員制・要予約)
【杉本家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
一般公開
大人1,000円~1,500円、高校生以下800円
【杉本家住宅 歴史(簡単概要)】
杉本家住宅(すぎもとけじゅうたく)は1864年(元治元年)の禁門の変(きんもんのへん・蛤御門の変(はまぐりごもんのへん))に伴う元治の大火(げんじのたいか・どんどん焼け)で焼失し、棟札によると1870年(明治3年)4月23日に現在の主屋が上棟されました。第6代当主・杉本新左衛門為賢が菱屋利三郎と近江屋五良右衛門を棟梁として建てました。ちなみに杉本家は江戸時代中期の1743年(寛保3年)に呉服商・奈良屋を烏丸四条上る笋町に創業し、1764年(明和元年)に現在の場所に移りました。杉本家は京呉服を仕入れ、千葉県を中心とした関東地方で販売する他国店持京商人として繁栄し、昭和初期に呉服商から百貨店へ業態を発展させました。杉本家住宅は綾小路通に面する間口約30メートル・奥行約52メートルの間口が狭いうなぎの寝床(ねどこ)の敷地に建てられ、主屋(大座敷・仏間・台所)・大蔵・隅蔵・中蔵から構成されています。主屋は表側の店舗部と裏手の居室部を玄関で結ぶ表屋造(おもてやづくり)で、主屋の後方にいずれも2階建てで、1822年(文政5年)以前に建てられたとも言われる大蔵・隅蔵・中蔵が鍵型に立ち並んでいます。杉本家住宅には明治時代から昭和初期に掛けて整えられた茶室などもあります。庭園は大正時代に完成したとも言われています。庭園は洗い庭・通り庭・座敷庭・仏間庭・露地から構成されています。座敷庭には飛石・手水鉢・灯籠などが限られた敷地に配置され、仏間庭は草木を配さず、円礫を敷いています。なお杉本家住宅は建物が国の重要文化財に指定され、庭園(杉本氏庭園)が国の名勝に指定されています。
*参考・・・杉本家住宅(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【杉本家住宅 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
杉本家住宅の見どころは祇園祭期間中に行われる特別公開・祇園会屏風飾り展(予約不要)です。また国の名勝に指定されている庭園も見どころです。
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【杉本家住宅 連絡先】
電話番号・・・075-344-5724(奈良屋記念杉本家保存会)
【杉本家住宅 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【杉本家住宅 おすすめ散策ルート】
杉本家住宅からのおすすめ散策ルートは東側の大原神社に向かうルートです。数分ほど散策すると大原神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。ちなみに大原神社は祇園祭期間中に綾傘鉾の会所となります。なお北側の四条通を東に向かい八坂神社まで散策するのもいいかもしれません。