下鴨神社糺能2025年5月(葵祭後儀)

下鴨神社糺能

下鴨神社糺能(日程・時間・・・)を紹介しています。糺能は例年5月に行われています。糺能は1464年(寛正5年)に室町幕府8代将軍・足利義政らの前で行われた糺河原勧進猿楽を再興させたのが起源です。その後2019年(令和元年)の御大典を記念し、糺能と名称を改め、葵祭の後儀として毎年行われるようになりました。(詳細下記参照)

★葵祭2025の最新情報

【下鴨神社糺能2025 日程時間(要確認)】

下鴨神社糺能2025は2025年(令和7年)5月日(土曜日)18:30~20:00に行われます。17:30開場です。(雨天決行・屋外上演)(現在確認中・要注意)
*参考・・・糺能ホームページ
●葵祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
葵祭2025日程(行事・・・)

【下鴨神社糺能 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市左京区下鴨泉川町59
最寄り駅・バス停・・・下鴨神社前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から下鴨神社は4系統(A2乗り場)、205系統(A2乗り場)
*四条河原町からは4系統、205系統
*河原町丸太町からは4系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約10分)

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【下鴨神社糺能 簡単概要】

下鴨神社糺能(ただすのう)は室町時代中期の1464年(寛正5年)に室町幕府8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)をはじめ、錚々たる大名の前で行われた糺河原勧進猿楽(ただすがわらかんじんさるがく)を2015(平成27年)の第34回式年遷宮(しきねんせんぐう)の際に約550年振りに再興させたのが起源です。その後2019年(令和元年)の御大典を記念し、糺能と名称を改め、葵祭(あおいまつり)の後儀として毎年行われるようになりました。なお糺能は例年5月19日頃に下鴨神社糺能保存会が主催して行っています。
糺能は舞殿(重要文化財)を舞台とした野外能として行われます。2023年(令和5年)は能楽の中で別格に扱われる「翁(おきな)」が演じられます。「翁」は五穀豊穣・延命長寿・子孫繁栄などを祈り、白式尉 (はくしきじょう) の面つけた翁・黒式尉(こくしきじょう)の面つけた三番叟 (さんばそう) ・直面 (ひためん) の千歳 (せんざい) によって演じられます。「翁」は格式の高い別格の演目とされ、正月・祝賀・追善など特別な機会に演じられます。
●能は平安時代に起こった猿楽を起源とし、ストーリー性のある歌舞劇です。能は室町時代に室町幕府3代将軍・足利義満の庇護し、観阿弥・世阿弥父子が大成させました。能は演じる立方・声楽を謡う地謡方・器楽を奏でる囃子方などで構成されています。なお観世流は大和猿楽・結崎座(ゆうざきざ)を起源とし、観阿弥清次(かんあみきよつぐ)が流祖です。観世流の名称は流祖・観阿弥の幼名・観世丸に由来しています。観世流は江戸時代に四座一流の筆頭とされ、現在もシテ方の五流(観世流・金剛流・宝生流・金春流・喜多流)の最大流派です。
●糺河原は賀茂川と高野川が合流する場所で、度々盛大な勧進猿楽が行われていました。「糺河原勧進猿楽図」には勧進猿楽の様子が描かれています。1464年(寛正5年)の糺河原勧進猿楽では世阿弥の甥で、大和猿楽観世座3代目観世大夫・音阿弥とその子・又三郎が演じました。
●舞殿は1628年(寛永5年)頃に建立されました。舞殿は屋根が入母屋造の檜皮葺です。正面・奥行が舞殿は桁行四間・梁間三間です。舞殿(重要文化財)ではえと祈願祭などの神事で奉納行事が行われています。舞殿では葵祭の際に天皇の勅使が紅紙に書かれた御祭文を奏上し、雅楽の一種である東游が奉納されました。
●式年遷宮は「百錬抄・鎌倉時代後期(13世紀末頃)成立」に「鴨社正遷宮也、当社廿年一度・・・定例也」と記され、平安時代後期1036年(長元9年)に第68代・後一条天皇の勅によって確立しました。
下鴨神社見どころ(舞殿・細殿など)

【葵祭 歴史・簡単概要】

葵祭は第29代・欽明天皇の時代(539年~571年)に全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、卜部伊吉若日子に占わせられたところ賀茂大神の祟りであるとした為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭を被り、駆競して、盛大に祭りを行ったことが起源とも言われています。なお葵祭は正式名称を賀茂祭と言うが、賀茂祭は祭儀に関わる人や牛車に至るまで二葉葵を桂の小枝に挿し飾ることから江戸時代以降に葵祭と言われるようになりました。
葵祭歴史年表

【下鴨神社糺能 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
葵祭2025日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)

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