神護寺大師堂特別公開2024年11月1日~7日(日程時間・・・)
神護寺大師堂特別公開
神護寺大師堂特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。大師堂特別公開は例年11月1日~7日に行われています。大師堂特別公開では大師堂(重要文化財)の厨子に安置されている板彫弘法大師像(重要文化財)が特別に公開されます。板彫弘法大師像は1302年(正安4年)に仏師・定喜が土佐国金剛頂寺の空海像を模刻したものと言われています。(詳細下記参照)
【神護寺大師堂特別公開2024 日程時間(要確認)】
神護寺大師堂特別公開2024は2024年(令和6年)11月1日(金曜日)~7日(木曜日)9:00~16:00に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・神護寺ホームページ
【神護寺大師堂特別公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
最寄り駅・バス停・・・山城高雄(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅・四条大宮からは高雄京北線 栂ノ尾・周山行き
西日本JRバス・アクセスダイヤ
【神護寺大師堂特別公開 歴史・簡単概要】
神護寺大師堂特別公開(たいしどうとくべつこうかい)・板彫弘法大師御開帳(いたぼりこうぼうだいしごかいちょう)は例年11月1日~7日まで行われています。
大師堂特別公開では大師堂(重要文化財)の厨子に安置されている板彫弘法大師像(重要文化財)が特別に公開されます。
板彫弘法大師像は神護寺略記によると神護寺に入山して自坊・翫玉院(がんぎょくいん)を造営した第89代・深草天皇の第4皇子・性仁入道親王(しょうにんにゅうどうしんのう・性仁法親王)が1302年(正安4年)に仏師・定喜(じょうき)に土佐国金剛頂寺(こんごうちょうじ)の空海像を模刻させて安置したものと言われています。板彫弘法大師像は日本で珍しい板彫像で、快慶が造仏した地蔵菩薩像のお顔のようなみずみずしい張りがあり、右手に三鈷杵・左手に数珠を持っています。
大師堂は桃山時代(1573年~1614年)に建立されました。大師堂は平安時代初期に真言宗の宗祖である弘法大師・空海の住房でだった納涼房(のうりょうぼう)を復興したものと言われています。大師堂は厨子に板彫弘法大師像を安置しています。なお大師堂は桁行左側面四間・右側面五間・梁間三間で、こけら葺きの入母屋造です。
【神護寺 歴史・簡単概要】
神護寺(じんごじ)は824年(天長元年)に和気清麻呂(わけのきよまろ)の五男・真綱(まつな)と六男・仲世(なかよ)の要請により、いずれも和気氏の私寺であった神願寺と高雄山寺が合寺し、名称を神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)と改めたのが起源です。ちなみに神願寺は781年(天応元年)に和気清麻呂が河内に創建したとも言われているが、その場所は明確ではありません。高雄山寺も同じ頃に創建され、白雲寺・月輪寺・日輪寺・伝法寺とともに愛宕五寺(愛宕五坊)とも言われました。高雄山寺は天台宗の開祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄や真言宗の開祖である弘法大師・空海を相次いで招き、その後一切を空海に付嘱し、真言宗の寺院になりました。その後994年(正暦5年)と1149年(久安5年)に火災に見舞われ、鳥羽法皇の怒りに触れて全山壊滅状態になったとも言われています。
神護寺は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・神護寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【神護寺大師堂特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
神護寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報